【2026年版】海外赴任時、銀行口座はどうすれば良い?非居住者の手続きや準備を解説
海外赴任時のお金の管理は、多くの方々にとって悩ましいものです。非居住者になると、国内の銀行サービスが利用できなくなる可能性もあります。
この記事では、海外赴任でお金の管理が課題となり得る理由や事前に確認をしておくべき事項について解説するとともに、海外で利用する日本の銀行の選び方や必要な手続きについて紹介します。
この記事のポイント
- ● 海外赴任に伴い非居住者になると、銀行によっては口座の利用が制限される、あるいは解約が必要になる場合があるため、出国前に利用中の銀行へ確認しておくことが重要です。
- ● 給与受取りや海外送金、買物、ATMでの現金の引出しなどを見据え、現地で利用できる銀行口座・カード・送金手段を、渡航前に準備しておきましょう。
※本記事に記載の各種情報は、2026年8月時点のものとなります。
海外赴任でお金の管理が課題となり得る理由
日本企業にお勤めの場合、一般的には、給与の受取りや経費精算のために日本の銀行口座が必要です。
しかし、海外赴任に伴って非居住者になった場合、国内の銀行口座の利用に様々な制限がかかるケースが少なくありません。
このため、海外赴任におけるお金の管理は、大きな課題となることがあります。
非居住者とは
所得税法上、「居住者」とは、日本国内に住所を有する方、または現在まで引き続き1年以上居所を有する方をいい、これに該当しない個人が「非居住者」とされます。
海外赴任で1年以上の海外勤務を予定して出国する場合、原則として出国の日の翌日以降は非居住者として扱われますが、実際の判定は勤務期間、生活の本拠、家族の居住状況などにより異なるため、税務上の取扱いは税務署や税理士等に確認するようにしましょう。
なお、銀行サービス上の「非居住者」の取扱いや利用制限は金融機関ごとに異なるため、利用中の銀行へ出国前に確認しておくことが大切です。
銀行サービスの利用制限例
一部の銀行では、非居住者となる場合には口座を解約しなければならないと定められています。
また、事前に所定の手続きをせずに非居住者になった場合、口座が凍結され、一切のサービスが受けられなくなる銀行もあります。
このほか、非居住者になると、新規にローンの申請ができなくなる、インターネットバンキングの一部機能が利用できなくなる、といった制限が設けられるケースもあります。
海外赴任のお金の管理(1)|日本にいる間にやるべきこと
海外赴任中の給与の受取りに関する確認
海外赴任が決まったら、赴任中の収入等がどの銀行口座に入金されるのか、あらかじめ確認しておきましょう。
例えば給与の場合、①日本の口座に全額入金、②現地の口座に現地通貨で全額入金、または③日本の口座と現地の口座に半分ずつ入金といったように、勤務先や雇用形態などによって異なることがあります。
特に①の、日本の口座に全額入金される場合は注意が必要です。
日本の口座にある資金を現地で利用する予定がある場合には、海外のATMでも引出しできるデビットカードやキャッシュカードを作っておく、あるいは、インターネットバンキング/モバイルバンキングで日本の口座から現地の口座に送金できるようしておく、といった準備をしておきましょう。
なお、給与の受取口座とは別に、経費精算用の口座を用意する必要がある企業もあるようですので、お勤め先で確認をしておきましょう。
利用中の銀行の非居住者向けサービスの確認
1年以上の海外勤務を予定して出国する場合、非居住者として扱われることがあります。
非居住者になると口座を解約しなければならない銀行もあるので、注意が必要です。
非居住者として日本の銀行口座を利用する場合、手続きが制限されるケースが一般的です。
このため、利用している銀行で海外赴任中に予定している手続きが可能か、事前に確認しておきましょう。
制限される手続きの内容は、各銀行で異なります。
利用制限の内容次第では、十分な非居住者向けサービスを提供している別の銀行口座を開設することも視野に入れるべきでしょう。
非居住者の口座開設を取扱っていない銀行もあります。新たな銀行口座が必要な場合は、市区町村に住民票の転出届を提出する前(非居住者になる前)に、当該銀行の口座開設を済ませておくようにしましょう。
あわせて、利用予定のない銀行口座については解約し、海外赴任中も利用する口座に資金を移動させておくのも一案かもしれません。
ご存じですか? ~非居住者の課税~
海外赴任中に利用する銀行の選択
海外赴任中に利用する銀行口座を新たに開設する場合、予定している手続きが可能であることはもちろん重要ですが、トラブル発生時のサポート体制が充実しているかという点も、考慮に入れておく必要があります。
長期間に及ぶ海外赴任では、紛失や盗難でキャッシュカードを失う、あるいはクレジットカードの有効期限が切れて使用不可となるといった事態に遭遇することがあるかもしれません。あるいは、日本の法制度や銀行のルールが変わってしまって、予定していた手続きが突然できなくなるといったケースも考えられます。
このため、海外赴任中に利用する銀行を選ぶうえでは、海外から各種手続きが可能であること、キャッシュカード等を海外へ郵送するサービスがあること、(現地との時差があること等を踏まえ、)非常時には24時間問合せに応じる体制が整備されていることなども、重要なポイントであると考えるべきでしょう。
海外赴任中に利用する銀行で必要な手続き
海外赴任中に利用する日本の銀行口座が決まったら、出国後の利用を見据えた、各種手続きを済ませておきましょう。
なお、主な手続きとしては、非居住者口座への変更や、デビットカードやクレジットカード、現地通貨の現金の準備(赴任先で現地の銀行口座を開設するまでの当面の生活費や、生活を整えるための一時的な出費に充てるためのもの)などが挙げられます。
手続きの内容次第では数週間程度の時間を要するケースもあり得るため、計画的に手続きを進めるようにしましょう。
ご存じですか? ~海外送金手続きの厳格化~
ご存じですか? ~海外への住所変更~
海外赴任中に利用する銀行口座ならSMBC信託銀行プレスティアがおすすめ
海外赴任中に利用するなら、SMBC信託銀行プレスティア[公式サイト]の口座がおすすめです。
海外でもインターネットバンキングやモバイルバンキングが利用できるうえ、その代名詞ともいえるGLOBAL PASS(グローバルパス)を使えば、赴任先での各種支払いもスムーズかつスピーディに済ませることができます。
ポイント① 赴任中も便利!プレスティアオンライン/プレスティアモバイル
プレスティアオンライン/プレスティアモバイルは、SMBC信託銀行プレスティアのインターネットバンキング/モバイルバンキングであり、ユーザー登録したその日から利用することができます。
海外でも、残高照会・取引照会・各種手続き等に利用できるので、大変便利です。
事前に送金登録をしておけば、海外送金も国内送金もスムーズに行うことができます。
ポイント② 帰任時にもおすすめ!「海外資金ご入金プログラム(外貨でご入金プラン)」
海外赴任を終えて帰任される際などには、現地の金融機関から日本国内の金融機関へ資金を送金することもあるでしょう。
このときおすすめしたいのが「海外資金ご入金プログラム(外貨でご入金プラン)」[公式サイト]です。
外貨のまま、為替取扱手数料(リフティング・チャージ)無料で資金をお受取りいただけるうえ、入金額に応じたキャッシュプレゼントがあるのが魅力です。
海外赴任中に利用するカードにはGLOBAL PASS(グローバルパス)がおすすめ
海外の多くの国や地域ではキャッシュレス決済が広く利用されているため、赴任の際はVisaやMastercardなどといった国際ブランドのデビットカードやクレジットカードを持参すると何かと便利です。
一方、チップを渡すときや、小規模な店舗でお買物する際など、現金での支払いが必要になるケースもしばしば発生します。
このため、海外へ赴任する際は、現地でのキャッシュレス決済と現金での支払いの両方に柔軟に対応できるようにしておくことが肝要です。
こうした事情を踏まえ、海外赴任時に使うカードとして特におすすめしたいのが、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS(グローバルパス)[商品説明ページ]です。
ポイント① 現地で口座の外貨が使える
GLOBAL PASSは海外でも便利に使えるVisaデビットカードで、その利便性から人気が広がり、累計発行枚数は45万枚を突破しています。(*1)
GLOBAL PASSの一番の魅力は、外貨預金(*2)を、そのまま海外で使える仕組みを有している点です。
赴任先の通貨がSMBC信託銀行プレスティアの取扱い通貨(計17通貨)であれば、その通貨を事前に口座に入れておくことで、現地での決済に充てることができます。
この方法がユニークなのは、円から外貨へ交換するタイミングと、実際に海外で使うタイミングを、切り離すことができる点です。
為替レートの状況を踏まえてなるべく円高・外貨安のタイミングで円を外貨に交換しておけば、現地でかかるコストを抑えられるかもしれません。
また、外貨預金を海外での決済に充てる場合、決済のタイミングでは円から外貨への交換は発生しないので、支払いの都度、為替レートの状況に一喜一憂する必要はありませんし、手数料がかかることもありません。
[ご参考:SMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨]
米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドル、ユーロ、スイスフラン、シンガポールドル、香港ドル、オフショア中国人民元(*3)、タイバーツ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ
ポイント② 手数料無料で17通貨を購入できる
SMBC信託銀行プレスティアでは「為替手数料無料プログラム」(*4)の適用により、いつでも手数料無料で、外貨普通預金で取扱いのある全17通貨を購入することができます。
なお外貨購入のお取引は、インターネットバンキング(SMBC信託銀行アプリ/プレスティア オンライン/プレスティア モバイル)であれば1,000円以上の金額から、簡単な手続きで申し込むことができます。
「為替手数料無料プログラム」は自動的に適用されるため、別途申請等の必要はありません。
関連記事:
為替手数料無料で外貨を購入するには?17通貨対応のSMBC信託銀行プレスティアの活用法を解説
ポイント③ キャッシュレス決済にスムーズに対応できる
GLOBAL PASSは、キャッシュレス決済に便利にお使いいただけます。
デビット機能を備えておりタッチ決済にも対応しているので、赴任先でのお買物やお食事などの際の支払いもスムーズに済ませられます。
ポイント④ ATMで現地通貨が引き出せる
赴任先で現地通貨の現金が必要になった場合には、世界の200以上の国や地域のVisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すことができます。
しかもその際の海外ATM手数料は無料です。(*5)
ポイント⑤ スマホ&アラートサービスでお金の管理もかんたん!
インターネットバンキングを使えば、リアルタイムでGLOBAL PASSを利用した際の口座残高の増減をチェックすることができます。
また、「プレスティア アラートサービス」に登録しておけば利用の都度Eメールで通知があるので、赴任先でのお金の管理がしやすいほか、不正利用があった場合に気が付きやすくなるといった効果も期待できます。
このほか、GLOBAL PASSの偽造・盗難等による第三者の不正利用への補償や、購入した商品の破損・盗難等による損害をてん補する「お買物安心保険(動産総合保険)」サービスなどもあるので、安心です。
[ご参考:あんしんの各種サービス]

(*1)2026年8月現在
(*2)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。
(*3)SMBC信託銀行プレスティアの取り扱いはオフショア中国人民元のみとなります。中国国内での利用の場合、オフショア人民元普通預金から決済可能です。
(*4)「為替手数料無料プログラム」の適用条件についてはこちらをご参照ください。
(*5)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。
海外赴任のお金の管理(2)|現地の口座開設
海外で生活する際は、多くの場合、現地の口座開設が必要となります。
海外の銀行口座の開設は、可能な限り勤務先や現地の友人などのサポートを受けるようにして、出国前にあらかじめ現地の銀行の手続きを確認しておくことをおすすめします。
渡航して間もない頃に口座を開設する場合、必要な公的書類(例:米国のソーシャルセキュリティナンバーなど)が手元に揃っておらず、口座開設までに相当時間がかかってしまうことがあります。
国や銀行によっては、口座開設の手続きが完了するまでに数週間から数か月かかるようなケースも珍しくないようです。
このため、現地での当初の生活費等の支払いには、日本から持参したデビットカードやクレジットカード、現金で対応できるようにしておきましょう。
なお、引っ越し直後は特にまとまった金額が必要になることもあり得るため、カードの利用限度額も確認しておくようにしましょう。
海外赴任のお金の管理(3)|赴任前のチェックリスト
【お勤め先】
【市町村窓口】
【日本の銀行・その他金融機関】
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(海外の銀行口座が開設されるまで時間がかかる場合があるため)
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(日本と同じサービスを受けられないものがあるため)
-
(事前に必要書類を確認しておくと手続きがスムーズ)
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(海外赴任後も売買や継続保有ができるのか確認が必要)
【赴任先の銀行】
-
(事前に必要書類や開設にかかる時間を確認しておく)
※チェック内容はこのブラウザに保存され、次回も続きから確認できます。
※端末・ブラウザの変更や保存データの削除等により、引き継がれない場合があります。
海外赴任時の銀行口座に関するよくある質問
ここでは、海外赴任時の銀行口座に関するよくある質問を、4つ紹介します。
- ● 海外赴任中も日本の銀行口座は使えますか?
- ● 住民票を海外に移すと銀行口座は解約が必要ですか?
- ● 海外赴任中の給与は日本の口座と現地の口座のどちらで受取ることになりますか?
- ● 赴任先で現地の銀行口座を開設する必要はありますか?
海外赴任中も日本の銀行口座は使えますか?
銀行によって異なります。
非居住者になると口座の継続利用が制限される場合もあるため、出国前に利用中の銀行へ確認しましょう。
住民票を海外に移すと銀行口座は解約が必要ですか?
一部の銀行では、非居住者となる場合には口座を解約しなければならないと定められています。
また、海外転出により非居住者として扱われる場合、銀行ごとに利用できるサービスが制限されることがあります。
海外赴任中の給与は日本の口座と現地の口座のどちらで受取ることになりますか?
勤務先や雇用形態によって異なります。
日本の口座で受取る場合、現地で使うための送金手段や海外ATMで引き出せるカードを準備しておくことが重要です。
赴任先で現地の銀行口座を開設する必要はありますか?
給与受取り、家賃、公共料金、現地決済などで必要になる場合があります。
ただし、開設までに時間がかかることがあるため、当面の生活費は日本で準備したカードや現金で対応できるようにしておきましょう。
まとめSUMMARY
非居住者になると、国内の銀行サービスが利用できなくなる場合があります。
このため、海外赴任先での暮らしにスムーズに移行できるよう、出国前にお金の管理方法についてしっかり検討し、適切な準備をしておくことが重要です。
海外赴任中に利用する日本の銀行としては、SMBC信託銀行プレスティアがおすすめです。
インターネットバンキングやモバイルバンキングを通じて残高照会・取引照会・各種手続き等に利用できて大変便利であり、そのうえ多通貨VisaデビットカードであるGLOBAL PASS(グローバルパス)を、現地でのキャッシュレス決済やATMでの現金出金に活用できるためです。
海外赴任の予定がある方は、是非この機会にSMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用をご検討ください。






