【2025年版】モルディブ旅行の費用は?予算の目安と費用を抑える方法を解説

インド洋に浮かぶ島々からなる国、モルディブ。青い海と真っ白な砂浜が特徴的なこの国で過ごすひとときは、きっとあなたの心と体を癒してくれるに違いありません。
しかしながら、一般的にモルディブ旅行には何日くらい必要になるのか、あるいは旅行費用はどのくらいかかるのか、イメージが湧かないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、モルディブの基本情報や物価事情、旅行費用の目安などについて解説します。
また、モルディブを旅するにあたって知っておきたいことなども紹介しますので、是非旅行準備の参考にしてください。
モルディブの基本情報

モルディブはインド洋に浮かぶ1,000以上の島々からなる国です。
透き通った青い海と白い砂浜、リゾート感を演出する水上コテージなど、ラグジュアリーな雰囲気を満喫できる旅行先として人気があります。
日本との時差は4時間です。しかしながら、モルディブでは1島1リゾートが基本とされており、リゾートによっては独自に「リゾートタイム」を採用している場合があります。ちなみにリゾートタイムが設定されている場合は大抵、日本との時差は2~3時間となります。
なお、日本国籍を有する方で30日以内の短期観光旅行の場合、モルディブへの入国の際にビザを取得する必要はありません。ただし、モルディブ到着前の96時間(4日)以内に、モルディブ入国管理当局の特設サイト「IMUGA」より氏名、パスポート番号、メールアドレス、滞在先、健康状態などの情報を申告する必要があります(費用はかかりません)。
公用語はディベヒ語ですが、観光客が訪れるホテルや空港などでは一般的に英語が通じます。
モルディブで利用できる通貨
現地通貨はモルディブ・ルフィアですが、リゾートでは一般的に米ドルが使えます。ただし米ドル硬貨は使えないため、金額に端数がある場合は端数を切り捨てて支払うか、あるいはモルディブ・ルフィアでおつりをもらうのが一般的です。

なお、モルディブではキャッシュレス決済も広く普及しているため、現地での主要な決済手段としては、米ドル普通預金が現地でそのまま使えるデビットカードなどを利用するのが便利かもしれません。
また、モルディブにはチップの習慣もあります。レストランやホテルのサービス、アクティビティのスタッフなどに対しては一般的に米ドルでチップを支払うため、滞在日数に応じてチップ用に1米ドル紙幣を用意しておくのがおすすめです。
ちなみにリゾートでは基本的に日本円から米ドルへの両替ができないため、米ドルの現金についてはリゾートに赴く前に準備しておくのがよいでしょう。
モルディブの物価事情
モルディブは島国で輸送費がかかることもあり、物にもよりますが、物価はやや高めです。
都市部では下表に例示している通り比較的安価で手に入るものも少なくありませんが、観光客が集まるリゾートでのこれらの価格は、日本と同じくらいか、より高価であることも少なくないでしょう。
項目 | 相場 | 1ルフィア=9.90円換算(*1) |
---|---|---|
ミネラルウォーター(330ml) | 4.5ルフィア前後 | 45円前後 |
炭酸飲料(330ml) | 19ルフィア前後 | 188円前後 |
カフェのカプチーノ(一杯) | 48ルフィア前後 | 475円前後 |
(*1)2025年2月現在、1ルフィア=約9.90円です。以降の円換算額は、1ルフィア=9.90円として計算しています。
モルディブ旅行におすすめの時期
モルディブは年中通して夏服で過ごせる温暖な気候ですが、旅行するなら現地の乾季にあたる12月~3月頃がおすすめです。
この時期は気候的にも爽やかで、マリンスポーツを楽しむのにもよいでしょう。
モルディブ旅行に必要な費用の概算

モルディブ旅行は、一つのリゾートで過ごすのであれば、3泊5日程度でもきっと十分に楽しむことができるでしょう。ローカル島へ渡ってみたい、マリンスポーツも体験してみたいという場合は、さらに1~2日程度長めに滞在してもよいでしょう。
ここではご参考までに、3泊5日と4泊6日の場合の旅費の目安を紹介します。
3泊5日滞在する場合
3泊5日でモルディブ旅行する場合の費用は、大人1人あたり18万200円~が目安です。
航空券(往復・エコノミー) | 7万円~ |
ホテル代(スタンダード、ツインの1人分) | 6万円~ |
食事代 | 3万円~ |
通信費 | 5,000円~ |
交通費 | 3,000円~ |
海外旅行保険 | 2,200円~ |
ツアー・アクティビティ代 | 1万円~ |
計 | 18万200円~ |
ただし、滞在するリゾートや現地でのアクティビティなどによっても変わります。
4泊6日滞在する場合
4泊6日でモルディブ旅行する場合の費用は、大人1人あたり21万2,600円~が目安です。
航空券(往復・エコノミー) | 7万円~ |
ホテル代(スタンダード、ツインの1人分) | 8万円~ |
食事代 | 4万円~ |
通信費 | 6,000円~ |
交通費 | 4,000円~ |
海外旅行保険 | 2,600円~ |
ツアー・アクティビティ代 | 1万円~ |
計 | 21万2,600円~ |
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モルディブ旅行にかかる費用

ここからは、モルディブ旅行にかかる費用の種類ごとに、相場や目安額を紹介します。
航空券代
航空券代は渡航時期や予約をする時期によっても変動しますが、ハイシーズンでなければ往復7万円~を目安にしておくとよいでしょう。
モルディブまでは日本からの直行便がなく乗継便のみになりますが、利用する航空会社によって乗継回数や所要時間が変わり、それによって金額も変わります。
宿泊代

宿泊代は宿泊時期や利用するホテルのランクによって大きく変わります。
宿泊料金が高く感じるかもしれませんが、その分リゾートにあるホテルの多くでは、滞在中の食事代(1日3食)や飲料費、アクティビティ代が宿泊代に含まれている、いわゆるオールインクルーシブのスタイルが採用されています。
料金大人1人分の料金(1室大人2人利用)は1泊あたり以下が目安です。
- ●スタンダードホテル:2万円前後~
- ●スーペリアホテル:4万5,000円前後~
- ●ラグジュアリーホテル:9万円前後~
食事代
先述の通り、オールインクルーシブのホテルでは基本的に食事代はかかりません。
一方オールインクルーシブではない場合は、リゾートでは基本的にホテルのほかに食事をする場所はないため、必然的にホテルのレストランで食事をすることになります。この場合は1日最低でも1万円程度を目安にしておくとよいでしょう。
通信費
リゾートのホテルでは基本的にWi-Fiが利用できますが、一部のホテルではつながりにくい場合もあります。移動時の通信の必要性を考えると、ポケットWi-Fiをレンタルしておくのが安心です。
料金は提供する企業やプランによって異なりますが、1日あたり1,000円~1,900円が目安です。
交通費
リゾートに滞在する場合、リゾート内では基本的に交通費はかかりません。一方で、モルディブの空港からリゾート(宿泊先)までの交通手段は確認しておく必要があります。
通常は空港からリゾートまでの距離によって、交通手段がスピードボート、水上飛行機、国内線のいずれかになり、どの場合も基本的にホテルが手配します。
なお料金の目安は150~600米ドル(2万2,500円~9万円)程度(*2)ですが、ツアーで予約している場合にはツアー代金に含まれているのが一般的であり、こうしたケースでは別途支払いの必要はありません。
(*2)1米ドル=150円として計算しています。
海外旅行保険
滞在中のけがや病気に備えて、出発前に海外旅行保険に加入しておくと安心です。
保険料は加入する保険会社やプランによりますが、3~4泊のモルディブ旅行の場合は2,200~2,600円前後が目安です。
ツアー・アクティビティ代

モルディブには、シュノーケリングや潜水艦での水中探索など、透明度の高い海を堪能できるオプショナルツアーがたくさんあります。
これらの費用は、参加するアクティビティによって異なりますが、半日ツアーで1万円前後、全日ツアーで2万円前後が目安です 。なお交通費同様、これらもホテルのオールインクルーシブとして宿泊料金に含まれていれば、別途の支払いは不要です。
お土産代
お土産は大抵の場合、空港やリゾートホテル内のショップで購入することになりますが、観光客向けということもあって一般的に価格は割高です。
なお、モルディブには特に有名な特産物のようなものはありませんが、チョコレートやスリランカ産の紅茶、カレースパイス、ホテルのオリジナルグッズやスパ商品などが人気です。
買う品物や数によって大きく変わりますが、お土産代としては1万円前後を目安にしておくとよいでしょう。
モルディブ旅行費用を抑えるためのコツ

モルディブ旅行費用を抑えるためには、オフシーズン(5月~11月頃)を選んだり、宿泊先を見直したりしてみるのも一案です。
モルディブのオフシーズンは雨季に当たりますが、一時的にスコールが降る程度で滞在中ずっと雨が降る可能性は高くありません。このほか、ツアーをできるだけ早めに予約することも費用節約には有効でしょう。
旅行前に知っておきたい現地の慣習

モルディブはイスラム教国であることから、リゾートのホテルを除き、豚肉を使った料理やアルコール飲料の提供がありません。市内のローカルレストランでこれらを味わうのは難しいでしょう。
また、リゾート以外の地域では露出度の高い服装も避けましょう。リゾート内は基本的にカジュアルな格好で構いませんが、ディナーではドレスアップが好ましい場合もあります。
相応しい服装についてはあらかじめ確認しておき、必要に応じてドレスアップ用の衣類も準備しておきましょう。
モルディブ旅行には、GLOBAL PASSがおすすめ

インド洋に浮かぶ島国モルディブは、3泊5日程度でもゆったりと過ごせる魅力的な旅行先です。
リゾートのホテルでは食事やアクティビティのすべてが宿泊料金に含まれる場合も多く、ラグジュアリーなサービスを期待できます。利用時にはサービスへのお礼の意味を込めてチップを払えるよう、米ドル紙幣を用意しておくようにしましょう。
モルディブの旅をより快適なものにするには、各種支払いにSMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSを利用するのがおすすめです。
GLOBAL PASSはいわゆる国際型キャッシュカードで、その利便性から海外旅行好きの方々の間でにわかに人気が広がり、発行枚数は38万枚を突破しています。(*3)
GLOBAL PASSの一番の魅力は、米ドルを含む世界17通貨の外貨預金を、現地での支払にそのまま使える点です。世界17通貨の外貨支払いに対応している銀行は日本ではほかに無いこともあり(*3)、海外旅行好きの方々の間ではもはや、GLOBAL PASSは必需品になりつつあります。
GLOBAL PASSはデビット機能を備えているので、モルディブでの買物等もスムーズに行うことができます。キャッシュレス決済に利用する際は、米ドルで支払う場合は米ドル普通預金または円普通預金から、現地通貨であるモルディブ・ルフィアで支払う場合には円普通預金からの引き落としで対応することが可能です。
このほか、空港や首都マーレにあるVisaまたはPLUSマークのついたATMで、モルディブ・ルフィアの現金を引き出すこともできます。しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*4)
また、アラートサービスに登録しておけば利用の都度Eメールで通知があり、現地でのお金の管理にも便利です。
モルディブへ渡航するご予定のある方は、SMBC信託銀行プレスティアの預金口座開設およびGLOBAL PASSのお申込みを検討してみてはいかがでしょうか。
(*3)2025年3月現在
(*4)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。