犯罪エピソード① ~不審な「キャッシュカード読取機」には注意~

ATMが複数台あるにも関わらず、利用できるATMが極めて少ない場合や、空港・駅・バスターミナル・ショッピングモールなどでの利用にはご注意ください。

犯人がスキマーと呼ばれるキャッシュカード読取機を1台のATMに設置、他のATMを故障にみせかけてスキマーを仕掛けたATMへ誘導し使わせる手口。深夜・早朝も人の出入りがあるため、犯人が人気のない時間帯にスキマー設置のためにATMに細工をしても怪しまれることが少ない。
海外の有名な観光地で口座から出金をしようとATM利用を試みたが、はじめに利用したATMでは暗証番号入力後にエラーメッセージが出て出金できず、隣のATMで操作すると出金することができた。旅行から帰国してしばらくすると海外での出金を知らせるアラートメールが届き、キャッシュカードが偽造されてしまったことがわかった。すぐにアラートメールに記載されていた電話番号に連絡して取引を停止してもらったので被害は出金1回のみに抑えられた。

自分でできる対策

POINT 1利用できないATMがある場合に注意
  1. キャッシュカード挿入口に不審なものがないか確認する。
  2. キャッシュカードがATMから戻らない時には、すぐに連絡する。
  3. 暗証番号入力時は手をかざすなどして見られないようにしましょう。
POINT 2渡航先から帰国したら確認する
  1. 暗証番号の変更、および残高・利用明細の確認を速やかに行う。
  2. 不正利用を見逃さないために、キャッシュカードの利用をメールで受けとれる「プレスティア アラートサービス」を利用する。
  3. 万が一キャッシュカードが偽造されても海外では出金できないように、「リミットコントロール」を利用して、海外での出金限度額を0円に変更する。

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犯罪エピソード② ~親切を装って、ATM操作時に近寄ってくる不審者に注意~

ATMコーナーで話しかけてくる人はほぼ犯人グループの一員の可能性があります。

慣れない海外でのATM操作。安全を考えて銀行支店内のATMを利用するが、ディスプレイには現地の言語が表示されよくわからない。すると、後ろに並んでいた優しそうな人が手助けを買ってでてくれた。無事に口座から出金することができ、感謝し別れた。その後、食事をして支払いのために財布をあけるとキャッシュカードが入っていないことに気づく。慌てて電話センターへ連絡すると口座からの不正出金が発覚。だが、1日の出金限度額を少なめに設定していたため、自分が口座から受け取った額以降の出金は1度しか成立しておらず、被害額は少額で済んだ。

自分でできる対策

POINT 1ATMで知らない人に話しかけられたら要注意
  1. キャッシュカードから目を離さない、手元から離さない。
  2. 暗証番号は絶対に他人には教えない。
    警察官や銀行員が暗証番号を聞くことは、絶対にありません。
POINT 2渡航先から帰国したら確認する
  1. 不正利用を見逃さないために、キャッシュカードの利用をメールで受けとれる「プレスティア アラートサービス」を利用する。
  2. 被害を最小限にするために、キャッシュカードの利用限度額を変更できる、「リミットコントロール」を利用する。
  3. 万が一キャッシュカードが偽造されても海外では出金できないように、「リミットコントロール」を利用して、海外での出金限度額を0円に変更する。

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犯罪エピソード③ ~取引終了ボタンの押し忘れに注意~

背後から暗証番号を盗み見て取引を継続、口座から出金する「ショルダーサーフィン」と呼ばれる手口があります。

海外では安全を考慮し、銀行の営業時間内に支店内にあるATMを利用。取引操作は問題なく、無事に口座から出金することができた。現金とキャッシュカードを財布に保管していると、後ろに人が並んでいる気配を感じたため、そそくさとATMを後にした。食事やショッピングで現金が足りなくなり、再び出金を試みるが、残高不足で口座から出金ができない。不審に思い電話センターへ連絡、自分が現金を受領した後にも出金の事実があることがわかった。現金が出てきた安堵とキャッシュカードを取り忘れないように気を取られていたこと、順番待ちの人がいて焦ったことなどから、ATM画面の『取引終了ボタン』を押さなかったことが原因で被害にあってしまった。旅行で使う予定以外の預金はキャッシュカードでは引出せない口座へ移していたため、被害金額は少額であった。

自分でできる対策

POINTATM操作時には注意
  1. ATMで引き出しの際、暗証番号の入力画面を見られないようにする。
  2. 海外のATM操作は最後まで確認する。

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その他のシーン別犯罪事例

お問合せ

おかしいなと思ったらすぐにご連絡ください!

次のような場合には、すぐにご連絡ください。ご依頼にもとづき、迅速に暗証番号の変更、キャッシュカード利用停止、キャッシュカードの再発行などを行います。
  • 口座番号、暗証番号(国内キャッシュカード用暗証番号、デビット用暗証番号、電話取引用暗証番号)、GLOBAL PASSの16桁のカード番号などの個人情報が盗まれた場合
  • キャッシュカードおよびキャッシュカード情報の紛失・盗難にあった場合
  • プレスティア アラートサービスによるメール受信やご利用明細の確認等により、身に覚えのない取引に気付かれた場合