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【2025年版】タイ・バンコクの物価は?旅費やおすすめの楽しみ方を解説

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【2025年版】タイ・バンコクの物価は?旅費やおすすめの楽しみ方を解説

魅力的な観光スポットが多く、日本からの旅行先として人気のタイ・バンコク。

この記事では、現地での取材や実際に体験した内容に基づき、タイの物価やタイ旅行にかかる費用、バンコク市内の決済事情について解説するとともに、バンコク観光でおすすめしたいことの8選をご紹介します。

※本記事では、1タイバーツ=約4.4円(2025年5月13日時点)で計算しています。
※本記事に記載の費用は、2025年5月時点における費用(目安)となります。

タイの基本情報

日本からのアクセス

日本からのアクセス

日本との時差は2時間、フライト時間も約6~7時間であることから、タイは気軽に訪れられる旅行先として人気があります。
ANAやJAL、タイ航空をはじめ、その他LCCも含めて多くの航空会社が直行便を運営しており、予算や発着場所、時間帯等に応じて柔軟に選択することができます。

タイ旅行の費用

エコノミークラスを利用する場合、1名あたり2泊3日で9万円~15万円くらい、3泊4日で10万円~18万円くらいが相場です。
航空券は、日系の航空会社(ANA・JAL等)の利用で約8~10万円、宿泊費は、一泊あたり5,000円~20,000円程度とみておくと良いでしょう。

LCCの活用やビジネスホテルの選択で、よりコストを抑えることも可能です。

タイの言語は?英語は通じる?

タイの公用語はタイ語です。

しかし、バンコクを含む主要な観光地のホテルやレストラン等では大抵、英語が通じます。流暢でない英語やジェスチャーを交えたやりとりも比較的受け入れられやすいため、コミュニケーションの面で不安を感じる必要は無いかもしれません。

タイの通貨は?現金は必要?

タイの通貨は?現金は必要?

タイの通貨はタイバーツです。

なお、近年キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、タイではタイバーツの現金が必要なケースも多々あります。

例えばマーケットや屋台等ではキャッシュレス決済はほぼ使えませんし、「使う機会が割と多い」という認識を持って、タイではタイバーツの現金をしっかり用意しておくようにしましょう。

なお、日本国内でもタイバーツへの両替はできますが、手数料はその他の通貨(米ドル等)と比べると高い傾向にあり、場所にもよりますが一般的には8-10%程度の両替手数料を目安に考えておいた方がよいでしょう。

タイバーツの現金を準備する方法はいくつかありますので、なるべく安全でコストを抑えられる手段を選びましょう。

バンコク市内の治安

バンコクは、比較的治安が良いと言われています。普段通りの目配りを欠かさず、深夜のひとり歩きなどを避ければ、きっと快適に楽しめることでしょう。

スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセス

スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセスには、エアポート・レール・リンク(ARL)、タクシーが便利です。

ARLは、バンコク市内までの所要時間が約30分、運賃は45バーツ(約200円)とリーズナブルではあるものの、終点のパヤタイ駅からの移動に不安がある場合にはあまりおすすめできません。

スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセス

無理のない移動を優先するなら、Grab(タクシー配車アプリ)の利用がおすすめです。一般的なタクシーも利用できますが、メーターを使用せずに割高な料金を請求したり、お釣りを渋ったりするケースも散見されるため、行先指定から決済まで完結させられるGrabを選択したほうが安心です。

Grabは、日本でアプリをダウンロードできますが、決済用カードの登録は現地でしかできないため、空港到着後忘れずに登録するようにしましょう。

タイの物価

円安や物価高の影響で、海外旅行にかかる費用も増加傾向にあります。勿論タイも例外ではありませんが、それでも観光客に人気があるのは、物価が比較的安いことも一因と考えられます。

タイの物価は総じて、日本より安いです。物にもよりますが、日本の概ね1/2~1/3程度とイメージしておけば良いでしょう。

宿泊

1泊5万円以上する世界的な高級ホテルもありますが、一般的なラグジュアリーホテルは日本に比べるとかなり安価で泊まれます。

スタンダードホテル(3~4つ星)も多数存在するため、宿泊費は予算に応じて抑えることができます。

タイでの宿泊費の目安

  相場 日本円換算(*1)
ラグジュアリーホテル 3,000~6,000タイバーツ 13,200円~26,400円
スタンダードホテル 1,500~3,000タイバーツ 6,600円~13,200円
アパートメントホテル 500~1,500タイバーツ 2,200円~6,600円

食事

食事

日本食チェーンや、海外(特に欧米系)のチェーン店を利用する場合、日本より割高となることもしばしばあります。

タイ料理がお好きであれば、是非現地のお店で食事をお楽しみください。

タイでの食事にかかる費用の目安(夕食の場合)

  相場 日本円換算(*2)
レストラン 200~800タイバーツ 880円~3,520円
フードコート 100~250タイバーツ 440円~1,100円
屋台 80~200タイバーツ 352円~880円

ショッピング

タイ観光の楽しみのひとつはお土産などのショッピングです。雑貨やお菓子など、大抵安価で購入できます。

一方で、上質なタイシルクで有名なジムトンプソンなどの商品は、やはり高価です。購入を検討する場合は、BTSバンチャック駅から徒歩約10分のところにあるジムトンプソンファクトリーアウトレットを利用しても良いかもしれません。

民芸品の購入にはマーケット・屋台がおすすめ

民芸品の購入にはマーケット・屋台がおすすめ

こちらのバッグ、バンコク市内の高級スーパーでは400タイバーツ(約1,760円)で販売されていましたが、屋台では全く同じものが100タイバーツ(約440円)で購入できました。

このように価格が大きく異なる場合があるので、一般的な民芸品をお得に購入したい場合には、マーケットの利用を検討してみましょう。(後述の「屋台街で気ままに食べ歩く」や「巨大マーケットで地元の人々の日常に触れる」で、おすすめのマーケットをご紹介しておりますので、是非ご参照ください。)

食品の購入にはスーパーマーケットがおすすめ

バンコクは年間を通じて気温が比較的高いこともあり、マーケットでお土産用の食品を購入するのは避けるのが無難でしょう。

ドライマンゴーやドリアンチップスなどはお土産として重宝されますが、これらを購入する場合には、ショッピングセンターなどに入っているスーパーマーケットを利用するのがおすすめです。

タイの両替事情

タイで現金は必要?

タイは、シンガポールやマレーシアといった近隣の国々ほどはキャッシュレス化が進んでいません。

屋台等は勿論、これらに限らず現金しか利用できないケースが多々あるため、タイバーツの現金を必ず準備しておきましょう。

タイの両替所・ATM事情

バンコク市内にはたくさんの両替所があり、また現地のATMでタイバーツの現金を引き出すこともできるため、両替で困ることはそうそうありません。

しかし、円からタイバーツへの両替は、円から米ドル等への両替と比べて手数料が高く設定されているのが一般的です。

また、クレジットカードを用いて現地のATMでキャッシングによりタイバーツの現金を用意する場合は通常、返済までの利息とATM使用料がキャッシング利用時の手数料として発生することを理解しておきましょう。

タイバーツでの各種支払にはGLOBAL PASSがおすすめ!

タイバーツでの各種支払にはGLOBAL PASSがおすすめ! GPcardB券面

タイ旅行の際の現地での各種支払には、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSがおすすめです。

GLOBAL PASSはいわゆる国際型キャッシュカードで、その利便性から海外旅行好きの方々の間でにわかに人気が広がり、発行枚数は40万枚を突破(*1)しています。

GLOBAL PASSの一番の魅力は、タイバーツを含む世界17通貨の外貨預金(*2)を、現地での支払にそのまま使える点です。口座のタイバーツを現地で使えるカードを提供している銀行は日本ではSMBC信託銀行のみ(*1)ということもあり、タイ旅行の愛好者にとってGLOBAL PASSは、まさに知る人ぞ知る1枚となっています。

デビット機能を備えているので買物等をスムーズに行うことができるほか、タイバーツの現金が必要になった場合にはVisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すことができます。しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*3)

また、アラートサービスに登録しておけば利用の都度Eメールで通知があり、現地でのお金の管理にも便利です。

(*1)2025年5月現在

(*2)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。

(*3)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。

【必見!】ATMの落とし穴に注意

タイでATMを利用する際には、主に以下の2点について注意が必要です。

【必見!】ATMの落とし穴に注意

① 海外ATMオーナー手数料が発生する

バンコクでは一般的に、ATMの1回の利用につき200タイバーツ程度(約880円)の海外ATMオーナー手数料がかかります。

この手数料は、本記事を執筆した編集部が2025年に10台以上のATMで調査した際全てのATMで徴収されましたので、原則として発生する手数料であると考えられます。

このため、なるべく1度にまとめて引き出すことをおすすめします。

ちなみにSMBC信託銀行プレスティアのお客さまのうち、以下のいずれかに該当する方は、この海外ATMオーナー手数料が全額返金されるという驚きの特典がありますので、是非この機会にあわせてご検討ください。

  • ●インターネットで新規に口座を開設されたお客さま(*4)
  • ●ゴールドステータス(プレスティアデジタルゴールドを含む)のお客さま

(*4)本特典の対象となる期間:口座開設月を含めて6か月目の月末までの間



② 口座のタイバーツを利用したいのに、円から引き出す選択肢が表示される

GLOBAL PASSを使って口座のタイバーツを引き出したいにもかかわらず、ATM利用に際し口座の円から引き出す選択肢が表示されることがあります。これは、DCC取引に起因する事象です。

円からの両替レートが表示されたらキャンセルして、他のATMでの手続きを試しましょう。

これだけはやりたい!バンコク観光でおすすめしたいこと8選

(1)バンコク3大寺院を巡る

バンコク観光の定番とも言える人気の3大寺院巡り。どれもチャオプラヤ川沿いにあるため、水上バスで巡ると効率的です。

ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

ワット・プラケオ(エメラルド寺院)

タイで最高の地位と格式を誇る仏教寺院。エメラルド仏(玉仏)が納められていることから、エメラルド寺院とも呼ばれています。

ワット・ポー(ねはん寺)

ワット・ポー(ねはん寺)

バンコク最古の寺院。全長46m、高さ15mの金箔に覆われた涅槃仏があることで有名です。お釈迦様が入滅するときの様子を表現し作られた仏像であり、この寺院のシンボルとなっています。

ワット・アルン(暁の寺)

ワット・アルン(暁の寺)

ワット・アルンは上記の2つの寺院とは違いヒンドゥー教色が強い寺院。
三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台にもなったことで有名です。夜になるとライトアップされ、幻想的な姿に変貌します。

(2)バンコクを一望!絶景のルーフトップバーで極上のひと時を過ごす

(2)バンコクを一望!絶景のルーフトップバーで極上のひと時を過ごす

タイ観光の定番となったルーフトップバー。ホテルの屋上やビルの高層階からバンコクの夜景を眺めつつ、お洒落なカクテルや料理を楽しめるのが魅力です。

バンヤンツリーバンコクの最上階にあるヴァーティゴ&ムーンバーは、バンコクで有名なルーフトップバーの一つ。61階の高さからバンコクを見下ろす景色は圧巻です。スタイリッシュな店内と壮大な景色でバンコクの夜を彩ることでしょう。

大人気のため、訪れる際は事前に予約しておくことをおすすめします。

(3)本場のタイ料理に舌鼓を打つ

(3)本場のタイ料理に舌鼓を打つ

日本でも人気が高いタイ料理。独特の風味が苦手でないなら、是非本場の味をお楽しみください。

(3)本場のタイ料理に舌鼓を打つ

ザ・ローカルは、多くの現地コーディネーターがおすすめする、伝統的なタイ料理レストランです。

ミシュランガイドにも掲載される有名店で、価格は高めですが、何世代にも渡って受け継がれてきたレシピをもとに調理された本格的なタイ料理は絶品です。店内はお洒落で落ち着いており、接待にもおすすめ。

アソークエリアのスクンビット23にあるので、アクセスも良好です。

(4)屋台街で気ままに食べ歩く

(4)屋台街で気ままに食べ歩く

ショッピング欲と食欲を同時に満たすことができる、バンコクのナイトマーケット。

例えばMRTラマ9世駅から徒歩2分の場所にあるナイトマーケット、ジョッドフェアは、タイ料理の屋台やインスタ映えするマンゴースムージー、シーフード料理、スイーツを楽しめるほか、衣類やシューズ、バッグなど多彩なアイテムを手に入れることができます。

2021年にできたばかりですが、新定番スポットとして、今一番熱い屋台街と言えるでしょう。

(5)巨大マーケットで地元の人々の日常に触れる

(5)巨大マーケットで地元の人々の日常に触れる

バンコクには魅力的なマーケットが多数存在します。

チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットは、毎週土曜・日曜限定で開催されるバンコク最大のマーケット。約1.13km²の広大な面積を誇る敷地内に15,000軒を超える屋台が並び、毎週20~30万人が訪れるといわれています。

地元でも人気があり多くの人々が買物に訪れるので、彼らの日常を垣間見ることができます。

訪れる際は、以下2点に特に注意しましょう。

あらかじめ行きたいセクションを絞っておく

1日かけて回るのにも無理があるほど規模の大きなマーケットのため、あらかじめ全体像を大まかに確認しておきましょう。

セクションごとに商品が異なるため、訪れる際は事前に地図を入手し、行きたいセクションを絞っておくと便利です。

少額紙幣と貨幣を多めに用意しておく

大半の店舗が現金払いのみの対応で、キャッシュレス決済が使えません。

また、お釣りを潤沢に用意していないケースも多々あるため、なるべく20タイバーツ紙幣と貨幣(小銭)を持っておきましょう。

ちなみに、価格交渉も楽しみの一つ。多くの店舗が交渉に応じてくれるので、まとめ買いする際などには少し安くしてもらえるかもしれません。

(6)高級スーパーでのショッピングを楽しむ

(6)高級スーパーでのショッピングを楽しむ

バンコク市内には多くのスーパーマーケットが点在しています。

例えばグルメ・マーケットは、ザ・モールグループが運営するデパート内にある高級スーパーマーケット。店内は高級感があり、日本のデパ地下と高級スーパーを合わせたような雰囲気です。

お土産コーナーには調味料やドライマンゴー、ドリアンチップスのほか、ハーブソープやハンドクリームなども売っているので、お気に入りのお土産がきっと見つかるでしょう。

なお、ローカルフルーツの搾りたてフレッシュジュースやカットフルーツなども購入できるので、旅行中のビタミン補給にももってこいです。

(6)高級スーパーでのショッピングを楽しむ

(7)トゥクトゥクを使って移動する

(7)トゥクトゥクを使って移動する

トゥクトゥクはタイの主要な移動手段の1つで、タクシーのような乗り物です。三輪自動車で見た目も可愛らしく、観光客に人気があります。

観光スポット等では必ずと言って良いほど待機していますが、走っているトゥクトゥクを止める場合は歩道上で腕を体の斜め下に突き出して手のひらを上に向けましょう。ドライバーが気付いてくれたら道路の脇に寄ってくれます。

タクシーのようなメーターはないので、トゥクトゥクを利用する場合は必ず、目的地までの料金をしっかりと交渉してから乗り込みましょう。

(8)ムエタイ観戦で熱狂する

(8)ムエタイ観戦で熱狂する

タイで一度は経験したいムエタイ観戦。初めてムエタイを観戦するなら、バンコク2大スタジアムの一つであるラジャダムナンスタジアムがおすすめ。バンコク中心部からGrabを使って30分ほどと、アクセスも良好です。

トラブルを避け、お得にチケットを手に入れたい方は、渡航前にネットで購入しておきましょう。

GLOBAL PASSを使えば、手数料なしで口座のタイバーツを使って公式サイトでチケットを購入することができるので、大変便利でお得です。

なお、ムエタイの開始時間は18~19時であることが一般的です。夕食を早めに済ませ、スリリングな試合を思う存分堪能しましょう。

まとめSUMMARY

タイ・バンコクの旅は、しっかり準備をして工夫を凝らせば、お得に便利に楽しむことができます。

キャッシュレス化が進んではいるものの、タイではタイバーツの現金が必要な場面も多いので、両替にかかる手数料をよく比較して、過不足なく準備するよう心掛けましょう。

タイ・バンコクを旅するなら、SMBC信託銀行プレスティアのデビット機能付き国際型キャッシュカード、GLOBAL PASSがおすすめです。

クレジットカード決済や空港等での現金両替は、円安が進んだ場合の支払額の増加や手数料が心配…という方は、現地で使うタイバーツを事前に口座に入れておくのがおすすめです。

タッチ決済もATMでの現金引き出しも、GLOBAL PASSなら口座のタイバーツがそのまま使えて、しかも利用時にはその都度アラートメールが届くため、旅先でのお金の管理にも便利です。

タイ旅行を計画されている方は、是非プレスティアの預金口座開設およびGLOBAL PASSのお申込みをご検討ください。

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