イギリスの食べ物・スイーツ17選|定番から最新まで完全網羅
イギリスにはフィッシュ・アンド・チップスやローストビーフといった、古くから愛される伝統的な名物料理が多数あります。また、アフタヌーンティーやトライフルなどのスイーツも豊富です。
そのため「イギリス旅行では何を食べるべき?」「どのような料理やデザートがあるのかを知っておきたい」などと考えている方もいるでしょう。
そこで本記事では、イギリスで味わうべき有名な食べ物・スイーツを厳選して紹介します。また、知っておくべき食事マナーやレストランでの注文方法なども解説するので、ぜひ参考にしてください。
※本記事に記載の内容は、2025年12月現在の情報に基づくものです。
イギリスの有名な食べ物・料理12選
イギリスの有名な食べ物・料理12選を紹介します。
- 1. フィッシュ・アンド・チップス
- 2. イングリッシュ・ブレックファスト
- 3. ミートパイ
- 4. ローストビーフ
- 5. シェパーズパイ/コテージパイ
- 6. サンデーロースト
- 7. バンガーズ・アンド・マッシュ
- 8. パスティ
- 9. スコッチエッグ
- 10. ハギス
- 11. ソルトビーフベーグル
- 12. ヨークシャープディングラップ
1.フィッシュ・アンド・チップス
フィッシュ・アンド・チップスは、イギリスの食文化を語るうえで外せない国民的な料理です。
外はカリッと中はふわっとした白身魚のフライに、ホクホクの太いフライドポテトが添えられており、
塩とビネガー、タルタルソースをたっぷりとかけて食べるのが本場流です。ビネガーの酸味が揚げ物の油っぽさを和らげ、魚の旨味を一層引き立ててくれます。
2.イングリッシュ・ブレックファスト
イングリッシュ・ブレックファストは、イギリスの伝統的な朝ごはんです。
その内容は実に盛りだくさんで、ベーコン、ソーセージ、目玉焼き、焼きトマト、マッシュルームのソテー、ベイクドビーンズがワンプレートに盛り付けられていて、
これに、バターを塗ったトーストや揚げパンが添えられるのが一般的です。
元々は一日中働く労働者のためのボリューム満点の食事でしたが、現在ではホテルの朝食やカフェのブランチメニューとしてゆっくりと楽しむ特別な食事となっています。
3.ミートパイ
ミートパイは、心安らぐ家庭料理の代表格です。
サクサクのパイ生地の中に、牛肉やラム肉などをグレイビーソースでじっくり煮込んだシチューがたっぷりと詰められています。牛肉をエールビールで煮込んだ「ステーキ・アンド・エールパイ」や器に入ったシチューの上にパイ生地の蓋を載せる「ポットパイ」などもあります。
パブの定番ランチメニューであり、マッシュポテトやグリーンピースと共に提供されることが多くボリュームも満点です。
4.ローストビーフ
ローストビーフは、シンプルかつ豪快な肉料理です。
牛肉の塊をオーブンでじっくりと時間をかけて焼き上げることで、外側は香ばしく内側は美しいロゼ色のジューシーな状態に仕上がります。
薄くスライスされたローストビーフには、濃厚なグレイビーソースをたっぷりとかけ、ホースラディッシュ(西洋わさび)のピリッとした辛味をアクセントに添えていただきます。
5.シェパーズパイ/コテージパイ
シェパーズパイとコテージパイのどちらも、ひき肉とマッシュポテトで作る、イギリス家庭料理の定番です。
見た目は似ていますが、中のひき肉の種類で名前が変わります。「シェパーズパイ(羊飼いのパイ)」が使うのはラムのひき肉、「コテージパイ(田舎の家のパイ)」が使うのは牛肉のひき肉です。
玉ねぎや人参などの野菜と共に煮込んだ香味豊かなひき肉の上に、バターや牛乳で滑らかに仕上げたマッシュポテトを載せ、オーブンで焼き色がつくまで焼き上げます。なお、パイ生地は使われていません。寒い日に食べたくなる一品です。
6.サンデーロースト
サンデーローストはその名の通り、日曜日の昼食に家族や友人と共に楽しむ伝統的な食事です。
メインディッシュは、ローストビーフ、ローストラム、ローストチキン、ローストポークなどから選ぶのが一般的です。焼き上がった肉には、それぞれの肉に合わせたソースが添えられます。
主役の肉を彩る付け合わせが豪華で、ローストポテト、ヨークシャープディング、数種類の温野菜がたっぷりと一皿に盛り付けられます。
7.バンガーズ・アンド・マッシュ
バンガーズ・アンド・マッシュは、ジューシーに焼き上げられた数本のソーセージにクリーミーなマッシュポテトを添えた、シンプルで心温まる一品です。
この料理の決め手となるのが、たっぷりと添えられるオニオングレイビーソースです。玉ねぎを飴色になるまでじっくり炒めて作るソースが、ソーセージとマッシュポテトの素朴な味わいを一つにまとめ上げ格別な美味しさを生み出します。
パブのメニューでは定番中の定番であり、手頃な価格でお腹いっぱいになれる庶民の味方です。
8.パスティ
パスティは、イギリス南西部のコーンウォール地方が発祥と言われる具沢山のミートパイです。
半月型のパイ生地の中に、角切りの牛肉、ジャガイモ、玉ねぎ、カブなどを詰めてオーブンで焼き上げます。
コーンウォール地方の伝統的な軽食であり、ランチや小腹が空いた時のおやつとしてパン屋や専門店で手軽に購入できます。
9.スコッチエッグ
スコッチエッグは、ピクニックやパブのおつまみの定番として親しまれているイギリス料理です。
固ゆでの卵をスパイスで味付けしたソーセージのひき肉で包み、衣をつけて揚げたり焼いたりしたもので、ちょうど日本のメンチカツの中にゆで卵が入っているようなイメージです。
半分にカットすると、肉の層、白身、黄身の断面が見えます。パブで見かけたら、ぜひビールのお供に試してみてください。
10.ハギス
ハギスは、羊の内臓を玉ねぎやオートミール、ハーブ、スパイスなどと共に刻んで混ぜ合わせ、羊の胃袋に詰めて茹で上げた一種のソーセージのような料理です。
羊の内臓が入っていることから敬遠する人もいますが、実際に食べてみるとスパイスが効いたコンビーフのような味わいで、臭みはほとんどありません。
イギリスの中でも、とくにスコットランドのパブやレストランで味わえる一皿です。
11.ソルトビーフベーグル
ソルトビーフベーグルは、ロンドンのイーストエンド地区にあるベーグル店「ベーグル・ベイク」の名物グルメです。
もっちりとした食感の焼きたてベーグルに、たっぷりのソルトビーフ(塩漬けの牛肉の塊を茹でて軟らかくほぐしたもの)がサンドされており、肉の塩気、ピリッとしたイングリッシュマスタード、甘酸っぱいガーキン(ピクルス)の組み合わせが絶妙で、一度食べたら忘れられない味わいです。
行列が絶えない人気店ですが、回転は速く手頃な価格でボリューム満点のベーグルやサンドイッチが楽しめます。
12.ヨークシャープディングラップ
ヨークシャープディングラップは、イギリスの伝統料理がモダンなストリートフードへと進化した比較的新しい人気グルメです。
ヨークシャープディングをクレープのように薄く焼き上げ、上にローストビーフ、ポテト、野菜、グレイビーソースなどサンデーローストの具材を載せ、ブリトーのようにラップしたものです。
もちもちの生地とジューシーな肉、そして濃厚なソースが一体となり、サンデーローストの美味しさをワンハンドで手軽に楽しめます。
イギリスの有名なデザート・スイーツ5選
ここからは、イギリスの有名なデザート・スイーツを5選紹介します。
- 1. アフタヌーンティー
- 2. スコーン
- 3. トライフル
- 4. ビクトリアサンドイッチケーキ
- 5. スティッキー・トフィー・プディング
1.アフタヌーンティー
イギリスの食文化を体験するなら、アフタヌーンティーは欠かせないでしょう。
単なるお茶の時間ではなく、貴族の社交文化から生まれた一種の軽食スタイルで、
豊富な種類の紅茶と共に、ゆっくりと時間をかけて楽しむのが作法です。
通常、3段重ねのティースタンドで提供されます。下段にはきゅうりやサーモンのサンドイッチ、中段には焼きたてのスコーンなどの焼き菓子、上段には色とりどりのケーキやペイストリーが並びます。
ホテルの豪華なティールームで正統派を体験するのも良いですし、街のカフェで気軽に楽しむのもおすすめです。
2.スコーン
アフタヌーンティーの中心的存在であり、イギリス人がこよなく愛する焼き菓子です。
小麦粉、バター、砂糖、牛乳などを混ぜて焼き上げた、パンとビスケットの中間のような食感が特徴です。外はサクッと中はふんわりとしています。
紅茶との相性も抜群です。カフェやティールームで、ぜひ本場のクリームティー(紅茶とスコーンのセット)を味わってみてください。
3.トライフル
イギリスの家庭でお祝い事やパーティーの際に作られる、華やかな見た目の伝統的なデザートです。
ガラスの器の底にシェリー酒やフルーツジュースを染み込ませたスポンジケーキを敷き詰め、その上にフルーツ、カスタードクリーム、ホイップクリームなどを層状に重ねます。
スーパーマーケットでも手軽なカップデザートとして販売されており、イギリスの家庭的な甘さを気軽に体験することができます。
4.ビクトリアサンドイッチケーキ
19世紀の英国女王、ヴィクトリア女王が好んで食べたとされる非常にシンプルで由緒あるケーキです。
バター、砂糖、卵、小麦粉を同量ずつ使うパウンドケーキの生地を2枚焼き、その間にラズベリージャムとバタークリームまたはホイップクリームを挟んだだけ、デコレーションも上に粉砂糖を振りかける程度のケーキですが、シンプルだからこそ素材の良さや生地のきめ細やかさが際立ちます。
イギリスのティールームやカフェでは定番のケーキであり、紅茶と一緒に楽しむのがおすすめです。
5.スティッキー・トフィー・プディング
スティッキー・トフィー・プディングは、濃厚で温かいデザートです。
細かく刻んだデーツを練り込んだ食感のスポンジケーキに、熱々のトフィーソース(バター、砂糖、生クリームを煮詰めたもの)をかけていただきます。
ここに、バニラアイスクリームやカスタードクリームを添えることもあり、温かいソースと冷たいアイスクリームが口の中で溶け合う一品です。
イギリスの食べ物が美味しくないって本当?
「イギリスの食べ物はまずい」という評判を良く耳にしますが、実際は人によって異なります。
味付けが塩と胡椒だけといったシンプルな料理が多いため、口に合わない人もいるのでしょう。
ただ、現在はイギリスの食文化も進み、イギリス料理の展覧会も日本で行われるようになりました。定番の料理から比較的新しい料理まで、幅広く出品されています。
また、ミシュランの星付きレストランの数も増え、ロンドンはニューヨークや東京と並ぶ、世界有数のグルメ都市と評価されています。
知っておくべきイギリスの食事マナー・飲食店の独自ルール
最後に、出発する前に知っておくべきイギリスの食事マナー・飲食店の独自ルールを紹介します。
- ● パブでは基本的にカウンターで注文と会計を済ませる
- ● アフタヌーンティーには服装や飲食の作法など伝統的なマナーがある
- ● カトラリーの使い方などイギリス流テーブルマナーに気を付ける
パブでは基本的にカウンターで注文と会計を済ませる
イギリスのパブでは、カウンターに行ってバーテンダーに直接注文し、その場で会計を済ませるのが基本です。日本の居酒屋のように、スタッフが注文を取りに来てくれるのを待つスタイルではありません。
飲み物はカウンターで受け取り、料理は後から席まで運ばれてくるのが一般的です。追加で飲み物が欲しくなったら、その都度カウンターに行きましょう。
なお、イギリスのパブではチップは不要なことが多いです。
アフタヌーンティーには服装や飲食の作法など伝統的なマナーがある
高級ホテルのティールームで本格的なアフタヌーンティーを楽しむ際は、いくつかのマナーを知っておくと安心です。
まず服装ですが、厳格なドレスコードがある場所は少ないものの、スマートカジュアルを心がけましょう。男性ならジャケットとシャツ、女性ならワンピースが無難です。
食事の作法としては、3段スタンドは下段のサンドイッチから順に上へと食べ進めます。スコーンは手で一口サイズにちぎってからいただきます。
カトラリーの使い方などイギリス流テーブルマナーに気を付ける
イギリスのレストランで食事をする際の基本的なテーブルマナーは日本や他の西欧諸国と大きくは変わりませんが、いくつか特徴的な点があります。
最も代表的なのが、ナイフとフォークの使い方です。食事を終えるまでは、ナイフは右手に、フォークは左手に持ったままにするのが美しいとされています。
カトラリーを離す場合は、「ハの字」になるようにナイフの上にフォークを置きます。食事を終えたら、ナイフとフォークを揃えてお皿の右斜め下に置いてください。
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