【スペイン観光】サン・セバスティアン｜バル＆レストランの定番楽しみ方ガイド！

世界中の美食家をも魅了する街「サン・セバスティアン」

"世界屈指の美食の街"として知られるスペインの北部に位置するバスク地方の都市、サン・セバスティアン。

レストラン「アルサック」のオーナーシェフであるフアン・マリ・アルサックや、「アケラレ」のペドロ・スビハナなど名立たるスターシェフを輩出したこの街には、その芸術的な一皿を求めて世界中から美食家たちが訪れます。

サン・セバスティアンで世界最高峰の料理を味わうには、出発の数ヵ月前の予約は必須と考えておきましょう。ちなみに、多くの店はWebサイトでの予約が可能です。

バルでバスクチーズケーキ⁉スペインのユニークな常識

サン・セバスティアンには、もうひとつ、バル巡りという楽しみ方もあります。

街には無数のバルが点在しており、とにかくバラエティに富んでいて、クオリティも高いのが特徴です。牛ほほ肉の煮込みが絶品の「ボルダベッリ」、生ハムが名物の「ラ・セパ」、牛サーロインが乗ったピンチョスが有名な「ガンダリアス」などがとくに有名です。

バスクチーズケーキ発祥の店と言われる「ラヴィーニャ」も外せません。食事をする人のほとんどがワインやコーヒーを片手にチーズケーキをつまんでいるという、ユニークなバルです。

スペインバルは、はしごするのがおすすめ

サン・セバスティアンの定番の楽しみ方といえば、バルのはしごでしょう。

1日に3～4軒ほど回って、看板メニューを試していくのがおすすめです。お店に入ったらまずはドリンクとピンチョスかタパスを1、2皿注文して、名残惜しいくらいのタイミングで次のお店へ向かうといった具合です。
ほとんどのバルのカウンター席の前には、オリジナリティあふれる自慢のピンチョスやタパスが所狭しと並んでいます。地元産のチャコリと呼ばれる白ワインとの相性も抜群です。

バルには現金もお忘れなく。

最近ではキャッシュレス決済に対応したバルも増えていますが、立ち飲みスタイルの場合、支払いは料理を受取る際に現金で支払うキャッシュオン形式が基本です。

このため、現地のATMを使って柔軟にユーロの現金を引き出せる手段を持っておくと安心でしょう。