相続をお考えの場合、どのような「想い」をお持ちですか

家や土地等の資産を円滑にのこしたい

同居している長男に自宅をのこすつもりですが、
離れて暮らしている他の兄弟たちと、もめたりしないか心配です。

家族がいつまでも円満であるためには?

相続で家族が争うことを“争族”と呼ぶことがあります。「まさかわが家には関係ない」と思われるかもしれませんが、相続に関連した裁判所への申立件数は毎年2万件弱となっています。遺産分割について早めに考えてみてはいかがでしょうか。

遺産分割に関する調停・審判件数の推移

相続をきっかけに家族が争い"争族"となることもあるようです 1985年6,176件 2023年18,066件

出所:最高裁判所「令和5年度司法統計年報(家事事件編)」

納税資金の準備や手続で負担をかけたくない

賃貸物件等を所有していると、金融資産だけの場合に比べて
納税や手続が大変と聞いたけど、うちは大丈夫かな。

資産の多くが不動産であったら?

相続税の課税対象となる財産のうち、不動産の割合は約4割になりますが、すぐには現金化できませんし、分割しづらい場合が多いため、遺産分割のネックとなるケースもあります。納税資金の準備も含めて、相続財産の円満な分への備えが必要です。

相続財産種類別内訳

不動産37.98%(宅地等土地32.49%、家屋等5.49%) 現金・預貯金等34.94% 有価証券等15.63% その他11.45%
  • 上記数値は概算です。また、四捨五入によって、端数が合計と一致しないものがあります。

出所:国税庁「統計年報(令和4年度)」

なるべく子どもたちに負担をかけたくない

相続の際どれくらいの税金がかかるかよくわかりません。
できることなら負担はあまりかけたくないとは思っているのですが。

生命保険等の活用を検討されていますか?

2015年1月に相続税の基礎控除額が引き下げられたことにより、相続税課税対象者の割合が大幅に増加しています。
相続対策として、生命保険等の非課税枠を活用できる財産等、評価上有利な財産にかえていくことも考え方のひとつです。

課税対象となる被相続人の割合

2011年4.2% 2012年4.2% 2013年4.3% 2014年4.4% 2015年8.0% 2016年8.1% 2017年8.3% 2018年8.5% 2019年8.3% 2020年8.8% 2021年9.3% 2022年9.6%

出所:国税庁「令和4年分 相続税の申告事績の概要」 被相続人全体に占める課税対象となる被相続人の割合

生前に財産をわたして家族を応援したい

いずれ子どもたちにわたるお金なので、
今わたす方が喜んでくれるのかな。

2013年35.1人12,247億円 2017年38.5人13,685億円 2022年39.2人16,525億円

生前に財産をわたすには?

財産を引き継ぐ方法には大きく分けて「相続」と「贈与」があります。ご本人がご健在のうちに、お子さま等にお金が必要な場合や、ご本人が生前贈与の非課税枠を利用したい場合等には、生前贈与を活用するのも考え方のひとつです(ただし、遺留分の考慮が必要です)。

課税状況の累年比較(暦年課税分)

出所:国税庁「統計年報(令和4年度)」

人生100年時代に向けて、「想い」をカタチにしておくことも大切です

今、わたしたちは「人生100年時代」に向けて、豊かで健やかな長寿を迎えるために、しっかりとした備えをしておくとともに、元気なうちに、「想い」をカタチにしておくことも大切です。

「人生100年時代」に向けて、長寿化は進んでいます

この60年あまりで、平均寿命は15年以上延び、100歳以上の人口も9万人まで増えています。長寿化は今後も進むことが予想され、人生を長期間楽しく生きるための準備を早いうちにはじめておきたいものです。

平均寿命と100歳以上の人口推移

1960年男性平均寿命65.32歳 女性平均寿命70.19歳 2022年男性平均寿命81.05歳 女性平均寿命87.09歳

2022年まで:平均寿命は厚生労働省「令和4年簡易生命表」
100歳以上の人口は国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2024)」*1963年の100歳以上の人口(100歳以上の人口は1963年以降公表のため)
2023年以降:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」

認知症になる方の増加が予想されています

長寿化にともない、認知症になる方の増加が予想されており、軽度認知障害を含めた人数は現状の約1,000万人からさらに増え続け、2050年には1,200万人を超えるといわれています。認知症は特別なものではなく、年齢とともに、誰にでも起こりえるものとして向き合うことで、正しい知識と理解が深まり、ご家族が笑顔で見守ることができるのではないでしょうか。

65歳以上の認知症患者の推定者数と推定有病率

65歳以上の認知症患者の推定者数と推定有病率の図

内閣府「令和6年版高齢社会白書(全体版)」より「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」2030年以降は予想値

財産管理はご家族に委ねるという方が多いようです

認知症をはじめ、加齢にともなう財産の管理や活用への不安が生じた場合、自分で管理するより、子や親族、配偶者といったご家族に財産管理を委ねるという方が多いようです。
大切なご資産を「のこす」「引き継ぐ」カタチを準備しておくことも大切ではないでしょうか。

財産管理への対応

自分で管理5.9% 家族に委ねる (計)75.4%(配偶者に委ねる33.7% 子や親族に委ねる41.7%) 成年後見人・弁護士等2.2% その他0.6% 財産はない8.7% わからない7.3%
  • 上記数値は概算です。また、四捨五入によって、端数が合計と一致しないものがあります。

出所:内閣府「平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果」

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相続税・贈与税・保険・海外資産など、今こそ知っておきたい知識をご紹介します。

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