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Grab(グラブ)の使い方を徹底解説!登録&配車方法、フードデリバリー方法をまとめて紹介

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Grab(グラブ)の使い方を徹底解説!登録&配車方法、フードデリバリー方法をまとめて紹介

東南アジア渡航時に安心かつ便利な移動手段を利用したいという方にとって、Grab(グラブ)は必須のアプリと言えるでしょう。

配車サービスのほか、フードデリバリー、電子決済がこの一つのアプリにまとまっています。どの国でも英語で利用できるため、外国人旅行者でも安心です。

この記事では、日本人旅行者向けにGrabの登録方法、配車・デリバリーの使い方、注意点、支払い方法まで、詳しく解説します。

ぜひ出発前にチェックして、東南アジアの旅先でGrabを使いこなしましょう!

※本記事に記載の各種情報は、2025年9月時点のものとなります。


アジアの配車アプリ「Grab(グラブ)」とは?

アジアの配車アプリ「Grab(グラブ)」とは?

「Grab(グラブ)」とは、配車サービス、フードデリバリー、決済サービスなどを提供しているアプリで、東南アジアの多くの国々で利用されています。

元々はタクシー配車サービスとしてスタートしましたが、今日では様々なサービスを展開するモビリティ&デジタルサービスプラットフォームとして、東南アジアで生活する方々にとって欠かせない存在となっています。

Grabの特徴

Grabは、東南アジアを中心に展開する配車サービスを軸としたアプリです。

具体的なサービスとしてはGrabCar(乗用車配車)、GrabBike(バイクタクシー)、GrabFood(フードデリバリー)、GrabMart(ショッピング代行)、GrabPay(電子決済)などがあり、多彩な機能が提供されています。

Grabが利用できる国や地域

2012年にマレーシアで配車アプリとして誕生し、その後シンガポールに本社を移転したGrabですが、現在はシンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、カンボジア、ミャンマーの東南アジア8ヵ国(2025年8月現在)で利用できます。

Grabの登録方法と初期設定について

Grabの登録方法と初期設定について

海外に出発する前に、日本国内でGrabの支払い方法の入力までを完了しておくことをおすすめします。

以下で、アプリのダウンロード、登録や初期設定の方法、言語、通知、位置情報などについて詳しく説明します。

ダウンロード・インストールの仕方

GrabのアプリはApp Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から無料でダウンロード可能です。

「Grab」と検索し、公式アプリをインストールしましょう。

登録・初期設定の注意事項

公式アプリのインストールが完了したら、スマートフォンの電話番号(+81 ※ を選択し、電話番号の最初の0をとって入力)を登録します。

※日本の国番号

日本の携帯電話番号も使えるため、出発前に日本国内でデビットカードまたはクレジットカードの登録まで済ませておくと、認証コードの受信がスムーズにできおすすめです(現地のSIMカードに電話番号が付属している場合は、現地の電話番号での登録も可能)。

その後、SMSで送られる認証コード、氏名・メールアドレス、支払い方法(デビットカード、クレジットカード、GrabPay残高など)を登録します。

言語、通知・位置情報など、確認しておきたいこと

Grabの公式サイトやアプリでは、基本的な情報の一部が日本語でも表示されており、初めて利用する方でも安心です。

一方で、アプリ自体を使用するときは英語または現地の言語(例:タイ語、ベトナム語など)が基本となり、利用中の操作画面や通知、サポートチャットなどは主に英語表記となります。

ただし、操作画面もわかりやすく、GrabChatは自動翻訳が使えるため、心配はいりません。

利用時には、通知設定や位置情報の許可なども必要になるため、配車やデリバリーを正確に利用するために、事前にスマートフォンの設定や言語環境を確認しておくとスムーズです。

アプリの登録は5分程度で完了し、すぐに利用を開始できます。なお、国をまたいでの利用も可能です。

配車(GrabCar)やフードデリバリー(GrabFood)の方法

Grabで実際に配車とフードデリバリーを利用する方法を、手順に沿って詳しくご紹介します。

配車する方法

Grabの配車は、以下の手順を参考にしてみてください。

[配車の手順]

  • 1. アプリを開き「Car」「Bike」などを選択
  • 2. ピックアップ場所と目的地を入力(地図上で調整も可能)
  • 3. 車種を選択(例:Economy、Premium、6-seaterなど)
  • 4. 事前に料金が表示されるので確認
  • 5. 「Book」をタップし確定
配車する方法

事前に運転手の顔写真やナンバープレート、評価が表示されるので、安心して利用できます。運賃も事前に確定するので、現地のタクシーでありがちな、法外な料金を支払う心配がありません。

配車自体はスムーズにできますが、ドライバー到着時には、アプリに表示された車両のナンバーや車種、ドライバー名が一致しているかを確認しましょう。

間違った車両に乗ってしまうと、トラブルの原因になる場合があるので注意が必要です。

フードデリバリーする方法

[フードデリバリーの手順]

GrabFoodは、ホテルやAirbnbなど宿泊先での食事のデリバリーに利用できる便利なサービスです。

[フードデリバリーの手順]

  • 1. アプリで「Food」を選択
  • 2. レストラン・料理を選ぶ(レビューや人気順でのソートも可能)
  • 3. 配達先住所を確認・入力(ホテル名・部屋番号などの詳細を記入)
  • 4. 支払い方法を選んで注文
  • 5. 配達ステータスをアプリで随時確認

配達員の位置情報や到着予定時間が、アプリ内にリアルタイムで表示されます。ホテルのロビーでの受け取りや、玄関前に置いてもらうなどの指定も可能です。

また GrabMartを使えば、ミネラルウォーターや日用品、軽食などをスーパーから購入できます。現地のスーパーに行く時間がない時などに役立ちます。

Grabを使うメリット

Grabを使うメリット

現地在住者のみならず、旅行者にとっても、Grabを利用するメリットは少なくありません。

料金が事前にわかる、英語で利用できる、配車から支払いまでアプリで完結するという3点のメリットをご紹介します。

料金が事前にわかる

GrabCarおよびGrabBikeの利用に際しては、乗車前に料金が確定します。

そのため、タクシーでよくあるような料金交渉や、不透明な追加料金の心配がいりません。

英語表示で現地の言語がわからなくても操作できる

観光客が安心して使える理由の一つとして、アプリの表示が英語で統一されており、直感的に操作できる点があります。

さらに、ドライバーとのやり取りも GrabChatの自動翻訳機能によってスムーズに行うことができます。

現地で話されている言語が分からなくても配車や注文ができるため、日本人旅行者にとって心強い味方となるでしょう。

配車から支払いまでアプリで完結できる

Grab利用の大きなメリットは、現地通貨の現金でやり取りすることなく、すべてのサービスを受けられることです。

各種支払いには、登録済みのデビットカードやクレジットカード、あるいはGrab独自の電子マネー機能であるGrabPayを利用することができます。

ドライバーに渡すチップまで、アプリ内で支払いが完結する点は、特に便利です。

Grabを使うときの注意点

Grabを使うときの注意点

東南アジア滞在時の強い味方であるGrabですが、利用する際にはいくつか知っておきたい注意点があります。

利用国以外で発行されたカードは手数料がかかる場合がある

Grabではデビットカードやクレジットカードでの支払いが可能ですが、Grabがサービスを展開していない国で発行されたカードを使用すると、少額の手数料が加算される場合があります。

なおGrabを利用する際には、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS(デビット機能付き国際型キャッシュカード)を活用して、キャッシュレス決済で支払う、または現地のATMで引き出して現地通貨の現金で支払うといった方法もおすすめです。

ちなみにGLOBAL PASSであれば、Grabを利用する国の通貨がSMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨である場合は、口座にその外貨を預けておけば、そのまま現地で使うこともできます。

[ご参考:SMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨]

米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドル、ユーロ、スイスフラン、シンガポールドル、香港ドル、オフショア中国人民元(*1)、タイバーツ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ

(*1)SMBC信託銀行プレスティアでの取扱いはオフショア中国人民元のみとなります。中国国内でのご利用の場合、オフショア人民元普通預金から決済可能です。


混雑時に料金が高騰する場合がある

Grabには、利用が集中する時間帯や天候不良時などに料金が一時的に上昇する「サージ料金(ダイナミックプライシング)」が導入されています。

需要が集中するラッシュアワー、雨天、イベント開催時は、通常に比べて料金が2〜3倍以上になるなど割高になることもあります。

このため、時間に余裕がある場合は、時間をずらして利用するのもおすすめです。

アプリ内で複数の車種やオプションを比較し、最適なものを選ぶとよいでしょう。

キャンセル料がかかる場合がある

一定時間経過後や配車直前などドライバーの配車確定後にキャンセルするとキャンセル料金(数百円相当)が自動的に課金されることがあるので、急な予定変更には注意が必要です。

Grabを実際に使うときに抑えると便利なポイント

以下では、Grabをスムーズに使いこなすためのコツや、利用時に役立つ便利な機能を紹介します。

出発地と目的地は地図ピンで正確に設定

特にホテルや建物が密集している都市では、ピンの位置がずれているとドライバーが迷いやすくなります。

アプリ内でマップを拡大して、正確な位置にピンをドロップするようにしましょう。

ドライバーとの連絡は定型チャットか翻訳アプリを活用

英語が通じにくい地域では、Grabアプリ内の定型文チャットが役立ちます。

また、Google翻訳などを使って、簡単な文を現地の言語にして伝えるとやり取りがスムーズになるでしょう。

ホテルや空港では指定ピックアップポイントを確認

空港や大きなショッピングモールでは、Grab用の乗車場所(Pick-up Point)が決められていることがあります。

その場合、アプリに表示される案内をよく確認し、正しい場所で待つようにしましょう。

渋滞を考慮して早めの行動を

都市によっては、Grabでの移動に思った以上に時間がかかる場合があります。

特に空港への移動などは、時間に余裕を持って予約するようにしましょう。

レビュー評価を参考にドライバーを選ぶ

配車時には、ドライバーの評価(星マーク)を事前に確認できます。

高評価のドライバーはサービスが丁寧な傾向があるため、安心して利用できます。

SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSでGrabの支払いもスムーズに!

SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSでGrabの支払いもスムーズに! GPcardB券面

Grabが提供する各種サービスを利用した際の支払いには、SMBC信託銀行プレスティアのデビット機能付き国際型キャッシュカード、GLOBAL PASSがおすすめ です。

GLOBAL PASSの一番の魅力は、ご自身の外貨預金(*2)をそのまま海外での支払いに充てることができる仕組みを有している点です。

シンガポールドルやタイバーツなどを含む世界17通貨の外貨預金を、現地での支払いにそのまま使うことができます。

外貨預金が使えるGLOBAL PASS(グローバルパス)なら… アプリでかんたん!渡航先の外貨を購入! 取扱い通貨は17種類 お好きなタイミングで、必要な分だけ! 為替レートなんて気にしない!購入した外貨でショッピング&ATM出金! 手数料無料!らくらくキャッシュレス! 購入した外貨を現地のATMで引き出し! 通貨マーク

デビット機能を備えておりタッチ決済にも対応していることから、東南アジアの国々でのお買物やお食事などの際の支払いにもスムーズに対応可能です。

また、現地通貨の現金が必要になった場合には、VisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すこともできます。しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*3)

このほか、アラートサービスに登録しておけば利用の都度Eメールで通知が届くため、旅行中もお金の管理がしやすく、また不正利用があった際の注意喚起にも役立つことでしょう。

[ご参考:あんしんの各種サービス]

家族カード プレスティアアラートサービス 不正利用補償 お買物安心保険

詳細はこちら

東南アジアを旅するご予定のある方は、是非この機会にSMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

(*2)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。

(*3)海外ATM手数料は無料ですが、現地のATMオーナーによっては別途手数料が発生する場合があります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。

まとめSUMMARY

まとめ

Grabを利用すれば、東南アジアでの移動や食事を、より満喫できるはずです。

登録・初期設定、配車・デリバリーの使い方などをしっかり押さえておけば、旅行先での移動や食事のストレスを減らすことができます。

Grabの支払いにはSMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSを利用するのもおすすめです。

是非、GrabとGLOBAL PASSを有効活用してみてください。

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