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燃油サーチャージとは?金額が決まる仕組みや直近のチャージ料を紹介

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燃油サーチャージとは?金額が決まる仕組みや直近のチャージ料を紹介

航空券を予約する場合、基本運賃に「燃油サーチャージ」という費用が追加されるのが一般的です。

ただ、「燃油サーチャージとは?」「いつまで値上がりするの?」と気になっている人も多いでしょう。

そこで本記事では、燃油サーチャージの基本や価格が決まる仕組みを解説します。

また、エリア別の費用や少しでも安く抑えるためのコツもまとめています。

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この記事のポイント

  • ●燃油サーチャージの概要や価格が決まる仕組みを解説
  • ●エリア別に燃油サーチャージの目安料金を一覧で紹介
  • ●今後の動向や少しでもチャージ料を抑えるコツも紹介
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※本記事に記載の内容は、2026年6月現在の情報に基づくものです。

燃油サーチャージとは?

燃油サーチャージとは?

燃油サーチャージとは、航空会社が通常の航空券代金とは別に徴収している「燃油特別付加運賃」のことです。

飛行機を飛ばすために必要な航空燃料の価格は、世界の経済状況や紛争などの影響を受けて日々変動しています。

もし燃料価格が急激に跳ね上がった場合、航空会社が自社だけでその莫大なコストを負担するのは困難です。

そのため、燃料価格があらかじめ定められた基準額を超えた場合に限り、その超過分の一部を乗客に負担してもらう制度として燃油サーチャージが導入されています。

燃油サーチャージの価格が決まる仕組み

燃油サーチャージの金額は航空会社が恣意的に決めているわけではなく、明確な基準に基づいて算出されています。

例えば日本発の多くの国際線の場合、具体的には、シンガポール市場における直近2ヶ月分の航空燃料(ケロシン)の平均価格がベースとなっています。

1バレル当たりの米ドルを日本円に換算し、あらかじめ設定された適用価格表のどの段階に当てはまるかで次回のチャージ額が決定されるという仕組みです。

なお、ケロシンの平均価格が1バレル=6,000円を下回った場合、燃油サーチャージは適用されないことになっています。

大人も子どもも金額は同じ

燃油サーチャージについて特にファミリー層が気をつけておきたいのが、年齢による割引が基本的に存在しないという点です。

燃油サーチャージは、座席を確保する乗客1人に対して一律で同じ金額が請求されるシステムになっています。

そのため、大人でも子どもでも、燃油サーチャージの額は全く同じです。

家族4人でハワイに行く場合、チャージ料だけで数十万円の出費になることもあるので、事前に人数分のチャージ料をしっかり確認しておく必要があります。

ただ、席を必要としない2歳未満の幼児であれば、燃油サーチャージは適用されません。

燃油サーチャージは2ヶ月ごとに改定される

燃油サーチャージの金額は一度決まったら固定されるわけではなく、原則として2ヶ月に1回のペースで見直しが行われます。

ここで重要なのが、適用されるのは購入日時点の料金であるということです。

たとえば、航空券を買ったのが4月で出国が6月であったとしても、4月のチャージ料が適用されます。

後から燃油サーチャージが値上げされたとしても、その差額を支払う必要はありません。

つまり、購入した時点でチャージ料が確定するため、値上げの前に購入すればより安い金額で予約を確定できるというメリットがあります。

逆に、値下げが予定されている場合は、改定日まで購入を待つことで費用を抑えられる可能性もあります。

少しでも安く済ませたいなら、改定の動向をチェックしたうえで購入のタイミングを決定すると良いでしょう。

なお、2026年5月からはJAL・ANAともに、急激な価格変動への対応として燃油市況価格の参照期間を「適用月の4・3か月前」から「適用月の3・2か月前」に変更しています。

【エリア別】日本から出発するときの燃油サーチャージの目安一覧

【エリア別】日本から出発するときの燃油サーチャージの目安一覧

日本を出発する際の燃油サーチャージを、エリアごとに一覧で紹介します。

なお、チャージ料は頻繁に改定されるため、あくまでも目安として参考にしてください。

参考:燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について|ANA国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内|JAL

アジア

アジア諸国へのフライトは日本からの距離が短いため、燃油サーチャージも他のエリアに比べて安く設定されています。

航空会社 ANA JAL
発券日 2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
韓国(ソウル) 6,700円 7,400円 6,500円 7,400円
中国 14,700円 15,400円 14,200円 16,900円
台湾 14,700円 15,400円 14,200円 16,900円
香港 14,700円 15,400円 14,200円 16,900円
タイ 29,000円 33,500円 29,600円 35,000円
ベトナム 19,700円 22,500円 19,500円 22,500円
シンガポール 29,000円 33,500円 29,600円 35,000円

※記載の金額は、1人あたりの片道料金です。

なお、各国の主要航空会社の燃油サーチャージは以下の通りです。

  • ● 大韓航空:日本~韓国は9,200円
  • ● 中国国際航空:日本~中国は14,700円
  • ● エバー航空:日本~台湾は15,300円
  • ● キャセイパシフィック:日本~香港は14,500円
  • ● タイ国際航空:日本~タイは140米ドル(約22,000円)~
  • ● ベトナム航空:日本~ベトナムは19,700円

上記は、6月1日~6月30日の発券分となります。

また、シンガポール航空は燃油サーチャージが航空券代に含まれるため、詳細は不明です。

オセアニア

オーストラリアやニュージーランドといったオセアニア地域へのフライトは、中~長距離路線に分類されるため、燃油サーチャージもアジア圏よりも高くなります。

航空会社 ANA JAL
発券日 2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
オーストラリア 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
ニュージーランド 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円

※記載の金額は、1人あたりの片道料金です。

なお、カンタス航空とニュージーランド航空はチャージ料が航空券代に含まれるため、詳細は不明です。

中東

ドバイやカタール、トルコといった中東エリアへのフライトも、日本からは10時間以上かかる長距離路線となるため、燃油サーチャージの基準額は高めに設定されています。

航空会社 ANA JAL
発券日 2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
ドバイ 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
カタール 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
トルコ 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円

※記載の金額は、1人あたりの片道料金です。

なお、各国の主要航空会社の燃油サーチャージは以下の通りです。

  • ● エミレーツ航空:日本~ドバイは48,000円
  • ● ターキッシュエアラインズ:日本~トルコは56,000円

上記は、6月1日~6月30日の発券分となります。

また、カタール航空は全線で燃油サーチャージ無しとなっています。

ヨーロッパ

イギリスやフランス、ドイツなどのヨーロッパ方面は、現在日本からのフライトの中でも特に燃油サーチャージの負担が重くなっているエリアです。

航空会社 ANA JAL
発券日 2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
イギリス 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
フランス 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
ドイツ 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
フィンランド 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円

※記載の金額は、1人あたりの片道料金です。

なお、各国の主要航空会社の燃油サーチャージは以下の通りです。

  • ● エールフランス:日本~フランスは56,600円
  • ● ルフトハンザドイツ航空:日本~ドイツは65,780円
  • ● フィンエアー:日本~フィンランドは56,000円

上記は、6月1日~6月30日の発券分となります。

ルフトハンザドイツ航空のみ7月1日以降の発券分です。

アメリカ

アメリカ方面へのフライトも、ヨーロッパと同様に最高クラスの燃油サーチャージが設定されている長距離路線です。

航空会社 ANA JAL
発券日 2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
アメリカ
(ハワイを除く)
56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
カナダ 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円

※記載の金額は、1人あたりの片道料金です。

なお、主要航空会社の燃油サーチャージは以下の通りです。

  • ● ユナイテッド航空:日本~アメリカは56,000円
  • ● エアカナダ:日本~アメリカは56,000円

上記は、6月1日~6月30日の発券分となります。

ハワイ

日本人に人気のリゾート地であるハワイは距離的にはアメリカ本土より手前にあるため、アメリカ本土への路線よりは1段階安いサーチャージが適用されるのが一般的です。

航空会社 ANA JAL
発券日 2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
ハワイ 36,800円 40,400円 34,700円 40,400円

※記載の金額は、1人あたりの片道料金です。

なお、主要航空会社の燃油サーチャージは以下の通りです。

  • ● ハワイアン航空:日本~ハワイは34,700円

上記は、6月1日~6月30日の発券分となります。

南米

ブラジルやペルー、アルゼンチンといった南米諸国は、直行便が存在しません。

アメリカや中東、ヨーロッパなどで必ず1回以上の乗り継ぎが必要となるため、燃油サーチャージも高額になる傾向にあります。

以下は、日本から主な乗り継ぎ国までの燃油サーチャージです。

航空会社 ANA JAL
発券日 2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
アメリカ
(ハワイを除く)
56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
ヨーロッパ 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
中東 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円

※記載の金額は、1人あたりの片道料金です。
※乗り継ぎ国から最終目的地までの燃油サーチャージは航空会社や経路によって異なるため、本表には含まれていません。

なお、アメリカ・ヨーロッパ・中東の主要航空会社の燃油サーチャージは以下の通りです。

  • ● ユナイテッド航空:日本~中南米は56,000円
  • ● エミレーツ:日本~南北アメリカは49,000円

上記は、6月1日~6月30日の発券分となります。

アフリカ

エジプトや南アフリカ、ケニアなどのアフリカ大陸への路線も、日本からは遠く離れた超長距離路線となるため、燃油サーチャージの負担は大きくなります。

こちらも直行便がほとんどなく、中東やヨーロッパなどを経由してアクセスするのが一般的です。

以下は、乗り継ぎ国までの燃油サーチャージです。

航空会社 ANA JAL
発券日 2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
2026/5/1
~6/30
2026/7/1
~8/31
ヨーロッパ 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円
中東 56,000円 65,000円 56,000円 65,000円

※記載の金額は、1人あたりの片道料金です。

なお、アメリカ・ヨーロッパ・中東の主要航空会社の燃油サーチャージは以下の通りです。

  • ● エミレーツ:日本~アフリカは49,000円
  • ● ターキッシュエアラインズ:日本~アフリカは66,000円

上記は、6月1日~6月30日の発券分となります。

燃油サーチャージが気になる今、旅費を抑えるならGLOBAL PASSもチェック

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関連記事:外貨のことならSMBC信託銀行プレスティア!手数料無料で17通貨を購入する方法を解説!

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(*1)2026年6月現在

(*2)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。

(*3) 「為替手数料無料プログラム」の適用条件についてはこちらをご参照ください。

(*4)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。

(*5)SMBC信託銀行プレスティアの取り扱いはオフショア中国人民元のみとなります。中国国内での利用の場合、オフショア人民元普通預金から決済可能です。

燃油サーチャージに関するよくある質問

燃油サーチャージに関するよくある質問

最後に燃油サーチャージに関するよくある質問を紹介します。

  • ● 特典航空券にも燃油サーチャージは発生する?
  • ● 燃油サーチャージはいつ払うの?
  • ● 燃油サーチャージは今後も上がるの?
  • ● 同じ日のチケットでも購入するタイミングによってチャージ費は変わる?
  • ● 燃油サーチャージは航空券を買ったら毎回必ず請求される?
  • ● 燃油サーチャージを安くすることは可能?
  • ● 航空券をキャンセルしたら燃油サーチャージの料金は返金される?

特典航空券にも燃油サーチャージは発生する?

マイルを使って特典航空券に交換する場合でも、燃油サーチャージは別途現金やクレジットカードで支払う必要があるのが一般的です。

JALやANAといった日系の航空会社では、マイルでまかなえるのはあくまで航空券の基本運賃部分のみとなっており、燃油サーチャージや空港税などは別途請求されます。

ただし、海外の航空会社の中には、自社の特典航空券を発券する際に燃油サーチャージを一切徴収しないというルールを設けている会社もあります。

マイルを効率よく使いたいなら、こうしたサーチャージ不要のマイレージプログラムを活用するのが良いでしょう。

燃油サーチャージはいつ払うの?

燃油サーチャージを支払うタイミングは、航空券を購入(発券)するときです。

インターネットの予約サイトや航空会社の公式ホームページで支払い手続きを行う際、最終的な請求金額の中に「基本運賃」や「各種税金」と合算されて請求されます。

見積もりの初期画面では基本運賃だけが大きく表示されていることも多いため、フライトの検索時は「諸税・サーチャージ込み」の表示にしておくのがおすすめです。

燃油サーチャージは今後も上がるの?

燃油サーチャージの今後の動向を正確に予測することは、基本的に困難です。

ただ、中東情勢の悪化で世界の原油価格が急騰したり、現在のような歴史的な円安傾向がさらに進んだりすれば、燃油サーチャージは今後も値上げされると予想されています。

逆に、産油国の増産などで原油価格が下落して為替が円高方向へと傾けば、サーチャージは安くなる可能性もあるでしょう。

旅行を計画している人は、ニュースで原油価格と為替の動きの2つをチェックしておくと、今後のチャージ額の上下をある程度予測できるかもしれません。

同じ日のチケットでも購入するタイミングによってチャージ費は変わる?

購入するタイミングによって、燃油サーチャージの金額は大きく変わる可能性があります。燃油サーチャージは搭乗日ではなく、航空券を購入した日のレートが適用されるためです。

たとえば、8月の夏休みにハワイへ行くチケットを、チャージ額が安い月に発券するのと、値上げされた後の月に発券するのとでは、全く同じ飛行機・同じ座席であっても、支払う総額に数万円の差が生じます。

そのため、航空会社から「来月〇日から燃油サーチャージを値上げします」という発表があった場合は、値上げされる前日までに決済と発券を済ませてしまうのが良いでしょう。

燃油サーチャージは航空券を買ったら毎回必ず請求される?

燃油サーチャージは、国際線を飛ぶすべての航空会社が必ず請求するものではありません。

たとえば、カタール航空はサーチャージがかからず、空港税のような少額の手数料のみが発生します。

また、国内線の場合は、燃油サーチャージがかかりません。

燃油サーチャージを安くすることは可能?

燃油サーチャージそのものを値引き交渉することはできませんが、工夫次第で安く抑えたり、実質無料にできたりするケースもあります。

1つ目の方法は、前の項目でも紹介した燃油サーチャージ不要の航空会社を選ぶことです。

2つ目の方法は、改定のタイミングを狙うことです。2ヶ月に1回の見直しの際に次回から値下げされることが発表されたら、あえて改定日を過ぎてから発券することで安く済ませられます。

航空券をキャンセルしたら燃油サーチャージの料金は返金される?

急な用事や体調不良などで、購入した航空券をやむを得ずキャンセルしなければならない場合、支払った燃油サーチャージは原則として全額返金されます。

飛行機に乗らなかった以上は燃料費もかからないため、燃油サーチャージや空港税などの諸税分については返金対象となるのが世界的なルールです。

ただし、航空会社や購入した旅行代理店によっては、所定のキャンセル手数料や払い戻し手数料を差し引いた金額が戻ってくるケースもあるため、必ず事前に規定を確認しましょう。

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