海外旅行に必要なものは?必携品やあると便利なものを徹底解説!

海外旅行をする際には、安心して滞在し、観光を楽しむために準備すべき持ちものがあります。渡航してから「〇〇がなくて不便!〇〇を持ってきていればよかった!」と後悔しないためにも、必要なものを把握しておきましょう。
この記事では、海外旅行をする際に必要な持ちものについてご案内します。
海外旅行の持ちものリスト
[海外旅行前に必ず用意するもの]
- □ パスポート
- □ パスポートのコピー
- □ ビザ
- □ 海外旅行の保険証(加入している場合)
- □ 航空券
- □ 現金
- □ 外貨が使えるデビットカード
- □ クレジットカード
[海外旅行の際に旅先で必要なもの]
- □ スマートフォン
- □ ポケット型Wi-Fi
- □ 衣類
- □ 日用品・洗面用具
- □ スキンケア・衛生用品
- □ 腕時計
- □ 充電器
- □ 観光用バッグ
- □ セキュリティポーチ
- □ 電源プラグ変換アダプタ
- □ 常備薬
- □ 国際免許証
- □ スリッパ
- □ 筆記用具
- □ エコバッグ
- □ 雨具
海外旅行前に必ず用意するもの

海外旅行をする際に必ず用意すべきものは以下のとおりです。
- ● パスポート
- ● パスポートのコピー
- ● ビザ
- ● 海外旅行の保険証(加入している場合)
- ● 航空券
- ● 現金
- ● デビットカード・クレジットカード
パスポート
パスポートがなければ、海外へ渡航できません。また、渡航先によっては必要な有効期間が設けられているケースがあるため、有効期間が十分に残っているかも確認しましょう。
初めてパスポートを申請する方は住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請します。申請してから受領するまで通常1週間程度かかるため、余裕を持って動きましょう。
パスポートのコピー
パスポートは身分を証明する重要なものです。パスポート原本を紛失してしまったときの対策として、コピーを用意しておきましょう。
パスポートのコピーがあれば、原本がなくとも本人確認書類として利用できる場合があります。 また、パスポートを携帯していない人を処罰の対象とする国がある一方で、コピーを携帯すれば処罰の対象とならない国もあります。
ただし、スマートフォンで撮影したものは身分証明として使用できないため注意が必要です。その代わりにスマートフォンにはパスポートをスキャンしたPDFデータ保管しておくことで、紙のように紛失する心配もなく、すぐに提示することができます。
ビザ
渡航先によっては、ビザ(査証)が必要です。渡航先だけでなく、渡航目的や滞在期間などによってビザの要否や種類が異なるため、事前に確認しておきましょう。
ビザを申請する際に必要な書類は渡航目的や現地事情により異なります。ビザを申請する際は在外公館(日本国大使館や総領事館など)のホームページで確認しましょう。
なお、アメリカに渡航する際には「ESTA」の申請が必要です。ESTAは2年間有効ですが、この間にパスポートを更新した場合はESTAを新たに申請しなければなりません。
また、ESTAと同じような仕組みとして、オーストラリアのeTA(有効期限は1年間)やカナダのeTA(有効期限は5年間)があります。この場合も、有効期限内にパスポートを更新した場合は、新しく申請する必要があります。
海外旅行の保険証(加入している場合)
海外旅行保険に加入する際には、契約した保険会社から発行される保険証券を忘れずに持っていきましょう。海外では日本の公的医療保険が適用されないため、医療費が高額になるケースがあります。
実際に治療を受ける際に、現地の医療機関で保険加入の有無を尋ねられることがあるため、日本語の保険証だけでなく外国語に翻訳された付保証明書も用意しておきましょう。
また、クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているものもありますが、補償内容が不十分なケースが考えられます。特に、渡航先でアクティビティを楽しむ予定がある方は、万が一の事態に備えて保険へ加入しておくようにしましょう。また、保証の適用には空港までの公共交通機関での支払いなど一定の利用が条件となっている場合もありますので、事前によく確認しておくことをおすすめします。
航空券
航空券(eチケット)は、出国手続きや入国手続きの際に必要です。航空券の予約データは航空会社のシステムに記録されています。
なお、航空券のコピーを用意しておくとより安心です。
もし航空券を忘れたり、紛失しても、航空会社のカウンターで再発行を依頼できることがありますので慌てずに対処しましょう。
現金
渡航先によってはデビットカードやクレジットカード決済が主流ですが、お持ちのカードが全ての場所で利用できるとは限りません。そのような場合に備え、一定の現金を持っておくと安心です。チップの支払いなどのためにも日本円だけでなく、渡航先の現地通貨も用意しておきましょう。
渡航先の通貨は、渡航前に両替所で交換するか、渡航先現地の両替所やATMで調達できます。
なお、外貨を為替手数料無料で購入して、現地のATMを使って手数料無料で現金として引出す方法について、「為替手数料無料で外貨を購入する方法!SMBC信託銀行プレスティアが紹介する外貨預金の裏技」でも紹介しています。
外貨が使えるデビットカード

海外旅行好きの方々の間でにわかに人気が広がり、必需品の一つとなりつつあるのが、外貨が使えるタイプのデビットカードです。
海外で利用する場合、一般的なデビットカードは円口座から利用代金が引き去られますが、外貨が使えるデビットカードであれば、口座に外貨を入れておけばその外貨をそのまま支払いに充てることができ、大変便利です。
一般的なデビットカードに比べてまだまだ種類は少ないですが、万一の際にクレジットカードと使い分けることができるなど何かと有用であるため、自分に合ったカードを選んで準備しておくようにしましょう。
クレジットカード
クレジットカードがあれば、デビットカード同様、多額の現金を持ち歩く必要がありません。また、両替する現地通貨を最小限に抑えられるため、両替にともなう手数料を節約できます。
ただし、カードの種類によって手数料体系が異なるため、事前に確認しておきましょう。
また、クレジットカードのブランドによっては、海外で利用できないケースがあります。事前に利用できるか確認し、必要に応じて多めに現地通貨を両替しておくなど対策しましょう。
海外旅行の際に旅先で必要なもの
次に、旅先で必要なものを紹介します。
スマートフォン
スマートフォンは海外旅行に欠かせない存在です。万が一のトラブルに巻き込まれたとき、現地警察や大使館へ連絡する際の手段になりますので、持っておくと安心です。
このほか、カメラ機能で旅行の思い出を保存したり、地図アプリで経路を調べたり、翻訳アプリを現地の言語の理解のサポートに利用できるといった利点があることから、非常に有用であると言えるでしょう。
ポケット型Wi-Fi
日本国内のSIMだと、契約形態によっては海外ではWi-Fi環境がなければスマートフォンは使用できないものもあります。海外ローミングができる国内の携帯プランもありますが、いつでもどこでも通信環境を維持するために、ポケット型Wi-Fiがあると便利です。
また、ご自身の使っているスマホ端末を、海外でもインターネットにつなげて使用できるようにするためのサービスであるeSIMも便利です。
衣類
滞在日数に応じて必要な衣類を用意します。また、現地の気候に応じて、快適に過ごせるように上着も忘れずに用意しましょう。
靴に関しては、普段から履きなれたものが無難です。
日用品・洗面用具

普段から使い慣れている日用品や洗面用具があるのであれば、持っていくと便利です。海外のホテルのなかには、サステナビリティへの取組のため、歯ブラシや歯磨き粉、ブラシなどのアメニティが用意されていないケースがあります。
また、ヨーロッパの多くの国では水道水が硬水です。硬水で洗うと髪がきしんだり肌荒れしたりすることがあるため、自分に合った日用品や洗面用具を持っていくと安心です。
スキンケア・衛生用品
使い慣れたものを持参すれば、現地の美容用品を使ったときに「自分の肌に合わない」という事態を防げます。
機内に持ち込むことも可能ですが、液体が100mlを超える容器やスプレーは持ち込めないため、注意しましょう。
消毒液や除菌シートなどの衛生用品を持っていけば、食事前に手早く手を拭けるため便利です。
腕時計
スマートフォンでも時間を確認できますが、歩きスマホをしていると注意力が散漫になり、スリなどの被害に遭う可能性が高まります。そのため、時刻を確認するだけでなくスリ被害を防ぐうえでも、腕時計があると安心です。
充電器
スマートフォンやカメラの充電器を忘れずに持っていきましょう。本体があっても、現地でバッテリーが切れると用をなしません。
観光用バッグ
財布やカメラなどをしまえる観光用バッグを用意しましょう。防犯の観点から、ジッパーが付いているバッグを選ぶことをおすすめします。
リュックやボストンバッグはスリに狙われる恐れがあるため、前抱えができるバッグを選ぶとよいでしょう。
セキュリティポーチ
セキュリティポーチとは、服の下にも着用可能なポーチです。パスポートをはじめ、滞在中に絶対に紛失したくないものを保管する際に使用するとよいでしょう。
電源プラグ変換アダプタ
渡航先によっては、電源プラグ変換アダプタ(変圧器)が必要です。せっかく充電器を持っていっても、電源プラグ変換アダプタがないと現地のプラグ形状や電圧が合わず、充電できない事態が起こり得ます。
なお、国や地域によってタイプが異なるため、事前に渡航先の型を確認しておきましょう。
常備薬
普段から服用している方は、薬を忘れずに持参しましょう。また、現地での体調不良に備えるために、風邪薬や解熱剤、医療薬などを持っていくと安心です。
乗り物酔いしやすい方は、酔い止めもあるとよいでしょう。
国際免許証
渡航先で運転する予定がある方は、国際免許証を取得しておきましょう。
国際免許証の交付手続きは、運転免許試験場や運転免許更新センター、指定警察署でおこなえます。国際免許証の有効期間が満了したときは、運転免許試験場または警察署へ忘れずに返却しましょう。
スリッパ
機内で長時間過ごすとき、スリッパがあると足元が楽になります。また、欧米のホテルではスリッパが用意されていないことが多いため、ホテルで快適に過ごすためにもスリッパがあると便利です。
筆記用具
帰国時、日本に入国する際に税関書類を書く必要があります。飛行機から降りたあとで書くこともできますが、筆記用具を用意して事前に機内で書いておくとスムーズです。
エコバッグ
多くの国や地域では環境負荷軽減に積極的であることから、買物の際、基本的にビニール袋はもらえないと思っておいたほうがよいでしょう。そのため、エコバックを用意しておくと買物のときに便利です。
事前に渡航先のサステナブルへの取組みや、買物事情などを確認しておきましょう。
雨具
滞在中の雨に備えて、雨具も用意しましょう。現地での過ごし方に合わせて、折り畳み傘や雨合羽など、適切な雨具を用意することをおすすめします。
海外旅行時の際にあると便利なもの
続いて、海外旅行時に「あると便利なもの」を紹介します。必須ではありませんが、現地での滞在を快適にするために役立ちます。
あると便利なもの<暑い地域>

水着
暑い場所へ旅行する際には、ビーチやプールで過ごす時間もあるのではないでしょうか。ビーチやプールに行く予定がある方は、水着を忘れずに持参しましょう。
虫よけスプレー
暑い場所は虫の活動が活発になりやすいため、虫よけスプレーがあると便利です。ただし、現地の虫は日本の虫と生態系が異なることもあり、日本のスプレーが効かない場合があります。
日本のスプレーで効果が薄い場合は、現地の薬局でスプレーや虫刺され用の薬を買うとよいでしょう。
なお、虫よけスプレーは基本的に預け入れの荷物であれば持ち込みが可能です。しかし、航空会社でルールが異なるため、持ち込む際には確認しましょう。
日焼け止め、サングラス
暑い場所は日差しと紫外線が強いため、日焼け止めやサングラスがあると便利です。
なお、暑い場所以外で高緯度の場所や高地へ行く予定がある方も、持参するとよいでしょう。
あると便利なもの<寒い地域>

防寒着
寒い場所へ行く際には、防寒着は必須です。渡航先の平均気温や最低気温を調べておき、適切な上着と防寒具を考えておきましょう。コンパクトに収納できるアウトドアタイプのものが長時間移動時にクッションにも使えたりとおすすめです。
使い捨てカイロ
手がかじかんでしまうと何かと不便なので、手軽に暖を取れる使い捨てカイロがあると便利です。また、貼るタイプのカイロがあれば、お腹や背中を温めることもできます。
あると便利なもの<全般>
海外旅行の際にあると便利なものを紹介します。
ネックピローなど
フライトが長時間になるときは、ネックピローがあると首が楽になります。空気を入れて使うタイプであれば、かさばらないので持ち運びも便利です。
マスク
飛行機内は空気が乾燥しているため、鼻やのどを守るためにもマスクがあると便利です。ホテルの室内が乾燥している場合にも備えて、予備を何枚か用意しておくと安心です。
除菌グッズ
除菌スプレーや除菌シートなど、手軽に衛生を保てるグッズがあると便利です。渡航先によっては水道事情が劣悪で水道水が清潔ではない恐れがあるため、除菌グッズがあると安心にもつながります。
ガイドブック・地図
渡航先の観光情報や雰囲気がわかるガイドブックや、街歩きに役立つ地図があると便利です。
現地でも観光客向けの地図が置いてあることがありますが、日本語に対応していないケースもあります。スマホの地図アプリも通信状況によっては利用しづらいケースも想定されるため、事前に日本語のガイドブックなどを用意して目を通しておくと、より安心して旅行を楽しめるでしょう。
「たびレジ」の登録
「たびレジ」とは、外務省から海外の安全情報を日本語で受信できるサービスです。出発前に渡航先の安全情報を確認しつつ、滞在中も最新情報を得られます。
現地で事件・事故に巻き込まれても素早く支援を受けられるため、登録を済ませておくと安心です。
海外旅行先ではクレジットカードやデビットカードが必要?
海外旅行の際には、クレジットカードやデビットカードがあると便利です。
以下で、必要な理由や利用時の注意点などを解説します。
海外旅行でクレジットカードやデビットカードが必要な理由
クレジットカードやデビットカード決済は、現金よりも安全で利便性が高いメリットがあります。多額の現金を持ち歩く必要がなくなるため、スリやひったくりの被害に遭うリスクを軽減しつつ、万が一のときも被害額を抑えられるでしょう。
また、レストランでは、カードがあれば飲食代金とチップをまとめて支払うことも可能です。
ほかにも、公共交通機関やタクシーなどの料金を支払う際にカードを利用できることがあるため、クレジットカードやデビットカードがあると何かと便利です。
なお、クレジットカードやデビットカードの海外での利用については 「海外での支払いはデビットカードで!現金・クレジットカードと徹底比較」 で詳しく説明しております。
海外旅行でクレジットカードやデビットカードを利用する際の注意点
海外旅行でクレジットカードやデビットカード決済をする際には、サインレスが多い傾向にあります。旅行前にPINコード(暗証番号)を確認し、問題なく決済できるように備えましょう。またそれぞれのカードによって海外利用時にかかる手数料が違ってきます。出費が多い海外旅行では数万円の違いになってくることもありますので各カードのメリット・デメリットを正しく把握し出来る限りお得に海外旅行を楽しみましょう。
カードの盗難やスキミング被害に遭い、不正利用されるリスクはゼロではありません。不正利用の懸念がある場合には速やかにカード会社へ連絡する必要があるため、連絡先を控えておきましょう。
海外に持っていくならSMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSがおすすめ

海外旅行への準備のひとつとしておすすめしたいのが、海外でもつかえる他通貨Visaデビット一体型キャッシュカードのGLOBAL PASSです。海外渡航の多い方のなかではかなり浸透してきた、外貨決済のできるデビットカードです。
口座にある外貨を使ってショッピングができるカードなので、渡航先の通貨をあらかじめ購入して外貨預金口座に入金しておくと、お得でスムーズに決済ができます。
クレジットカードと同じようにキャッシュレスで決済ができ、いわゆる国際型キャッシュカードなので海外ATM手数料無料で現地のATMで口座の外貨を引き出すこともできます。(*)
また円から引き落とされる日本の一般的なクレジットカードやデビットカードの様に利用の都度両替手数料もかかりません。
また、アラートサービスに登録しておけば利用の都度Eメールで通知があるので、渡航先でのお金の管理がしやすいほか、不正利用があった場合に気が付きやすくなるといった効果も期待できます。
海外旅行を計画されている方は、ぜひプレスティアの預金口座開設とGLOBAL PASSのお申込みをご検討ください。
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