【2025年版】香港のお土産完全ガイド!ばらまきから高級品まで10選紹介
香港旅行の楽しみの一つとして、お土産選びがあります。
街のスーパーや百貨店、市場、専門店までバラエティ豊かな商品が揃っており、友人や家族、自分へのご褒美まで幅広く選べます。
しかし、初めての旅行では「どれを選べば喜ばれるのか」「どこで買うのが効率的か」と迷うこともあるでしょう。
本記事では、ばらまき用から高級ギフトまで、香港ならではのおすすめお土産10選を紹介します。
購入のコツや注意点もわかりやすく解説しているので、香港への旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
香港のお土産を選ぶときのポイント
初めての香港旅行でも失敗しないお土産選びの3つのポイントを紹介します。
「誰に」「何を」「どう渡すか」を明確にして、納得のいくお土産選びができるようにしておきましょう。
- ● 香港ならではのデザインや限定品を選ぶ
- ● 配布するシーンにあわせてお土産の形状を選ぶ
- ● 賞味期限が長く日持ちするものを選ぶ
香港ならではのデザインや限定品を選ぶ
香港のお土産には、街並みや文化をモチーフにしたデザインや、歴史あるブランド品を選ぶのがおすすめです。
香港以外では入手しづらい可愛らしい雑貨やストーリー性のあるアイテムは「特別に選んでくれた」と感じてもらえるでしょう。
たとえば、香港の日常を描いた「G.O.D(ジーオーディー)」のA4ファイルや、路面電車グッズの「HK Tramways」キーホルダーは軽くて、実用的でお土産として人気です。
季節限定デザインの「Jenny Bakery」クッキー缶も、味とパッケージで記憶に残るお土産になります。
配布するシーンにあわせてお土産の形状を選ぶ
お土産選びでは、渡す相手やシチュエーションを想定して最適なパッケージを選ぶことが失敗しないポイントです。会社へのばらまきには個包装のお菓子、目上の方へのギフトには高級感のある箱入りの品が相応しいでしょう。
職場で大袋のお菓子を配ると手間がかかるため、ドラッグストアで買えるハーブキャンディや、スーパーで手に入る老舗ティーバッグがおすすめです。上司や親族には、高級チョコレートや紅茶が最適で、空港で最後に購入できるため、ギフトの最終手段としても便利です。
旅行前に、お渡しする方をリスト化するとともに、購入場所を計画しておくと、お土産選びをスムーズに進められるでしょう。
賞味期限が長く日持ちするものを選ぶ
帰国後に慌てず渡せるよう、賞味期限が最低でも1か月以上あるお菓子やお茶を選びましょう。日持ちするお土産なら自分のペースで配れるため、お土産を渡す期限を気にするストレスが軽減します。
飴やクッキー、お茶類は日持ちがよく安心ですが、購入時に日付を確認することを忘れずにしましょう。
また、日本への持ち込みルールも重要です。ビーフジャーキーや肉入りのエッグロールなどの肉製品は成分に含まれるだけでも原則持ち込み禁止のため没収される可能性があります。迷ったらお茶や焼き菓子、雑貨を選ぶのがもっとも安全です。
香港のお土産はどこで買うべき?
香港のお土産は、主に以下5箇所で買うのがおすすめです。予算や配布シーンにあわせて、購入場所を選びましょう。
- ● スーパーマーケット
- ● 百貨店
- ● 市場
- ● 空港
- ● 観光スポット
スーパーマーケット
会社や学校で配るばらまき用のお菓子やお茶を効率よく揃えるなら、スーパーマーケットが最適でしょう。
Wellcome(恵康)やParknShop(百佳)などの大手チェーンのスーパーマーケットは市内に多数あり、観光の合間に立ち寄れる手軽さが魅力です。
価格も明示されており、ローカルに人気の定番商品を手に入れられます。
香港の老舗茶館「陸羽茶室(Luk Yu Tea House)」のティーバッグは軽量で個包装、職場土産にもぴったりです。そのほか、香港限定フレーバーの「出前一丁」や料理好き向けの「李錦記(リキンキ)」のXO醤も置いています。
滞在中に一度は立ち寄り、まとめてお土産を確保しておくと良いでしょう。
百貨店
食にこだわる友人やトレンドに敏感な同僚へのお土産選びには、百貨店や大型ショッピングモールを利用してはいかがでしょうか。
有名ブランドが揃い、洗練されたパッケージの商品が多いため、伝統的なお土産とは一味違うお洒落でモダンな品が見つかります。
ifc mallの「PIN Cookies」は、なつめや陳皮生姜など香港らしいフレーバーが人気のクッキーで、グルメな方にも喜ばれる一品です。
地下の食品フロアには高級チョコレートやデザイン性の高い焼き菓子も揃い、定番とは少し差をつけたい手土産を効率よく選べます。
市場
女人街(Ladies' Market)などの市場は、香港らしい活気を感じながらユニークで安価な雑貨を探せる場所です。自分や親しい友人向けに、香港の風景や漢字モチーフのポーチ、エコバッグなどを選ぶのに適しています。
ただし滞在期間が短い場合は、必ずしも市場を訪れる必要はないかもしれません。
膨大な商品の中から良品を見つけるには時間がかかり、値段交渉も必要な場合があります。
メインのお土産は他で確保しておき、時間に余裕があれば観光の一環として訪れるのがおすすめです。
空港
香港国際空港は、買い忘れたお土産や目上の方への高級ギフトを購入する「最後の砦」として便利です。出国審査後の買い物なのでスーツケースの重量を気にせず、溶けやすいチョコレート類も品質を保ったまま手に入ります。
とくに「ザ・ペニンシュラ・ブティック」は、上品なチョコレートや紅茶を選べる店舗であり、どのような相手にも安心して渡せるお土産を入手しやすい場所です。
市内で買い忘れた場合も、ディズニーグッズや一部有名菓子店の支店があります。
また、旅行前から空港で購入すると決めておけば、市内でのお土産探しの負担を減らせることでしょう。
観光スポット
「これぞ香港」と言える看板商品は、観光エリアの専門店でしか手に入らないこともあり、観光ルートに組み込んで訪れるのが効率的です。
限定品やブランドの世界観をもっとも感じられるのが専門店の魅力ですが、偽物を避けるためにも公式サイトで場所を確認した正規店で購入しましょう。
人気の「Jenny Bakery」は尖沙咀(チムサーチョイ)と上環(ションワン)の2店舗のみ、「G.O.D.」は中環(チュンワン)の店舗が有名です。「上環のJenny Bakery→中環のG.O.D.」のようにエリアをまとめて回ると効率よく周れるでしょう。
混雑しやすい人気店は、午前中に訪れるのがおすすめです。
香港のお土産|ばらまきお菓子・食べ物のおすすめ7選
香港でばらまきお菓子や食べ物を買うなら、以下のお土産を選ぶのがおすすめです。
- 1. 奇華餅家(ケイワーべーカリー)のパンダクッキー
- 2. Jenny Bakeryのクッキー
- 3. The Rollのエッグロール
- 4. ザ・ペニンシュラ香港のチョコレート
- 5. 出前一丁の香港限定ラーメン
- 6. 李錦記(リキンキ)の中国系調味料
- 7. 陸羽(ルーユー)の中国茶ティーバッグ
奇華餅家(ケイワーべーカリー)のパンダクッキー
「奇華餅家(ケイワーベーカリー)」のパンダクッキーは、可愛らしい見た目と確かな品質で、子どものいる家庭や可愛いもの好きの女性へのばらまき土産にうってつけです。
老舗ブランドで信頼感があり、パンダという誰にでも親しみやすいモチーフも魅力です。
市内店舗や空港でも購入可能なため、短期滞在でも効率的に手に入ります。サクサクのパンダ型クッキーは個包装で配りやすく、衛生的に管理できます。
行列に並ぶ時間がない場合や、職場などで多くの人に配るお土産として便利です。
Jenny Bakeryのクッキー
「Jenny Bakery」のクッキーは、その高い知名度と口の中でほろほろと溶ける独特の食感で、香港土産の象徴的な存在です。親しい友人や家族、自分へのご褒美に最適なお土産と言えます。
季節ごとにデザインが変わるテディベア缶は見た目のインパクトも大きく、コレクション性も高いです。またクッキーにはバターリッチな特別な風味があり、受け取った人にもきっとご満足いただけることでしょう。
購入は尖沙咀(チムサーチョイ)と上環(ションワン)の正規2店舗のみで、現金払い限定な点には注意しましょう。
話題性と味を重視するなら、開店直後を狙う価値のある特別なお土産です。
The Rollのエッグロール
「The Roll」のエッグロールは、伝統的な香港菓子にモダンなひねりを加えた進化系のお土産です。定番土産では物足りない、食にこだわる友人やリピーターにおすすめです。
鉄観音茶やジンジャービネガーなど独創的なフレーバーが特徴で、洗練されたお洒落なパッケージは他と一線を画します。非常に繊細で壊れやすいため、持ち帰る際はスーツケース内で衣類などに挟んで固定する工夫が必要です。
定番のクッキー缶以外で、香港らしい特別感あるお菓子を探すなら、候補に入れておきましょう。
ザ・ペニンシュラ香港のチョコレート
「ザ・ペニンシュラ香港」のチョコレートは、上司や親族など目上の方へのギフトとして最適で、高級感と安心感があります。
香港を代表する最高級ホテルのブランド力が品質を保証し、洗練されたパッケージと上品な味わいは、感謝や敬意を伝えるのに相応しい一品です。
チョコレートは気温が高いと溶けやすいので、最後に空港の「ザ・ペニンシュラ・ブティック」で購入するのがおすすめです。
「大切な人へのギフトは空港で買う」と計画に組み込めば、時間と心に余裕が生まれるでしょう。
出前一丁の香港限定ラーメン
香港のスーパーで手に入る「出前一丁」の香港限定フレーバーは、現地の食文化を手軽に持ち帰れるばらまき土産です。出前一丁は香港の人々に愛される国民食の一つで、日本では見かけない多彩なフレーバーがあります。
「こんな味があるんだ!」という驚きが、友人や同僚との会話のきっかけになるでしょう。軽量でかさばらず、予算を抑えたい場合やメイン土産に添える「プラスワン」としても最適です。
とくに「XO醤シーフード味」や「サテ味」が人気で、スーパーのWellcomeやParknShopで手軽に購入できます。香港の日常を気軽にシェアできる満足度の高いお土産です。
李錦記(リキンキ)の中国系調味料
香港発の有名ブランド「李錦記(リキンキ)」の調味料は、料理好きの友人や家族へのお土産におすすめです。スーパーで手軽に購入でき、品質は世界中のプロ料理人も支持するほどです。
オイスターソースやチューブタイプのXO醤などを加えるだけで本格的な中華の味が楽しめ、受け取った人が自宅で香港の味を再現できます。
液体の瓶は機内持ち込みができないため預け荷物に入れ、液漏れ防止にビニール袋で二重に包み、タオルや衣類で保護すると安心して持ち帰れます。
陸羽(ルーユー)の中国茶ティーバッグ
「陸羽(LUK YU)」のティーバッグは、職場へのばらまき土産に求められる「個包装・日持ち・軽さ・手頃な価格・きちんと感」を兼ね備えたお土産です。
個包装で衛生的かつ配りやすく、軽量でスーツケースにも収まりやすいため、大量購入にも向いています。職場土産に迷ったら、まずこれを必要数確保すると安心です。
香港のお土産|雑貨・コスメのおすすめ3選
雑貨やコスメのおすすめのお土産は、以下の3つです。
- 1. G.O.D(ジーオーディー)
- 2. Zest of Asiaのティータオル
- 3. 彩豐行(チョイ フォン ホン)のコスメ
G.O.D(ジーオーディー )
「G.O.D(ジーオーディー)」は、香港の文化や日常風景をお洒落でモダンな雑貨に昇華させたブランドです。香港でしか手に入らないセンスのいいお土産を探すなら行くのが必須のお店です。
古い郵便受けやネオンサイン、新聞広告などをモチーフにしたデザインはユーモラスでスタイリッシュな印象があります。日常で使える実用的なアイテムが多く、香港らしさとデザイン性を両立しています。
A4ファイルやパスポートケースなど、軽量でかさばらない文房具はお土産にもぴったりです。
観光の中心地・中環(チュンワン)に店舗があり、街歩きのルートにも組み込みやすいでしょう。
Zest of Asiaのティータオル
「Zest of Asia」のティータオルは、香港の文化や食をテーマにした現代的なデザインが魅力の、軽量でかさばらない実用的な雑貨です。お洒落で気の利いた「食べ物以外」のギフトとして向いています。
綿100%のタオルは折り畳むとコンパクトになり、スーツケースにも簡単に収納できます。割れる心配がなく、受け取った側も日常で使えるため、実用性も高いお土産です。
点心メニューや広東語のスラングをモチーフにしたカラフルなデザインは、キッチンに置くだけで香港らしさを楽しめます。購入前に公式サイトで最新の販売場所を確認すると安心です。
彩豐行(チョイ フォン ホン)のコスメ
「彩豐行(チョイ フォン ホン)」は「Made in Hong Kong」にこだわる人気のローカルコスメブランドです。
品質に定評があり価格も手頃であるため、自分用や女性の友人へのばらまき土産に向いています。
香港内に多数の店舗を持ち、地元の人々に日常的に愛用されているのも魅力です。
ハンドクリームやボディソープ、フェイスパックなど製品ラインナップは豊富で、食べ物以外のばらまき土産を探すならおすすめです。
お土産にする際は、液体物の機内持ち込み制限に配慮し、100ml以下のハンドクリームなど小さめサイズを選ぶといいでしょう。
香港のお土産を持ち帰るときの注意点4つ
香港のお土産を持ち帰る際は、以下の4点に注意する必要があります。
買ったお土産をスムーズに持ち帰れるよう、事前にチェックしておきましょう。
- ● 肉類や卵製品など持ち込み禁止食品を確認する
- ● 液体物は100ml以下のものを選ぶ
- ● クッキー類は割れないように梱包する
- ● エッグタルトは賞味期限が短いため空港で買う
肉類や卵製品など持ち込み禁止食品を確認する
食品をお土産にする際は、成分に肉類(肉エキス含む)が入っていないか必ず確認しましょう。日本では家畜伝染病予防法により、肉類を含む食品は空港の動物検疫で没収される可能性があります。
とくに「肉鬆(ロウソン)」と呼ばれる肉そぼろのような乾燥肉は、エッグロールなどのお菓子に入ることもあり、持ち込み禁止の対象です。規制対象品を誤って持ち込むと、時間もお金も無駄になります。
安全策として、クッキーや飴、お茶、雑貨を中心に選び、成分表示に「肉」とあれば購入を避けましょう。
最新情報は、農林水産省の動物検疫所のウェブサイトで確認いただけます。
液体物は100ml以下のものを選ぶ
化粧水やソース、オイルなどの液体物を手荷物で機内に持ち込む場合は、100ml以下の容器に入れ、1リットル以下のジッパー付き透明袋にまとめる必要があります。これを超える液体は必ず預け荷物に入れましょう。
たとえば化粧水やXO醤などを購入する際は、サイズに注意してください。液体物はあらかじめ預け荷物に入れ、ビニール袋で二重に包んで衣類で保護すると安全です。これにより保安検査場で慌てたり、貴重品を没収されたりするリスクを避けられます。
クッキー類は割れないように梱包する
Jenny BakeryのクッキーやThe Rollのエッグロールなど、割れやすいお菓子はスーツケース内で衝撃を受けないよう、丁寧に梱包することが重要です。預けたスーツケースは運搬中に揺れるため、硬い缶や箱でも中身が割れることがあります。
Jenny Bakeryのクッキー缶は、蓋を開けて隙間に丸めたティッシュを詰めると、揺れを防げます。繊細なエッグロールは、箱ごと厚手のセーターやタオルで包み、四方を衣類で固めるのが効果的です。
クッキー以外の壊れやすいお土産も、パッキングの最後にスーツケースの中央に置くと安心です。
エッグタルトは賞味期限が短いため空港で買う
香港名物のエッグタルトは賞味期限が非常に短いお土産です。時間が経つと風味が落ちやすいため、長時間の持ち運びには注意が必要です。
空港で購入すれば、フライト前に出来立ての味を楽しめるので、帰国直前の最後の香港グルメとして選ぶといいでしょう。滞在中に有名店で味わうのはもちろん、空港で手軽に買えるエッグタルトも、旅の思い出として楽しめます。
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