シンガポール観光おすすめスポット14選|名物グルメやモデルコースも紹介
多民族文化と美しい夜景など、魅力満載のシンガポール。近代的な高層ビルと熱帯の自然が調和する景色は、旅行者を魅了します。
この記事では、定番のマリーナベイ・サンズやセントーサ島、話題のジュエル・チャンギ・エアポートなどおすすめ観光スポット14選を詳しく紹介します。
人気グルメや2泊3日のモデルコースも紹介し、はじめて訪れる方の旅の計画に役立つ情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
※本記事に記載の内容は、2025年10月現在の情報に基づくものです。
シンガポールのおすすめ観光スポット【マリーナエリア】
マリーナエリアは、シンガポール観光の中心地で、未来都市のような建築と絶景が楽しめる人気のエリアです。ここでは、マリーナエリアのおすすめ観光スポットを4つ紹介します。
- ● マリーナベイ・サンズ
- ● ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
- ● マーライオン・パーク
- ● シンガポール・フライヤー
昼は開放的な景観、夜は夜景が広がり、時間帯によって違う表情を楽しめるでしょう。
マリーナベイ・サンズ
マリーナベイ・サンズは、宿泊からショッピング、エンタメまで揃う複合施設です。各エリアのおすすめスポットは以下のとおりです。
アクセス:MRT「ベイフロント駅」 C出口またはD出口から徒歩1分~10分(エリアごとの所要時間はこちら)
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、シンガポール旅行で外せない巨大庭園です。
中央には高さ25〜50mの人工樹「スーパーツリー・グローブ」が18本が立ち並び、周囲には約200種以上の植物が植えられています。夜には音楽と光のショーがおこなわれ、幻想的です。
2本のツリーをつなぐ吊り橋「OCBCスカイウェイ」からは、園内を一望する絶景が楽しめます。
さらに、カラフルな花々が彩る植物園「フローラル・ファンタジー」や高さ35mの山から滝が流れ落ちる「クラウド・フォレスト」など、多彩な見どころがあり、1日中いても飽きません。
アクセス:MRT「ベイフロント駅」 B出口から徒歩10分
マーライオン・パーク
「シンガポールといえばこれ!」と思い浮かべるのが、マーライオン・パークです。
高さ8.6m、重さ70tのマーライオン像は、口から水を勢いよく吐き出しています。マーライオン像は、「ライオンの頭」と「魚の尾」を持つ架空の生き物の像です。サン・ニラ・ウタマ王子がライオンを見たという建国伝説を「ライオンの頭」で、漁村として発展したシンガポールの港町の歴史を「魚の尾」で表しています。そのためマーライオン像は、シンガポールの港町としての歴史と建国伝説を象徴する存在です。
桟橋から迫力のある写真を撮ったり、遠近法を使ってユニークな構図を試したりなど、さまざまな撮影方法で楽しめます。
アクセス:MRT「ラッフルズ・プレイス駅」 H出口から徒歩10分
シンガポール・フライヤー
マリーナエリアの景色を空から楽しむなら大観覧車、シンガポール・フライヤーがおすすめです。
高さは165mとアジア最大級を誇り、42階建てビルに相当します。ゴンドラは定員28名と大きく、一周約30分の空中散歩が楽しめます。日本の観覧車とは異なり、広々とした室内を歩き回りながら360度の景観を眺められるのが特徴です。
ゴンドラを貸し切って料理やシャンパンを楽しむ特別プランもあり、記念日祝いにも利用できます。
アクセス:MRT「プロムナード駅」 A出口から徒歩10分
シンガポールのおすすめ観光スポット【セントーサ島】
セントーサ島は、シンガポール市街地からすぐアクセスできるリゾートアイランドです。ここでは、セントーサ島のおすすめ観光スポットを3つ紹介します。
- ● ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
- ● シー・アクアリウム
- ● スカイヘリックス・セントーサ
ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
東南アジア唯一のユニバーサル・スタジオです。園内は7つのエリアに分かれ、人気映画やキャラクターの世界観を再現したアトラクションが楽しめます。
迫力あるライドで思い切り盛り上がったり、ショーやパレードで一緒に写真を撮ったりなど、非日常を体験できるのが魅力です。2025年2月には「ミニオンランド」が加わり、いっそうパワーアップしました。最新スポットも含め、丸一日遊べるテーマパークです。
アクセス:セントーサエクスプレス「リゾート・ワールド駅」から徒歩3分
シー・アクアリウム
世界最大級の水族館として知られるシー・アクアリウムには、1,000種類以上・合計10万匹を超える海洋生物が飼育されています。
巨大なメイン水槽は圧巻で、海中にいるような没入感が味わえます。サメが頭上を泳ぐトンネルや難破船の周囲を魚が群れで泳ぐ水槽も見どころです。
さらに、水槽を眺めながら食事ができる「オーシャン・レストラン」では、特別な時間を過ごせるでしょう。
アクセス:セントーサエクスプレス「リゾート・ワールド駅」から徒歩5分
スカイヘリックス・セントーサ
スカイヘリックス・セントーサは、開放感抜群の屋外パノラマライドです。
座席が高さ約40mまで上昇し、頂上でゆっくり360度回転するため、島全体や海の絶景を一望できます。足が宙に浮いた状態でのスリル感も魅力です。
ドリンクやスナックを楽しみながら景色を眺められ、夜には美しい夜景が楽しめます。
アクセス:マウントフェーバーライン「セントーサ駅」から徒歩2分
シンガポールのおすすめ観光スポット【中心地以外】
シンガポールは、中心地以外の個性的な観光地も人気です。ここでは、中心地以外のおすすめ観光スポットを7つ紹介します。
- ● ジュエル・チャンギ・エアポート
- ● ナイトサファリ
- ● シンガポール動物園
- ● クラーク・キー
- ● カトン
- ● オーチャード・ロード
- ● フォート・カニング・パーク
中心地とはひと味違う魅力を楽しみたい方には、おすすめです。
ジュエル・チャンギ・エアポート
ジュエル・チャンギ・エアポートは、チャンギ空港直結の大型複合施設で、SNSでも話題の観光スポットです。
中央には世界一高い室内滝「レイン・ボルテックス」があり、夜はライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれます。
滝を間近で望めるレストランやオリジナル商品を扱うお土産店も充実しており、搭乗前に立ち寄るのがおすすめです。
アクセス:チャンギ国際空港直結
チャンギ国際空港については以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ナイトサファリ
ナイトサファリは、夜19:15から24:00まで開園する夜間動物園です。トラムや徒歩で園内をまわり、暗闇の中でライオンやゾウなど多彩な動物の夜の姿を観察できます。
人と動物の境界を柵ではなく水路や植物で仕切っているため、生息環境をリアルに再現しているのも魅力です。探検に出かけたような感覚で楽しめるでしょう。
アクセス:MRT「カティブ駅」からマンダイ・ワイルドライフ・リザーブのシャトルバスに乗車(所要時間20分)
シンガポール動物園
シンガポール動物園は、檻や柵がない野生に近い環境の動物に出会えるのが特徴です。
園内には、300種の動物が暮らしており、自然の中を散策している感覚で観察できます。また、オランウータンと一緒に楽しむ朝食体験やゾウへのエサやり体験など、間近で触れ合える体験も充実しています。
動物たちと近くで触れ合える体験が多いため、忘れられない思い出になるでしょう。
アクセス:MRT「カティブ駅」からマンダイ・ワイルドライフ・リザーブのシャトルバスに乗車(所要時間20分)
クラーク・キー
クラーク・キーは、シンガポール川沿いに広がるナイトスポットです。
昼はショッピングやグルメが楽しめるものの、真の魅力は夜にあります。川から夜景を楽しむリバー・クルーズに参加すれば、マーライオンやマリーナベイ・サンズが眺められます。
ライブハウスやクラブで盛り上がったり、川沿いを散策して夜風を感じたり、旅行の夜をアクティブにもロマンチックにも彩れる人気エリアです。
アクセス:MRT「クラーク・キー駅」から徒歩5分
カトン
カトンは、プラナカン文化が色濃く残るエリアです。パステルカラーのプラナカン様式の建物が並び、写真映えするスポットとして注目されています。
なかでも100年前のショップハウスを改築した「カトン・アンティーク・ハウス」は、展示館になっているため、プラナカン文化の歴史を感じられます。
カフェや雑貨店も点在しているため、カラフルな模様が可愛いプラナカン雑貨のお土産探しにも最適です。
アクセス:MRT・マリン・パレ―ド駅からすぐ
オーチャード・ロード
オーチャード・ロードは、シンガポールのショッピングストリートで、ハイブランドからカジュアルブランドまで多彩なショップが立ち並びます。
若者に人気の飲食店やファッションブランドが多く、買い物とグルメを一度に楽しめるのが魅力です。街歩きの合間に立ち寄りやすく、観光とショッピングをどちらも楽しみたい方にぴったりのスポットといえるでしょう。
アクセス:MRT「オーチャード駅」からすぐ
フォート・カニング・パーク
フォート・カニング・パークは、標高約50mの小高い丘に広がり、自然と歴史を感じられる公園です。
元は王族の宮殿があった場所といわれているものの、現在は熱帯植物が茂り、散策が楽しめます。
なかでも人気なのが「フォート・カニング・ツリー・トンネル」で、階段下から空を見上げる構図で写真を撮ればSNSで映えると人気です。他にも写真映えするスポットが点在するため、のんびり散策しながら素敵な写真が撮れるでしょう。
アクセス:MRT「フォート・カニング駅」からすぐ
シンガポール観光のおすすめグルメ3選
観光の合間に楽しみたいのが、シンガポールならではの絶品グルメです。ここでは、おすすめグルメを3つ紹介します。
- ● 海南鶏飯(シンガポールチキンライス)
- ● チリ・クラブ
- ● ラクサ
シンガポールの食文化を代表する3つの絶品グルメを知っておくと、旅行の楽しみがより広がるでしょう。
海南鶏飯(シンガポールチキンライス)
シンガポールを代表するグルメといえば、海南鶏飯(シンガポールチキンライス)です。
海南鶏飯は、鶏の出汁で炊いたご飯に、茹でた鶏肉をのせたシンプルな一品です。味付けは控えめなので、ダークソヤソース(甘めの醤油風味)やガーリックチリソース、ジンジャーソースなどを好みでつけて味を調整します。
屋台やフードコートで手軽に味わえる人気グルメです。
チリ・クラブ
シンガポール旅行で味わいたい豪快グルメが、チリ・クラブです。
チリ・クラブは新鮮なカニを丸ごと茹で、カニみそやトマト、チリをベースにした特製ソースで仕上げた贅沢な料理になります。辛さの中に旨みが凝縮されており、濃厚な味わいを楽しめます。
手が汚れるのを気にせず豪快に食べるのが醍醐味です。何人かでシェアしながら食べてみましょう。
ラクサ
ラクサは、ココナッツミルクにスパイスを効かせたスープに、麺と具材を合わせた人気のグルメです。
エビやかまぼこ、そぼろ肉などがトッピングされ、クリーミーで濃厚な味わいを楽しめます。
麺は短くカットされているため、スプーンですくって食べる独特のスタイルを楽しめるのもポイントです。とくにカトン地区には、ラクサ発祥といわれる老舗店があり、地元の味を堪能できます。観光のついでに立ち寄って、本場のラクサを味わってみましょう。
シンガポール観光2泊3日モデルコース
シンガポールにはじめて行く方に、おすすめのモデルコース(2泊3日)は以下のとおりです。
はじめてのシンガポールでも、モデルコースがあれば安心して旅を楽しめます。これに自分たちらしい過ごし方も加えて、最高の思い出を作りましょう。
シンガポール観光によくある質問
はじめてのシンガポール旅行では、気になる点が多いものです。ここでは、よくある質問をまとめました。
- ● シンガポール観光に最適な時季は?
- ● シンガポール観光で注意すべきことは?
- ● シンガポール観光でおすすめのお土産は?
事前によくある質問・回答をおさえておくと、安心して旅行を楽しめるでしょう。
シンガポール観光に最適な時季は?
シンガポールは赤道直下に位置しており、年間を通じて平均気温は27℃前後です。季節ごとの差は大きくなく、基本的にはいつ訪れても楽しめる国です。
ただし11〜2月頃は雨季の影響で、雨の日が多くなる傾向にあります。また、3〜10月頃の乾季でも短時間のスコールは降ります。折りたたみ傘やレインコートをもっていくと安心です。
シンガポール観光で注意すべきことは?
シンガポールは世界的に見て治安が良く、旅行者にとって安心して楽しめる国です。
しかしスリや置き引きといった軽犯罪はゼロではないため、貴重品管理には注意しましょう。
また、公共の場でのガム・たばこの持ち込みや交通機関内での飲食は禁止されており、違反すると罰金が科される場合もあります。
最新の安全について知りたい場合には、出発前に外務省や 在シンガポール日本国大使館のホームページで現地の情報を確認しましょう。
シンガポール観光でおすすめのお土産は?
シンガポールにはおしゃれで美味しいお土産が豊富に揃っています。おすすめのお土産は以下のとおりです。
食べ物以外のお土産では、ビーズ刺繍が可愛いプラナカン雑貨がおすすめです。カラフルな模様のマグカップやハンカチは、お土産に喜ばれるでしょう。
シンガポールで買い物を楽しむならGLOBAL PASSがおすすめ!
シンガポール旅行では、今回紹介したスポットを参考にして観光やショッピング、グルメを思いっきり楽しみましょう。しかし海外旅行に慣れていない場合には、現地での支払い方法に不安を感じる方が多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、世界18通貨に対応したVisaデビット付きキャッシュカード「GLOBAL PASS」です。
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シンガポール旅行のご予定がある方は、ぜひ「GLOBAL PASS」の利用をご検討ください。
(*)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。








