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【2025年版】ロサンゼルス国際空港(LAX)完全ガイド|ラウンジやアクセス方法について解説!

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【2025年版】ロサンゼルス国際空港(LAX)完全ガイド|ラウンジやアクセス方法について解説!

ディズニーリゾートやハリウッド観光、ドジャースタジアムでの観戦などで人気のロサンゼルス。この記事では、その玄関口であるロサンゼルス国際空港(LAX)について解説します。

ラウンジや各ターミナルの情報、免税店についても現地調査に基づき記載していますので、是非参考にして、ロサンゼルス旅行を存分に楽しんでください。

ロサンゼルス国際空港(LAX)とは?

ロサンゼルス旅行の起点となるロサンゼルス国際空港(LAX)。アメリカ国内はもちろん、カナダやメキシコ旅行の際に乗継空港として利用する方も多い空港です。

西海岸に位置するロサンゼルス国際空港では、主要都市の空港の中でも特に、アジアや太平洋地域との間を結ぶ便が多く離発着しています。国際線ターミナルはラウンジや免税店、飲食店も充実しており、フライトまでの時間を有意義に過ごすことができるでしょう。

ロサンゼルス国際空港(LAX)の基本情報

ロサンゼルス国際空港はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに位置する、世界でも有数の規模を誇る国際空港です。空港内には多くのラウンジや免税店があります。

ロサンゼルス国際空港(LAX)のターミナル(概要)

ロサンゼルス国際空港内設置の案内板より引用

ロサンゼルス国際空港には9つのターミナルがあり、それぞれが異なる航空会社や目的に対応しています。なお、ターミナル間の移動には無料のシャトルバスが利用できます。

ターミナル1は主にサウスウエスト航空が使用し、国内線が発着しています。ターミナル2と3は国際線も含む混在型です。
ターミナル4から8は主にアメリカ国内の主要都市への国内線が発着しており、アメリカン航空やユナイテッド航空などが使用しています。

日本との直行便のほとんどは、トム・ブラッドレー国際線ターミナル(ターミナルB)に発着します。

ロサンゼルス国際空港(LAX)の両替所・ATM

ロサンゼルス国際空港の両替所は、ターミナル2、3、4、5、6、7およびトム・ブラッドレー国際線ターミナルの保安検査通過後の出発階、ターミナル2、5、6、トム・ブラッドレー国際線ターミナルの到着階にあります。

便利ですが、海外の空港にある両替所は、空港の外の両替所と比べると両替手数料が割高であることが多々あります。さらにロサンゼルス国際空港の両替所では両替金額に関係なく、一回の両替毎に別途手数料が必要になることもあります。本記事を執筆した編集部が2024年9月に利用した際には1回あたり約13ドルの手数料がかかるところもあり、驚かされた経験があります。為替レートだけでなく、両替にかかる手数料についてもよく確認することをおすすめします。

ロサンゼルスへ渡航する際は、日本で両替を済ませておくか、現地のATMを使って手数料無料で米ドルを引き出せるデビットカードなどを持っていく方がお得でしょう。因みに、ATMはロサンゼルス国際空港内にたくさんあります。

なお、海外のATMで、口座の外貨預金からそのまま米ドルなどの外貨を出金できる国際型キャッシュカードを発行する日本の銀行もあります。最近の国際型キャッシュカードにはデビット機能が付いていて、お買物やホテルの支払いなども、手数料無料で口座の外貨をそのままタッチ決済に使えるものもあるのでおすすめです。

ロサンゼルス国際空港(LAX)のターミナル(詳細)

ターミナル間を移動するには?

ロサンゼルス国際空港は非常に大きな空港です。

ターミナル間の移動は徒歩では難しい場合もあるため、基本的には無料のシャトルバスサービスを利用するようにしましょう。シャトルバスは24時間運行しており、各ターミナルを循環しています。

また、空港内には歩行者専用通路も整備されており、近いターミナルには徒歩での移動も可能です。特にターミナル1からターミナル3までは、比較的短い距離なので歩行が便利です。

トム・ブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)

トム・ブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)は主に国際線が発着するターミナルで、ターミナルBと称されることもあります。

ANAやJAL、カンタス航空、シンガポール航空、エミレーツ航空などの便が発着しており、日本からロサンゼルス国際空港を訪れる場合は大抵、トム・ブラッドレー国際線ターミナルを利用することになります。

トム・ブラッドレー国際線ターミナルは、免税店をはじめ、カフェ、レストラン、各航空会社のラウンジなどの施設が充実しています。

第1ターミナル

第1ターミナルはLCC系の航空会社がメインのターミナルです。このターミナルにはラウンジはありません。
小規模なショッピングエリア、免税店はありますが店舗が少ないので、利用する場合にはお土産は事前に買っておいた方がよいでしょう。

第2&3ターミナル

第2ターミナルと第3ターミナルは、主にウェストジェット、アエロメヒコ航空、デルタ航空が発着しています。ラウンジはデルタスカイクラブがあります。

第4&5ターミナル

第4ターミナルは、アメリカン航空、第5ターミナルはアメリカン航空とLCCのジェットブルー航空が発着します。両ターミナルは隣接しており、徒歩での移動が可能です。
第4ターミナルには、アメリカン航空アドミラルズクラブや、アメリカン航空のファーストクラスラウンジがあり、フラッグシップラウンジとして上質なサービスを提供しています。

第6ターミナル

アラスカ航空やエアカナダ、サウスエアウェイなどの、複数のエアラインが発着しているターミナルです。
規模は大きくありませんが、ショッピングやレストラン、カフェなどの施設がバランス良く出店しているため、利便性は高いです。アラスカ航空のラウンジがあります。

第7&8ターミナル

第7ターミナルと第8ターミナルは、主にユナイテッド航空が運航するフライトが発着するエリアです。
第7ターミナルにユナイテッド航空のラウンジがあります。こちらは、食事ができるのはもちろん、シャワールーム、仮眠室を備えた充実のラウンジです。

ロサンゼルス国際空港(LAX)から主要エリア(サンタモニカ・ダウンタウン・ハリウッド)までのアクセス

日本人観光客に人気のエリアといえばサンタモニカ、ダウンタウン、ハリウッドです。ロサンゼルス国際空港からこれら主要エリアへアクセスする方法はいくつかあります。

荷物が多い場合などは特に、ロサンゼルス国際空港からの移動にはタクシーや配車サービスのUberやLyftを利用するのがおすすめです。初めて訪れるケースでも、安心できてよいでしょう。

タクシー

利用方法

各ターミナル到着階を出たところにある黄色の看板が目印です。タクシー乗り場を目指して進み、待機している係員に行き先を伝えると誘導してくれます。

[所要時間と料金の目安(2024年9月現在)]

  • ● サンタモニカまで約US$55/約30分
  • ● ダウンタウンまでは均一料金US$54/30~60分
  • ● ハリウッド、ビバリーヒルズまで約US$60/約50分

空港発追加料が4ドル加算されます。時間は混雑状況によって大きく異なります。

運賃の支払い

デビットカードやクレジットカード、現金で支払うことができます。大抵は後部座席に支払い用の端末が付いていて、降車時にチップを選択のうえカード決済で支払うのが一般的です。

Uber・Lyft

利用方法

到着エリアから外に出て、LAX-it行きの緑色のシャトルバスに乗って専用乗り場に到着してから、アプリで配車しましょう。
LAX-it行きバス乗りは緑色の看板が目印です。各ターミナルから無料シャトルが出ています。
所要時間の目安はタクシーとほぼ同じで、時間帯にもよりますが金額はタクシーよりやや安いのが一般的です。

運賃の支払い

事前にアプリをダウンロードし、決済用のカード番号を登録しておきましょう。登録用のカードに日本のクレジットカードを選ぶこともできますが、円を米ドルに換算して決済するのに3%前後の両替手数料がかかります。また、支払い時点では為替レートが確定していません。円での支払額が想定より上振れるケースも起こり得ることを、認識しておきましょう。

ちなみに口座の外貨をそのまま海外での支払いに使えるデビットカードであれば、即時に口座から米ドルが引き落とされ、アプリなどですぐに確認できて安心です。

FlyAway

利用方法

FlyAwayは、ロサンゼルス国際空港と市内主要地点を結ぶ便利なシャトルバスです。
各ターミナル近くにある水色のバスマークのエリアから出発しています。

[主な行き先と所要時間・金額(2024年9月現在)]

  • ● ハリウッド行き 乗車料金 8ドル 所要時間 60 ~ 90分
  • ● ロングビーチ行き 乗車料金 9ドル 所要時間 50分 ~
  • ● ユニオンステーション行き 乗車料金 9.75ドル 所要時間 35分 ~

運賃の支払い

支払いはクレジットカードかデビットカードのみで、現金での支払いはできないので注意しましょう。
行き先はダウンタウンやハリウッドなど5つのルートがあり、目的地の方向であれば、使いやすく値段も安いのでおすすめです。

バス・地下鉄

運賃の支払いには、TAPカードを使用するのが一般的です。

TAPカードは、ロサンゼルスの公共交通機関で利用できるプリペイド式のICカードで、地下鉄の駅などで購入することができます。現在はアプリにも対応しており、「TAP」というアプリをダウンロードしクレジットカードまたはデビットカードを登録することで、Apple Payなどを通じてチャージし支払うことができます。サンタモニカからダウンタウンも地下鉄だと1.75米ドルで移動できるので出費を抑えることもできます。

帰国便出発までのロサンゼルス国際空港(LAX)での過ごし方

帰国便が出発するまでの待ち時間を快適に過ごすことは、海外旅行を楽しむうえでの重要なポイントと言えます。
この章ではロサンゼルス国際空港での過ごし方について紹介します。

ショッピングを楽しむ

ロサンゼルス国際空港には、多くのショップや免税店が並んでいます。ヴィクトリアシークレットやシーズ・キャンディー(See's Candies)、LAロゴのパーカーやキャップなど、日本では手に入りにくいお土産も買うことができます。ラウンジでリラックスした後にお買物というのも、一つの楽しみですね。

ロサンゼルスでおすすめのお土産については、「【2025年版】ロサンゼルス旅行で買いたいお土産20選!おすすめのお買物スポットもご紹介」でも詳しく紹介しています。

食事を楽しむ

トム・ブラッドレー国際線ターミナルには、飲食店が充実しています。スターバックスでコーヒーを味わい、ロサンゼルス(LA)限定のスターバックスグッズを購入するのもよいかもしれません。

ロサンゼルス国際空港内では現金は必要?

ロサンゼルス国際空港(LAX)内はキャッシュレス環境が整っているため、現金が必要な場面はほとんどないと考えてよいでしょう。多くの店舗やレストランでは、クレジットカードやデビットカードを利用することができます。なお、セルフレジ導入の店舗では現金が使えない場合もあります。口座の米ドルを使って支払いができるデビットカードがあれば、きっと便利でお得に食事やショッピングを楽しめるはずです。

日本便利用時におけるロサンゼルス国際空港(LAX)のラウンジ情報

ロサンゼルス国際空港には多くの航空会社ラウンジが設置されています。第1~8ターミナルのラウンジについては上述の通りです。

以下では、日本への帰国便で利用することの多い、トム・ブラッドレー国際線ターミナル内のラウンジについて細かく解説します。

航空会社ラウンジ

スターアライアンスラウンジ

ANAで利用できるラウンジはスターアライアンスラウンジで、トム・ブラッドレー国際線ターミナルの6階にあります。スターアライアンス系列のファーストクラスとビジネスクラス、スターアライアンスゴールド会員、ANAのダイヤモンドメンバー、プラチナメンバーなどが利用可能です。

ラウンジ内には、広々とした座席エリア、シャワールーム、ビジネスセンターなどが完備されています。食事や飲み物も充実しており、ビールは日本メーカーやカリフォルニア産、地ビール、海外ビールなど10種類近くあり、飲み比べも楽しめます。ラウンジの奥から屋外に出ると、そこには焚火を囲むようなデザインのお洒落なバーがあります。夜に利用して、ロサンゼルスの空気を感じながら余韻に浸るのも悪くありません。

ワンワールドロサンゼルスラウンジ

JALで利用できるラウンジはワンワールドロサンゼルスラウンジで、トム・ブラッドレー国際線ターミナル5階にあります。ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、一部のエコノミー運賃利用者やJMBサファイア会員やJALグローバルクラブ会員などが利用できるほか、ワンワールドのビジネスクラスまたはファーストクラスの搭乗者なども利用可能です。なお、カンタスファーストラウンジとワンワールドロサンゼルスラウンジのいずれかを選んで利用できるJALファーストクラスの方には、前者の方がおすすめです。

ワンワールドロサンゼルスラウンジ内ではビュッフェスタイルの食事やバーなどの利用が可能です。

カンタスファーストラウンジ

カンタスファーストラウンジは、トム・ブラッドレー国際線ターミナルの5階にあります。カンタス航空またはエミレーツ航空のファーストクラス利用者のほか、JALのファーストクラス搭乗者、JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員などが利用できます。上級会員資格保有者であれば搭乗者1人につき同行者1名まで一緒に入れます。

ダイニングエリアはビュッフェ形式ではなく基本はオーダー形式で、レストランのような体験ができます。ビールなどのアルコールはもちろん、ローランペリエなど複数の種類のシャンパンも用意されています。旅の最後にシャンパンで乾杯し、ステーキで締めくくるといったラグジュアリーなひと時を過ごすことができます。ファーストラウンジならではの特別な空間が用意されています。

プライオリティパスやラウンジキーが使えるラウンジはある?

残念ながら、ロサンゼルス国際空港にはプライオリティパスやラウンジキーで利用できるラウンジがありません。

プライオリティパスやラウンジキー保有者向けには、トム・ブラッドレー国際線ターミナルのゲート154付近にあるスパBe Relax Spaで30分のマッサージ(38ドル相当)を受けられるなどのサービスがあります。サービスが変更になったり条件があったりしますので利用前にプライオリティパス、ラウンジキーのHPで確認するようにしましょう。

クレジットカードで使えるラウンジ

ロサンゼルス国際空港には、日本国内で多く見られるような、ゴールドカード以上のクレジットカードの提示を条件に入室できるタイプのラウンジはありません。
本記事を執筆した編集部がトム・ブラッドレー国際線ターミナルで唯一見つけることができたのが、アメリカンエクスプレスのプラチナカード等の保有者が利用できるセンチュリオンラウンジでした。

便利でお得にロサンゼルスを楽しむにはGLOBAL PASSがおすすめ

GPcardB券面

便利でお得にロサンゼルスを楽しむには、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSがおすすめです。

GLOBAL PASSは、ご自身の外貨預金をそのまま海外での支払いに充てることができる仕組みの、いわゆる国際型キャッシュカードです。デビット機能を備えており、タッチ決済にも対応しているので、買物等もスムーズに行うことができます。

しかもSMBC信託銀行プレスティアの場合、外貨普通預金は17通貨の取扱いがあり、米ドルやユーロといった主要通貨からオフショア中国人民元等の新興国通貨まで幅広くカバーされているので、ご自身の外貨預金を多くの国や地域での支払いに活用できるのも魅力です。もちろん、外貨普通預金での取扱いのない通貨での支払いも、円普通預金からの引落としで対応しています。

[ご参考:SMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨]

米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドル、ユーロ、スイスフラン、シンガポールドル、香港ドル、オフショア中国人民元、タイバーツ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ

GLOBAL PASSであれば、海外で現地通貨の現金が必要になった際には、海外ATM手数料無料で、世界の200以上の国や地域のVisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すことが可能です。(*)

また、アラートサービスに登録しておけば利用の都度Eメールで通知があるので、渡航先でのお金の管理がしやすいほか、不正利用があった場合に気が付きやすくなるといった効果も期待できます。

旅行などでロサンゼルスへ渡航するご予定のある方は、是非SMBC信託銀行プレスティアの預金口座開設およびGLOBAL PASSのお申込みをご検討ください。

(*)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。

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