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ハワイ&グアムのチップ事情|相場やスムーズな支払い方を身に付けよう

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ハワイ&グアムのチップ事情|相場やスムーズな支払い方を身に付けよう

初めてハワイやグアムに行く際には、チップの文化を理解しましょう。現地での滞在を充実させるためには、サービスを受けた際にチップをスムーズに渡すことが欠かせません。

こちらの記事では、ハワイやグアムにおけるチップ文化の内容や金額の相場などを解説します。ハワイ旅行・グアム旅行を検討している人に役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

ハワイやグアムでチップは必要?

チップとは、飲食店やホテルなどでサービスを提供してくれた従業員に対して支払う心付けです。サービスを提供してくれた従業員に対して、感謝の気持ちを表すために支払います。

チップの支払いは義務付けられているものではありませんが、ハワイやグアムを含むアメリカでは、飲食店やホテルなどでサービスを受けたらチップを渡すことが習慣化しています。他の欧米諸国と比べてもアメリカは特にチップ文化が浸透しているので、よほどの理由がなければ渡すようにしましょう。

さまざまなシーンでチップを渡す必要があるため、現地での滞在を快適にするためにも米ドルの現金を用意しましょう。

なお、ハワイでの現金の必要性や両替方法などについては、「【2025年版】ハワイでは現金が必要?両替方法や注意点を解説」でも詳しく解説しています。

また、米ドルを為替手数料無料で購入して、現地のATMを使って手数料無料で現金として引出す方法について、「為替手数料無料で外貨を購入する方法!SMBC信託銀行プレスティアが紹介する外貨預金の裏技」でも紹介しています。

チップを渡す際のマナーやポイント

チップを渡す際のマナーやポイント

チップを渡す際には、ホテルや店舗のレベルやランク、提供されたサービスの質に応じて臨機応変に対応する必要があります。

以下で、チップを渡す際のマナーやポイントについて解説します。

コインではなく紙幣で渡す

チップを渡す際には、コインではなく紙幣で渡しましょう。紙幣で渡すことで、より感謝の気持ちが伝わりやすいためです。

紙幣のほうがコインよりも扱いやすく、相手を待たせることなく素早く渡せます。また、財布から取り出すよりポケットにあらかじめ紙幣を用意しておくと、スムーズに渡せます。

二重払いに気を付ける

店舗やサービスによっては、チップの二重払いが発生する恐れがあります。伝票にチップが含まれているにも関わらずチップを渡すと、二重払いになるため注意しましょう。

伝票にサービス料やチップが含まれている場合、別途チップを支払う必要はありません。内容を確認して、チップが含まれているか確認しましょう。「Tip included」や「Gratuity included」などといった言葉が記載されていればチップが含まれています。ハワイやグアムのレストラン等ではチップ文化に慣れていないアジアの観光客が多いため、伝票にチップが含まれているケースも少なくないので特に注意しましょう。

チップが必要ないシーンも把握しておく

ファストフード店やバス・トロリーをはじめとした公共交通機関では、チップを渡す必要がありません。また、従業員からサービスを受けないセルフサービスの店舗においても、一般的にチップは不要です。

近年は配車アプリのUber(ウーバー)で移動する人も増えていますが、そもそも現金をやり取りしない仕組みなのでチップをドライバーに直接渡す必要はありません。降車後にアプリ上でチップを払えるため、重い荷物をトランクに出し入れしてもらったり、特別に感謝を伝えたい場合は降車後に出てくるチップの選択肢画面(15%、20%、25%など)で支払うと喜ばれるでしょう。

【シーン別】ハワイ・グアムのチップの相場

【シーン別】ハワイ・グアムのチップの相場

従業員に渡すチップの金額は、受けたサービスによって異なります。

以下で、シーン別にハワイ・グアムのチップ相場を解説します。

ホテル

チップの額はホテルのランクによって異なりますが、一般的なホテルのドアマンやポーターに渡す相場はだいたい1ドル~2ドルです。ルームキーパーには、枕元やベッドサイドに1ドル札を2枚程度置いておくのがマナーです。スイートルームに宿泊する場合などは5ドル支払うなど部屋のグレードによっては相場より多く払いましょう。毎日同じ従業員が来るとは限らないため、最終日にまとめて渡すのではなく、毎日チップを用意しましょう。

ルームサービスを依頼したときも、従業員にチップを渡すのが一般的です。テーブルセットなどのお礼として現金で1~2ドル手渡しします。食事に対してのチップは別途必要です。多くのケースでルームサービスは部屋付けにして伝票にサインをすることになると思いますので、レストラン同様にチップを加算して記入してサインをしましょう。目安は食事料金の15%~20%程度です。

ただし、ルームサービスを頼むと15%~20%程度のチップがあらかじめ含まれているケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

レストラン

レストランで食事をする場合、スタンダードなお店なら15%~20%、高級レストランで20%~25%くらいがチップの相場です。基本はテーブル会計なので、食事が済んだらチェックをお願いしましょう。

担当のサービス係が伝票を持ってくるので、現金払いならそこにチップを上乗せして支払います。レシートに15%、18%、20%とチップ額が記載されていて選べるようになっている店が多く見られます。

大きな紙幣しかない場合は、お釣りを貰ってからチップを支払えば問題ありませんが、慣れていないと現金でスマートに支払うのは難しいかもしれません。カード払いの場合は、伝票にサインする際に、チップとトータルの金額を記入します。多くのケースで「チップ」の欄があり、その下に「トータル」の欄があるのでわかりやすいです。チップも一緒にカード払いできるため、不慣れな人におすすめです。

二重に支払わないようにするためにも、「Tip included」や「Gratuity included」などと記載されていないか慌てずに伝票をしっかりチェックしましょう。

タクシー

アプリで決済できるUberなど以外のメータータクシーを利用したときには、ドライバーにチップを渡す必要があります。目安となる金額はタクシー料金の15%~20%程度です。荷物を乗せる場合は、荷物一つあたり1ドルを上乗せするイメージを持つとよいでしょう。

目的地に到着して、別れるタイミングで渡すとスムーズです。クレジットカードで払えるケースもありますが、念のため現金も用意しておきましょう。

アクティビティやツアーなどのサービス

ハワイ・グアムでアクティビティやツアーに参加したときは、料金の15~20%程度のチップが目安となります。提供されたサービスに満足できたら、インストラクターまたはガイドへ多めに渡すと喜ばれるでしょう。

なお、アクティビティやツアーによってはあらかじめチップが料金に含まれているケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

スパやネイルサロンなどのサービス

スパやネイルサロンなど美容系のサービスを利用した際には、メニュー料金の15~20%程度をチップとして渡しましょう。会計時にカードでまとめて支払うか、施術が終了したあとにサービスを提供してくれた担当者に現金で渡しても問題ありません。

店舗によってはあらかじめチップ代を含んでいるケースもあるため、確認しておきましょう。

知っておきたいチップの計算方法

支払うチップの基本的な計算式は、サービスの利用金額をベースにします。「利用金額×払いたいチップの割合」で、いくらのチップを渡すか計算しましょう。

例えば、レストランで食事代金が100ドルで20%のチップを支払う場合、20ドルのチップを上乗せして支払います。

なお、端数が発生した場合はセントを切り上げるのが一般的です。例えば、タクシー料金が15ドルでチップを12%渡すとき、計算するとチップは1.8ドルとなります。この場合、セントは切り上げて2ドルのチップを渡します。

チップをスムーズに支払う方法

チップをスムーズに支払う方法

クレジットカードやデビットカードをはじめ、チップはカード払いも可能です。
多くの場合は提供されたサービスの伝票にチップ代を上乗せしてカードで支払うでしょう。しかし、チップで現金を使う場面もまだまだあるので、いつでも支払えるよう1ドル札を数枚ポケットに忍ばせておくとスムーズです。

そこでおすすめしたいのが、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS。いわゆる国際型キャッシュカードで、自分の口座の外貨預金をそのまま海外で使うことができるのが特徴です。このため、あらかじめ米ドルを口座に入れておけば、現地のATMを利用して、口座の米ドルを現金で引出すことができます。このほか、デビット機能を備えており、タッチ決済にも対応しているので、現地での買物やホテルの支払いもこの1枚でできます。

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