パリの治安は?旅行前に知っておきたい危険エリアや犯罪・防犯対策を解説
楽しみにしていたパリ旅行だからこそ、心地よく、そして安全に過ごしたいもの。
被害に遭わないためのポイントを知っておくだけで、旅の安心感は大きく変わります。
この記事では、パリの危険エリアやスリ対策など、旅行前に知っておきたい治安情報をわかりやすく整理しました。
パリ旅行の計画に、是非お役立てください。
※本記事に記載の内容は、2026年7月現在の情報に基づくものです。
[パリ滞在時の緊急連絡先一覧]
| トラブル | 連絡先 |
|---|---|
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在フランス日本国大使館 |
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火事 |
消防 |
|
怪我など |
救急車 |
パリの治安は悪い?渡航前に知っておきたい治安事情
治安が気になる方も多いかもしれませんが、パリには、家族連れや年配の方をはじめ、さまざまな観光客が訪れています。
基本的な防犯対策さえ心がければ、安心して旅行を楽しめるのが観光都市・パリの魅力でしょう。
パリ市やフランス当局も安全確保に取り組んでおり、駅や主要観光地では、警備員や警察官を見かけることが多々あります。
ただし、観光客を狙ったスリや置き引きが多いのも事実です。
大きなスーツケースを引きながら、慣れない街でスマートフォン片手に地図を見て歩いていれば、どうしても隙が生まれます。
現地の人々に比べて多くの現金を持っている可能性が高いことも、狙われやすい理由のひとつと考えられます。
ここでは、被害が比較的多いエリアの一部や、そのエリアで見られるスリの手口を紹介します。
大切なのは、日本と同じ感覚で行動しないことです。
フードコートや電車内で荷物を置いたまま席を立っても物がなくなることの少ない日本は、世界的に見ればとても珍しい国です。
そのことをしっかり意識して、自分の持ち物から目を離さず、荷物は肌身離さず管理することを忘れないようにしましょう。
【体験談】パリで生活するうえで特に気を付けていること
在住歴20年以上の筆者が、パリで生活するうえで特に気を付けているポイントは、次の4つです。
- 1. 荷物は体の後ろ側に回さない
- 2. ポケットに貴重品を入れない
- 3. シャルル・ド・ゴール空港からのRER B線はなるべく利用しない
- 4. 電車内など、荷物置き場に荷物を置きっぱなしにしない
以下では、それぞれについて詳しく説明します。
1. 荷物は体の後ろ側に回さない
リュックサックや斜めがけバッグを、地下鉄の車内でついつい背中側に回してしまうことはないでしょうか。
後ろに回ったバッグのファスナーはスリに狙われやすいので、貴重品などを入れないように気を付けましょう。
ハンドバッグなどについても同様のことがいえますが、口がきちんと閉まる深めのタイプのものを選び、しっかり体の前に抱えて持つのがおすすめです。
2. ポケットに貴重品を入れない
ポケットはスリの標的になりやすいので、注意が必要です。
コートやジャケットのポケットは、手を入れられても気付きにくく、スリ被害に遭いやすいといわれています。
このため、この手口を繰り返す常習犯もいるようです。
パリのラッシュアワーは平日の朝8時半〜9時半ごろですが、この時間帯に観光地を通過するメトロ1番線などは、とりわけ警戒が必要です。
3. シャルル・ド・ゴール空港からのRER B線はなるべく利用しない
この路線は、盗難リスクが非常に高いことで知られています。
全財産が入った手荷物やスーツケースを盗まれてしまっては、せっかくの旅が台無しです。
長時間のフライトで疲れ切った状態であることも少なくないでしょうから、節約よりも安全を優先して、極力Uberやタクシー、空港リムジンバスを利用し、窃盗被害を避けるようにしたほうが賢明でしょう。
ちなみにシャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へタクシーで移動する場合、右岸(セーヌ川より北側)までなら56ユーロ、左岸(セーヌ川より南側)までなら65ユーロの定額料金で利用できます(4人以下の場合。5人以上は追加料金がかかることがあります。)
また、最近はUberの料金も手頃になりました。
4. 電車内など、荷物置き場に荷物を置きっぱなしにしない
荷物を置く際は、できるだけ自分のそばに置き、手を添えたままにする、あるいは脚の間に挟んでおくなど、常に触れている状態を保ちましょう。
長距離の移動でスーツケースなどの置き場が決まっている場合は、発車するまで荷物の前で見張っておくくらいの用心があってもよいかもしれません。
また、レストランやカフェのテラス席では、通りに面した椅子の背もたれなどにバッグをかけっぱなしにしたりせず、膝の上か足元に置くのが安心です。
道路のすぐそばのテーブルは、できるだけ避けた方が安全でしょう。
パリで注意したい犯罪・トラブル事例
特に注意したい犯罪やトラブルは、以下の通りです。
- ● スリ・置き引き
- ● ミサンガ詐欺・署名詐欺
- ● 夜間トラブル
- ● ひったくり
- ● 強盗
憧れのパリ旅行を安心して楽しむために、事前の備えは欠かせません。
ここでは、旅行者が遭遇しやすい犯罪・トラブルの事例と、その対策をご紹介します。
スリ・置き引き
パリで非常に多いトラブルが、スリと置き引きです。
なかでもメトロの利用時は、特に注意が必要です。
よくあるのは、チケットの購入時にどこに財布をしまうか確認され、後ろからバッグなどに手を入れられて財布を盗まれてしまうというパターンです。
被害を防ぐためにも、改札口を通る際などにはバッグを体の前で抱えるようにしましょう。
ミサンガ詐欺・署名詐欺
観光地やカフェのテラスで、「英語を話せますか?」と声をかけ、署名活動を装って書類などを差し出してくるグループがいたら、注意しましょう。
書類で死角をつくり、その陰でハンドバッグなどから財布を抜き取るのが常套手段です。
テーブルの上にスマホを置くのも避けてください。
このほか、腕にミサンガを巻こうとし、その間に仲間が寄ってくるというパターンもあるようです。
夜間トラブル
夜中、観光客の気が緩んでいるところを見計らって、ポケットなどからスマホや財布を抜き取るスリがいると聞きます。
パリでの夜間の一人歩きは、スリやひったくりなどのリスクが急増するため非常に危険です。
特に深夜の外出は控え、移動の際は安全が確保された交通手段を利用するようにしましょう。
ひったくり
最も多いのが、手に持ったスマホを奪われるパターンです。
パリでは、スマホに紐やストラップをつけて指を通すなど、とっさにひったくられることがないように対策をしている人も多く見られます。
また、車道付近や赤信号での停車中に、バイクに二人乗りして近づき、ショルダーバッグを狙ってきたり、高価なネックレスを首から引きちぎったりするケースもあるそうです。
このため、一目で高価とわかる宝石類は身につけないほうがよいでしょう。
また、タクシーから降りる際に財布を手に持ったままの人も多いですが、それを狙う常習犯もいます。
焦らず、財布をバッグなどにしまってから、車を降りましょう。
強盗
日中に刃物を持った強盗に遭うようなことは滅多にありませんが、夜間の一人歩きには危険が伴います。
メトロが終わる深夜1時以降は、特に気を付けましょう。
空き巣はアパートが狙われることが多いようですが、ホテルでも油断は禁物です。
窓から侵入されるおそれがあるため、決して窓を開けたままにしないようにしましょう。
また、オートロックだと思い込み、施錠せずに出かけて被害に遭うケースもあるため、戸締りは忘れないようにしましょう。
パリで注意すべき危険エリア
旅をより安全に楽しむためには、立ち寄る場所の特徴を知っておくことも大切です。
ここでは、観光客が特に注意したいエリアと、その理由や防犯のポイントをわかりやすくご紹介します。
10区
10区[MAP]では、近年は以前ほど危険を感じることが少なくなりましたが、夜間の北駅・東駅周辺は人の出入りが多く、周囲への注意が必要です。
特に東駅からストラスブール・サンドニ駅にかけては、時間帯や通る道によって雰囲気が変わるため、夜間の一人歩きや人通りの少ない道は避けると安心です。
18区
高台の観光スポットとして知られるモンマルトルの丘がある18区[MAP]では、旅行者を狙った犯罪が少なからず発生しています。
特に、丘の東側のバルベス・ロシュショアール駅(Barbès-Rochechouart)[MAP]からマルクス・ドルモワ駅(Marx Dormoy)[MAP]周辺は、宿泊先に選ぶのは避けたほうがよいでしょう。
19区
パリの北東に位置する19区[MAP]は、多国籍で活気あふれるエリアです。
その一方で、観光客を狙ったスリや物売りも多く、夜間は人通りが少なくなるため、一人歩きはおすすめできません。
20区
20区[MAP]は、近年は住宅地として落ち着きを見せているものの、高速道路の近くは今なお雑多な印象があります。
ポルト・ド・モントレイユ(Porte de Montreuil)[MAP]で開かれる蚤の市は、昔に比べてアンティークが減り、粗悪な安物が目立つようになりました。
治安もあまり良くないので、立ち寄るのは避けたほうが無難でしょう。
パリ観光を安全に過ごすためのおすすめの過ごし方・防犯対策
歴史ある街並みや芸術、美食を心ゆくまで楽しむためには、安全への備えも旅の大切な準備です。
パリで安心して過ごすために知っておきたい防犯対策と行動のポイントをご紹介します。
最新の安全情報を確認する
外務省では、海外の安全の最新情報を常に公開しています。
こちらのサイトから各国の最新情報を確認して、万が一のテロや悪天候、政治情勢不安など、さまざまな観点から危険がないかチェックしておきましょう。
ご参考:
外務省「フランス 危険・スポット・広域情報」
「たびレジ」の登録をする
「たびレジ」とは、外務省から海外の安全情報を日本語で受信できるサービスです。
出発前にパリの安全情報を確認しつつ、滞在中も最新情報を得られます。
現地で事件・事故に巻き込まれても素早く支援を受けられるため、登録を済ませておくと安心です。
ご参考:
外務省「たびレジ」
在フランス日本国大使館の「安全の手引き」を確認する
在フランス日本国大使館のホームページでは、フランス国内の安全にかかわる情報の確認ができます。
旅行準備に欠かせない情報も豊富に掲載されていますので、ぜひ、出発前にご一読ください。
ご参考:
在フランス日本国大使館「フランスの安全情報」「安全の手引き」「海外安全対策情報」
また、万が一、パスポートを盗まれた時には、凱旋門から徒歩圏内にある在フランス日本国大使館へ相談に行くことをおすすめします。
バッグの持ち方・服装・貴重品の持ち方を工夫する
パリでは、小さめの斜めがけバッグを体の前で持つなど、貴重品を狙われにくくする工夫が大切です。
高価なハンドバッグを持って地下鉄を利用するのは控え、また、買物の直後とわかるブランドの紙袋は、エコバッグなどに入れ替えて持ち歩くと安心です。
せっかくの機会なので、おしゃれを楽しみながら街を歩きたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、パリでは日中、カジュアルな服装で過ごす人が多く、現地の人でも高級品を身につけて地下鉄に乗ることはあまりありません。
特別なディナーなどで高級品を身につける場合は、外出前に一度ホテルへ戻って着替え、タクシーや配車サービスを利用して目的地へ直接向かうなど、安全面にも配慮して行動することをおすすめします。
地下鉄・観光地では周囲への注意を意識する
観光地では記念写真を撮る機会も多いですが、撮影に夢中になっていると、周囲への注意が薄れがちです。
背後から近づいてくる人物や、不自然に距離を詰めてくる集団には十分注意してください。
地下鉄でも、複数人で観光客を囲むように立ち、1人が小銭を落とすなどして注意を引いている間に、別の仲間が財布やスマートフォンを抜き取るといった手口があるといわれています。
扉付近は乗り降りの人で混雑しやすく、スリに狙われやすい場所でもあるため、なるべく車両の奥へ進んで座るようにしましょう。
また、観光スポットのチケット売り場や券売機では、暗証番号やカード番号を周囲から見られないよう注意が必要です。
支払い時は手元を隠す、カードを出したままにしない、財布はすぐにバッグへしまうなど、基本的な対策を意識しましょう。
話しかけられても不用意に応じない
街中で「英語は話せますか?」と声をかけられたり、道を尋ねられたりすることがありますが、その後に金銭を求められたり、寄付や物品の購入を迫られたりするケースもあります。
不審に感じた場合は、立ち止まって話を聞いたりせず、そのまま通り過ぎるのが安全です。
特に観光地や駅周辺では、親切心につけ込まれることもあるため、声をかけられても安易に応じず、必要に応じて「No, thank you.」と短く断って立ち去りましょう。
多額の現金を持ち歩かない
パリでは、必要以上に多額の現金を持ち歩かないようにしましょう。
パリはキャッシュレス決済が広く普及しているため、多くの支払いシーンはカード払いで対応できます。
パリ在住の筆者の財布には20ユーロ程度しか入っていないことが多いですが、それで不便を感じる場面はほとんどありません。
例えばレストランで友人と食事をする場合でも、1人ずつカードで支払えることが多く、現金が必要になるシチュエーションは限られています。
現金が必要になるのは、カフェでコーヒーを1杯注文するとき、有料トイレを利用するとき、ホテルのポーターや高級レストランでチップを渡したいとき、蚤の市やフリーマーケットで買物をするときなど、ごく一部のケースです。
ちなみに、そもそもフランスでは一般的に料金にサービス料が含まれているため無理にチップを渡す必要はありませんが、レストランなどでカード決済をする際、チップを追加して支払うことができる場合もあります。
なお、現金を持ち歩く場合も、1カ所にまとめて入れるのではなく、財布とバッグの内ポケットなどに分けておくと安心です。
また、支払い時に財布の中の現金が周囲から見えないようにするなど、日頃から狙われにくい持ち方を意識しましょう。
パリを安全に楽しむにはGLOBAL PASS(グローバルパス)がおすすめ
パリを含むフランスの多くの都市では、キャッシュレス決済が広く利用されているため、訪れる際は国際ブランドのデビットカードやクレジットカードがあると便利です。
VisaやMastercardは筆者の経験上、ほとんどの場所で使用できます。
一方で、屋台や露店のような小規模な店舗でお買物する際にはユーロの現金での支払いが必要になるケースもあるため、キャッシュレス決済と現金での支払いの両方に対応できるようにしておくと安心です。
そこでおすすめしたいのが、SMBC信託銀行プレスティア[公式サイト]のGLOBAL PASS(グローバルパス)[商品説明ページ]です。
GLOBAL PASSはいわゆる国際型キャッシュカードで、その利便性からにわかに人気が広がり、累計発行枚数は40万枚を突破しています。(*1)
GLOBAL PASSの一番の魅力は、ご自身の外貨預金(*2)をそのまま海外での支払いに充てることができる仕組みを有している点です。
ユーロを含む世界の17通貨の外貨預金を、現地での支払いにそのまま使うことができます。
ちなみに対象の17通貨を購入する際の為替手数料は、SMBC信託銀行プレスティアの「為替手数料無料プログラム」の適用により、いつでも無料です。(*3)
関連記事:
外貨のことならSMBC信託銀行プレスティア!手数料無料で17通貨を購入する方法を解説!
GLOBAL PASSはデビット機能を備えておりタッチ決済にも対応していることから、フランスでのお買物やお食事などの際の支払いもスムーズに済ませられます。
また、ユーロの現金が必要になった場合には、VisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すこともできます。
しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*4)
このほか、アラートサービスに登録しておけば利用の都度Eメールで通知があるので、渡航先でのお金の管理がしやすいほか、不正利用があった場合に気が付きやすくなるといった効果も期待できます。
フランスへ渡航するご予定のある方は、是非この機会にSMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
[ご参考:あんしんの各種サービス]
[ご参考:SMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨]
ユーロ、英ポンド、スイスフラン、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ、米ドル、カナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、シンガポールドル、香港ドル、オフショア中国人民元(*5)、タイバーツ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ
(*1)2026年7月現在
(*2)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。
(*3)「為替手数料無料プログラム」の適用条件についてはこちらをご参照ください。
(*4)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。
(*5)SMBC信託銀行プレスティアの取り扱いはオフショア中国人民元のみとなります。中国国内での利用の場合、オフショア人民元普通預金から決済可能です。
GLOBAL PASS(グローバルパス)を紛失・盗難した場合の利用停止方法
紛失・盗難の際は、ただちにキャッシュカード紛失・盗難専用 緊急ダイヤルまでご連絡ください。
なお、Visaデビット・iD機能はGLOBAL PASS会員Webサイトから即座に停止できます。
| GLOBAL PASS 紛失・盗難専用緊急ダイヤル(海外) | +81-46-401-2126(有料/24時間365日) |
| GLOBAL PASS 紛失・盗難専用緊急ダイヤル(国内) | 046-401-2126(有料/24時間365日) |
| GLOBAL PASS会員Webサイト | http://vpass.jp/globalpass/ |
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是非参考にしてください。
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海外渡航お役立ち情報記事
パリの治安に関するよくある質問
ここでは、パリの治安に関するよくある質問に回答します。
- ● 最近のパリの治安はどうですか?
- ● 「治安が悪いエリア」と「比較的安全なエリア」の特徴はありますか?
- ● 万が一、トラブル(盗難など)に遭ってしまったらどうすればいいですか?
最近のパリの治安はどうですか?
パリは世界中から多くの観光客が訪れる都市であり、主要な観光地や駅、イベント会場などでは警備体制も整えられています。
そのため、基本的な防犯対策をしていれば、旅行を楽しむことは十分に可能です。
一方で、観光客を狙ったスリや置き引きなどの被害は引き続き報告されています。
在フランス日本国大使館の海外安全対策情報でも、2026年1月から3月にかけて、地下鉄や観光地を中心に日本人のスリ・置き引き被害が報告されています。(*6)
また、パリではデモやイベントが行われることも多く、状況によっては一部の参加者や便乗者による破壊行為などが発生する場合もあります。
街中で大規模なデモ行進などに遭遇した場合は、むやみに近づいたり写真を撮ったりせず、速やかにその場を離れるようにしましょう。
(*6)在フランス日本国大使館「海外安全対策情報」
「治安が悪いエリア」と「比較的安全なエリア」の特徴はありますか?
エッフェル塔、ルーブル美術館、シャンゼリゼ通り、オペラ座周辺など、観光客が多く集まる場所ほどスリや置き引きに注意が必要です。
人混みの中では、バッグを体の前で持つ、スマートフォンや財布を出したままにしないなど、基本的な対策を徹底しましょう。
また、観光地以外でも、路上での呼び込みや物売り、不自然に近づいてくる人が多い場所では注意が必要です。
声をかけられても立ち止まらず、必要以上に会話を続けないようにしましょう。
一方で、ショッピングエリアや主要な観光施設では、警備員が配置されていたり、監視カメラや警報設備が整えられていたりする場所も多くあります。
ただし、買物中の荷物やブランド品の紙袋は狙われやすいため、店内や出入口付近でも油断しないことが大切です。
万が一、トラブル(盗難など)に遭ってしまったらどうすればいいですか?
万が一、パスポートや財布、スマートフォンなどを盗まれてしまった場合は、まずは最寄りの警察署に行き、盗難届を提出しましょう。
このうち、パスポートを盗まれた場合は、警察への届け出後、在フランス日本国大使館[公式サイト]にも連絡し、帰国のための渡航書や新しいパスポートの手続きについて確認しましょう。
また、パリ市内の各区にある中央警察署は、いずれも24時間365日体制で被害者の受付や支援を行っています。
パリ警視庁では、外国人被害者支援システム「SAVE」を導入しており、複数の言語での被害届作成をサポートしています。
SAVEの事前申告フォーム[公式サイト]は日本語を含む30言語に対応しており、手続き後に自国の大使館などで必要な手続きを進めやすくなります。
このほか、緊急性があるケースについては、フランスの緊急通報番号である「17(警察)」または「112(欧州共通緊急番号)」に連絡しましょう。
緊急ではない問い合わせの場合は、パリ警視庁の代表番号「3430」を利用できます。「3430」のサービス料は無料で、通話料金はローカル通話相当とされています。
ご参考:
パリ警視庁「パリを安全に観光するために(日本語)」「Touristes」
在フランス日本国大使館「フランスの安全情報」「安全の手引き」「海外安全対策情報」


