犯罪エピソード① ~スパイウェア・ウィルスに関わる犯罪事例~
偽メール等から偽のウェブサイトに誘導し、知らないうちにスパイウェアやウィルスの入ったソフトウェアがインストールされてしまうことがあります。
パソコンやクラウド上に保存していた個人情報(ユーザーIDやパスワード等)を何者かが不正に取得して、本人になりすまして不正にインターネットバンキングにアクセス。しかし、ワンタイムパスワードサービス(トークン)を申込んでいたため、実際に送金されることはなく、口座からの不正送金は発生しなかった。
自分でできる対策
POINT 1不審なメールや、パソコンのウィルスにご注意
- 不審なEメールは開かず、削除する。
- 安易に無料ソフトウェアをインストールしない。
- ブラウザやOSのバージョン、セキュリティ対策ソフトのウィルス定義ファイルは常に最新のものにアップデートする。
- 定期的にパソコンのウィルスチェックを行う。
- パソコンやクラウドに暗証番号等を保存しない。
- 無料Wi-Fiスポット利用時には注意を払う。
POINT 2不安を感じたら確認する
- 定期的に、口座の取引履歴を確認する。
- プレスティア オンライン ヘルプデスクへ連絡して、ご利用を停止する。
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犯罪エピソード② ~フィッシング詐欺に関わる犯罪事例~
銀行が不用意にIDやパスワードの入力を促すメールをお客さまに送ることはありません。
メールアドレスに「登録パスワードの変更が完了しました SMBC信託銀行」というメールが届いた。メールの本文にはURLをクリックして登録内容を確認するよう記載されており、クリックしたところ、銀行のホームページの偽サイトに遷移。ユーザーIDやパスワード、店番号や口座番号を入力し、確認ボタンをクリックしたが、その後には何も表示されなかった。
しばらくしてからユーザーIDとパスワードが盗まれて不正アクセスされていたことがわかったが、ワンタイムパスワードサービス(トークン)を申込んでいたため、口座からの不正送金にあわずに済んだ。
※ フィッシングメールの例
From: SMBC信託銀行 - SMBC Trust Bank <info@smbctb.co.jp>
※ 当社のメールアドレスになりすましているケースがありました。
Date: 2020年XX月XX日(X) XX:XX
Subject: 【重要】アカウントを確認してください、アクセスを失わないように。
本文:三井住友銀行のセキュリティシステムでは、Vpassと銀行データを検証できません。
アカウントを再確認してください。そうしないと、顧客のセキュリティ上の理由により、
システムが自動的にアカウントをロックします。
データを正しく入力して、銀行情報の確認でシステムがエラーを起こさないようにします。
以下のリンクをクリックして修正してください
私のアカウントを修正
※ 当社のWEBサービスのリンクではありません。
配信元:株式会社SMBC信託銀行
自分でできる対策
POINT 1不審なメールやウェブサイトに注意
- 疑わしいEメールを開いたり、不審なウェブサイトにアクセスしない。
- SMBC信託銀行のウェブサイトにアクセスしているか確認する。※https://www.smbctb.co.jp 直接入力
-
ブラウザ上に南京錠があることを確かめる。※インターネットバンキング上の取引で、個人情報の入力が必要なときには、常に暗号化された通信を行います。その場合、画面に南京錠のアイコンが表示されます。発行先のURLの最後が「www.smbctb.co.jp」でない場合、ただちに画面を閉じてください。
POINT 2安易に個人情報、Eメールアドレスを入力しない
- 口座番号や暗証番号など、口座に関する情報を要求してくるEメールには返信しない。
- インターネットバンキング以外でのサインオン、暗証番号変更、個人情報の入力などは行わない。
- Eメールアドレスを、一般のチャットグループや掲示板等に公開しない。
- Eメールアドレスをウェブサイトに入力する場合には、そのサイトの取引規約やプライバシー規約を確認する。
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その他のシーン別犯罪事例
お問合せ
おかしいなと思ったらすぐにご連絡ください!
- 次のような場合には、すぐにご連絡ください。ご依頼にもとづき、迅速に暗証番号の変更、キャッシュカード利用停止、キャッシュカードの再発行などを行います。
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- 口座番号、暗証番号(国内キャッシュカード用暗証番号、デビット用暗証番号、電話取引用暗証番号)、GLOBAL PASSの16桁のカード番号などの個人情報が盗まれた場合
- キャッシュカードおよびキャッシュカード情報の紛失・盗難にあった場合
- プレスティア アラートサービスによるメール受信やご利用明細の確認等により、身に覚えのない取引に気付かれた場合