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DCC決済とは?海外でデビットカードやクレジットカードを利用する際の対応方法などを解説

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DCC決済とは?海外でデビットカードやクレジットカードを利用する際の対応方法などを解説 GPcardB券面

デビットカードやクレジットカードを使って、海外でお買物等の支払いをしたり、ATMで現地通貨の現金を引き出したりする際、DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済(*1)と現地通貨決済のどちらの方法にするか、選択を迫られることがあります。

この記事では、DCC決済の概要や、現地通貨決済との選択を迫られた際の対応方法について解説します。

(*1)DCC決済は、DCC取引と呼ばれることもあります。

DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済とは?

DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済とは?

近年、海外でデビットカードやクレジットカードを使ってお買物等の支払いをしたりATMで現地通貨を引き出したりする際、カードを使う国の通貨とは異なる通貨での決済を選ぶことができる、ダイナミック・カレンシー・コンバージョン決済(以下、DCC決済)という決済方法が散見されるようになりました。

DCC決済を選んだ場合、支払額は加盟店が定めたレートで顧客が選択した通貨に換算されて、その金額が顧客の決済口座から引落される仕組みです。

ちなみにDCC決済で適用される換算レートは一般的に、カード会社等が定める換算レートよりも割高になるケースが多いようなので、注意しましょう。

現地通貨決済とDCC決済との選択を求められた場合には…。

海外のVisa加盟店(店舗、ATM、オンラインショッピング)によっては、支払いの際に「現地通貨決済」、「DCC決済」のいずれかの選択を求められることがあります。

具体的には、海外ATMを利用する際、以下のような画面※が表示されることがあります。

現地通貨決済とDCC決済との選択が求められた場合には…。

画面はあくまで一例です。金融機関やATMにより表示される内容は異なります。

このようなケースでは、画面右下の「ACCEPT CONVERSION」を選択するとDCC決済となり、加盟店が定めたレートで日本円に換算された金額が円預金口座から引き落されることになります。

なお、海外のATMで現地通貨の現金を引き出す場合、手続きが完了して現金を受け取った後では決済通貨を変更することはできません。画面上に支払通貨の選択ボタン等が表示されていたら、よく確認したうえで手続きを進めるようにしましょう。

動画でチェック!海外ATMの意外な落とし穴にご注意

海外渡航にはSMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSがおすすめ!

海外渡航にはSMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSがおすすめ! GPcardB券面

海外渡航には、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSがおすすめです。

GLOBAL PASSはいわゆる国際型キャッシュカードで、その利便性から海外旅行好きの方々の間でにわかに人気が広がり、発行枚数は40万枚を突破しています。(*2)

GLOBAL PASSの一番の魅力は、ご自身の外貨預金(*3)をそのまま海外での支払いに充てることができる仕組みを有している点です。米ドルやユーロをはじめとする世界17通貨の外貨預金を、現地での支払いにそのまま使うことができます。

デビット機能を備えておりタッチ決済にも対応していることから、海外でのお買物やお食事などの際の支払いにもスムーズに対応可能です。また、現地通貨の現金が必要な場合には、VisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すこともできます。しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*4)

外貨預金が使えるGLOBAL PASS(グローバルパス)なら… アプリでかんたん!渡航先の外貨を購入! 取扱い通貨は17種類 お好きなタイミングで、必要な分だけ! 為替レートなんて気にしない!購入した外貨でショッピング&ATM出金! 手数料無料!らくらくキャッシュレス! 購入した外貨を現地のATMで引き出し! 通貨マーク

このほか、アラートサービスに登録しておけば、利用の都度Eメールで通知が届くため、旅行中もお金の管理がしやすく、また不正利用があった際の注意喚起にも役立つことでしょう。

海外へ渡航するご予定のある方は、是非この機会にSMBC信託銀行プレスティアの預金口座開設およびGLOBAL PASSのお申込みを検討してみてはいかがでしょうか。

(*2)2025年5月現在

(*3)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。

(*4)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。

適切な決済方法を選択してGLOBAL PASSをスマートに使いこなそう!

GLOBAL PASSを海外で利用する際に「現地通貨決済」を選択した場合、当該現地通貨がSMBC信託銀行プレスティアの取扱通貨であり、かつプレスティアマルチマネー口座外貨普通預金にその通貨の残高が十分にある状況であれば、支払額は同口座の外貨普通預金から引き落とされます。

一方、当該現地通貨がSMBC信託銀行プレスティアの取扱通貨でない場合や、取扱通貨であるもののプレスティアマルチマネー口座外貨普通預金内の対象外貨の残高が不足している場合には、Visaが定める為替レートに所定の事務手数料(3%)を上乗せしたレートで日本円に換算され、円普通預金口座の残高から支払がおこなわれます。

「せっかく渡航先の現地通貨で外貨預金をしておいたのに、円普通預金の残高から引落された」といったことにならないよう、端末の操作はくれぐれも慎重におこなうようにしましょう。

なお、利用する店舗によっては、DCC決済しかできないということもあるようです。

レシートに、現地通貨建てでの利用金額のほか円換算額や円換算レートが記載されていたら、DCC決済の可能性が高いと考えられます。不明点等、その場で確認するようにしましょう。

ちなみに、海外出張等で出張費の精算を円貨で行う場合には、あえてDCC決済を選択するという方法も考えられるでしょう。DCC決済は必ずしもデメリットばかりということではないので、特徴を理解してうまく使い分けられるようにしましょう。

「DCC決済」は、口座の外貨が不足した場合に支払額の全額が円預金口座から引落しされる「外貨フルバック」機能とは異なります。

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