台湾の治安は?日本との違いや注意すべきエリア、防犯対策を解説
旅先での治安状況は旅行を楽しむために必要な基本の情報といえます。
トラブルに巻き込まれると、せっかくの海外旅行が台無しになってしまうことも。
この記事では、台湾在住の筆者が、現地の治安情報や旅行の際の注意点を紹介していますので、是非参考にしてください。
※本記事に記載の内容は、2026年7月現在の情報に基づくものです。
[台湾滞在時の緊急連絡先一覧]
| トラブル | 連絡先 |
|---|---|
|
事件・事故・盗難 |
台北市政府警察局外事服務站
台中市政府警察局外事課
高雄市政府警察局外事服務站 |
|
生活全般 |
内政部移民署[公式サイト] |
台湾の治安は良い?
台湾の治安は、海外の中では比較的安定しているとされています。
実際に日本人旅行者にも人気の渡航先ですが、夜市や観光地ではスリ・置き引き、詐欺、交通事故などには注意が必要です。
海外旅行としての基本的な防犯意識を持って行動するよう、心がけましょう。
なお、治安を考える際の参考指標の一つとして、オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表する「世界平和度指数(GPI)」があります。
台湾は、2026年版(*1)では163カ国・地域中42位、アジア太平洋の19カ国・地域中9位に位置付けられています。
(*1)出所:経済平和研究所(IEP)「世界平和度指数(Global Peace Index)2026」
日本と比較した実際の治安状況・違い
筆者が台湾で生活している中で身の危険を感じたことはほとんどなく、あくまで個人的な感想ですが、「日本より安全かもしれない」と思ったことも少なくありません。
台湾旅行のリピーターであればご存じかもしれませんが、多くの台湾人は外国人、とりわけ日本人旅行者にとても親切です。
道端で行き先に迷っている人や、何か困っていそうな様子の人を見かけると、日本語で「大丈夫ですか?」などと声をかけてくれることも多々あります。
はじめのうちは、あまりの親切さに「もしかして何か裏があるのでは……」と身構えてしまうかもしれませんが、台湾で過ごすうちに、それが台湾ならではの温かい国民性なのだと、自然に思えてくることでしょう。
台湾滞在時に気を付けるべきこと
しかしながら、海外旅行では油断は禁物です。
どの国でも日々さまざまな犯罪が起きているように、台湾でも外国人旅行者がトラブルに巻き込まれることはあり得ます。
特に夜市や繁華街といった人が集まる場所では、スリや置き引きには注意が必要です。
現金や貴重品を持ち歩く際は、肌身離さず管理するよう心がけましょう。
また稀なケースではありますが、近年では台湾でも商業施設や地下鉄での無差別的な傷害事件の発生が報じられています。
「もしものとき」への備えを意識しておくことも、安心して旅を楽しむための大切なポイントです。
台湾で注意しておきたい犯罪やトラブル事例
ここでは、台湾で発生している主なトラブル事例を紹介します。
- ● スリ・置き引き
- ● ひったくり
- ● 詐欺
- ● ぼったくり
- ● 交通事故
以下で、それぞれ詳しく見ていきましょう。
スリ・置き引き
繁華街や夜市、イベント会場ではスリの被害が起きています。
ポケットに入れた財布や、口が大きく開いたバッグなどは狙われやすいと言われています。
また、置き引きも発生しています。
ファーストフード店やフードコートなどで席を確保する際などは、くれぐれも気をつけましょう。
ひったくり
台湾はバイクの利用者が多く、一部ではバイクを使ったひったくり事件も発生しています。
街中には車道と歩道の境界が分かりにくい場所もあり、歩いているとバイクがすぐ近くを走り抜けていくことも珍しくありません。日本とは異なる交通事情に、驚く方もいらっしゃるでしょう。
交通事故やトラブルを防ぐためにも、現地の交通ルールを守ることはもちろん、周囲の人の流れを意識しながら行動することが大切です。
特に道路を横断する際や、交差点付近を歩く際には十分注意しましょう。
詐欺
台湾ではインターネットを利用した詐欺や、電話で勧誘を持ちかける手口など、詐欺事件が少なからず発生しています。
外国人旅行客が巻き込まれるケースは稀ですが、なかには日本語で親しげに近づいてくる人もいるようです。
あまりに条件の良すぎる話やうまい誘いには、用心しましょう。
ぼったくり
外国人観光客が多いエリアでは、稀にぼったくり被害に遭う人もいます。
お茶や茶器、骨董品、天然石などは、偽物を売りつけられるケースもあるようなので、露店や市場で買物する際は、慎重な判断を心がけましょう。
なお、被害を避けるためには、日本のガイドブックに掲載されている店舗や台湾政府認定の店舗、業界団体の認証を受けた店舗などを選ぶと安心でしょう。
交通事故
台湾に滞在する際、最も注意すべきといっても過言ではないと考えられるのが、交通事故です。
バイク移動が定番となっている台湾では交通事故数が非常に多く、2024年には39万件以上発生しています。
スピードを出して走行する車やバイクが多いので、道路を歩く際には常に身の安全を考え、歩きやすい格好で出かけることをおすすめします。
台湾で注意すべき危険エリア
その他の諸外国と同様に、台湾にもスリや置き引きの被害が多いエリアが存在します。
どのエリアも防犯カメラを設置したり、地元の警察が巡回していたりと、さまざまな安全対策が施されていますが、注意するに越したことはありません。
万華(龍山寺)周辺
万華[MAP]周辺は長年の間、「治安面で注意が必要な地域」として知られてきました。
近年は道路の整備などにより安全対策が進んでいますが、人通りの少ない道や暗い路地を1人で歩くのは避け、できるだけ明るく人通りの多い道を選びましょう。
台北駅・西門町周辺
以前より安全面の対策が進んではいるものの、台北駅[MAP]や西門町[MAP]の周辺も、注意が必要なエリアです。
台北駅の周辺にはペンなどの文房具を買ってほしいと声をかけてくる人が稀にいますが、一度購入に応じると次々にほかの人からも迫られることがあるため、関わらないようにするのが賢明です。
また、「台湾の原宿」と呼ばれる西門町では、日本人女性に声をかけてくる不審な年配男性が目撃されているほか、スリや置き引きが発生することもあります。
特に混雑時には、持ち物や周囲への注意を怠らないようにしましょう。
夜市
世界各国から観光客が集まる士林夜市[MAP]など、特に人が多い土日の夜市では注意が必要です。
屋台での支払いでお金を出す際、ひったくりに遭うケースもあります。
また、祝日や春節などには、思うように進めないほど混雑することもあります。
身の安全のためにも、混み合う場所では周囲に注意しながら行動しましょう。
台中・高雄の繁華街や観光エリア
地下鉄開通以降、めざましい発展を続ける台中[MAP]でも、スリや置き引きには注意が必要です。
特に市場や夜市など、たくさんの人が訪れる場所では気をつけましょう。
また南部の高雄[MAP]は比較的安全とされていますが、夜市や繁華街などでは、安全への配慮を怠らずに行動するようにしましょう。
台湾旅行を安全に過ごすための防犯対策
渡航前に最新の安全情報を確認する
日本にいるうちに、訪れる予定のエリアがどの程度安全かを把握しておくと安心です。
また、近年では異常気象の影響で、台湾でも豪雨や台風などによる災害が起きることがあります。
日本語で読むことができる台湾のニュースサイトなどで、こまめに情報をチェックしておくとよいでしょう。
夜市や観光地では荷物管理を意識する
ひったくりや置き引きの被害に遭わないためにも、荷物の管理はとても大切です。
不要な貴重品は持ち歩かず、ホテルのセーフティーボックスに保管して、できるだけ身軽な装いで出かけるようにしましょう。
なお、人混みではリュックやショルダーバッグは体の前側に持つなど、ひったくり対策を心がけてください。
交通事情の違いを理解して行動する
バイクの通行量が多い台湾では、犯罪だけではなく交通事故にも注意が必要です。
横断歩道を渡る際は、左右から来る車やバイクをよく確認しましょう。
また、バスを降りる際、後方から来たバイクと接触するケースなども考えられるため、降車時も忘れずに周囲を確認しましょう。
交通量の多い通りでは、常に周囲の安全に気を配りながら行動することが大切です。
タクシー・移動サービスは正規手段を利用する
台湾のタクシーは日本より安く利用できる傾向にありますが、必ず正規のタクシーを選ぶようにしましょう。
空港や観光地では他人との乗り合いを勧めてくる運転手がいますが、トラブルのもとになるので気をつけましょう。
なお、UberやLINE GOなどの配車アプリを使用すると、運転手の名前や車両ナンバーが記録されるので安心であるうえ、忘れ物をした際にも連絡が取りやすいのでおすすめです。
台湾を安全に楽しむにはGLOBAL PASS(グローバルパス)がおすすめ
キャッシュレス決済が広く普及している台湾では、クレジットカードやデビットカードが便利に使えます。
しかし、夜市や市場、街の食堂などを利用する際は、現金(台湾ドル)が欠かせません。
そこでおすすめしたいのが、SMBC信託銀行プレスティア[公式サイト]のGLOBAL PASS(グローバルパス)[商品説明ページ]です。
上手に活用すれば、台湾でのキャッシュレス決済・現金での支払いの両方に、スムーズに対応することができます。
GLOBAL PASSはいわゆる国際型キャッシュカードで、その利便性から人気が広がり、累計発行枚数は40万枚を突破しています。(*2)
台湾渡航に際し、GLOBAL PASSで台湾ドル(TWD)建ての支払いを行うと、ご利用金額の全額がVisaの定める為替レートに所定の事務手数料(3%)を上乗せしたレートで円貨換算され、円普通預金から引き落とされます。
先述の通り台湾ではキャッシュレス化が進んでいますが、GLOBAL PASSはデビット機能を備えておりタッチ決済にも対応していることから、お買物やお食事などの際の支払いもスムーズに済ませられます。
また、台湾ドル(TWD)の現金が必要になった場合には、VisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すこともできます。しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*3)
なお、GLOBAL PASSを使えば、ご自身の外貨預金(*4)をそのまま海外での支払いに充てることもできます。
このため、台湾の免税店などで、商品の価格が米ドル建で表示されている場合でも、口座に預けた米ドルでそのまま決済ができるので、大変便利です。
ちなみに、米ドルを含む対象の17通貨を購入する際の為替手数料は、SMBC信託銀行プレスティアの「為替手数料無料プログラム」の適用により、いつでも無料です。(*5)
関連記事:
外貨のことならSMBC信託銀行プレスティア!手数料無料で17通貨を購入する方法を解説!
なお、インターネットバンキングを使えば、リアルタイムでGLOBAL PASSを利用した際の口座残高の増減をチェックすることができます。
また、「プレスティア アラートサービス」に登録しておけば利用の都度Eメールで通知があるので、渡航先でのお金の管理がしやすいほか、不正利用があった場合に気が付きやすくなるといった効果も期待できます。
このほか、GLOBAL PASSの偽造・盗難等による第三者の不正利用への補償や、購入した商品の破損・盗難等による損害をてん補する「お買物安心保険(動産総合保険)」サービスなどもあるので、安心です。
台湾はもちろん、諸外国へ旅行に行くご予定がある方は、SMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
[ご参考:あんしんの各種サービス]
[ご参考:SMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨]
米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドル、ユーロ、スイスフラン、シンガポールドル、香港ドル、オフショア中国人民元(*6)、タイバーツ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ
(*2)2026年7月現在
(*3)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。
(*4)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。
(*5)「為替手数料無料プログラム」の適用条件についてはこちらをご参照ください。
(*6)SMBC信託銀行プレスティアでの取扱いはオフショア中国人民元のみとなります。中国国内でのご利用の場合、オフショア人民元普通預金から決済可能です。
GLOBAL PASS(グローバルパス)を紛失・盗難した場合の利用停止方法
紛失・盗難の際は、ただちにキャッシュカード紛失・盗難専用 緊急ダイヤルまでご連絡ください。
なお、Visaデビット・iD機能はGLOBAL PASS会員Webサイトから即座に停止できます。
| GLOBAL PASS 紛失・盗難専用緊急ダイヤル(海外) | +81-46-401-2126(有料/24時間365日) |
| GLOBAL PASS 紛失・盗難専用緊急ダイヤル(国内) | 046-401-2126(有料/24時間365日) |
| GLOBAL PASS会員Webサイト | http://vpass.jp/globalpass/ |
台湾の治安に関するよくある質問
ここでは台湾の治安に関するよくある質問に回答します。
- ● 台湾で一番遭いやすい「トラブル」は何ですか?
- ● 女性の一人旅でも、夜間の外出は大丈夫ですか?
- ● 万が一、パスポートや貴重品を盗まれたり紛失したりしたらどうすればいいですか?
台湾で一番遭いやすい「トラブル」は何ですか?
比較的安全とされる台湾ですが、ひったくりや置き引きがまったく起きないわけではありません。
夜市や市場、イベント会場など、人が多く集まる場所ではくれぐれも注意しましょう。
また、特にバイクの通行量が多いため、交通事故に遭わないよう、気を付けましょう。
このほか、タクシーでわざと遠回りをされたり、飲食店などで料金の行き違いが生じたりするケースもあり得ます。
旅行を楽しみながらも、基本的な注意は怠らないようにしましょう。
女性の一人旅でも、夜間の外出は大丈夫ですか?
夜間や人通りの少ないエリアでは、女性の一人歩きはできるだけ避けるようにしましょう。
被害に至らなくても、見知らぬ人から声をかけられたり、付きまとわれたりするケースもあり得ます。
安全を優先し、周囲の状況に合わせた服装を心がけましょう。
万が一、パスポートや貴重品を盗まれたり紛失したりしたらどうすればいいですか?
まずは、速やかに近くの警察(派出所・警察分局)に届け出ましょう。
日本語に対応してくれる窓口もあるため、滞在先の近くの警察の場所を事前に確認しておくと安心です。
パスポートの盗難・紛失の場合は、警察への届け出に加えて、公益財団法人 日本台湾交流協会[公式サイト]の領事室に連絡し、新しいパスポートの発給、または帰国のための渡航書の手続きを行いましょう。
[ご参考:日本台湾交流協会 領事室の連絡先]
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台北事務所 |
所在地:台北市松山区慶城街28号[MAP] |
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高雄事務所 |
所在地:高雄市苓雅区和平一路87号[MAP] |

