カナディアン・ロッキーで訪れたいおすすめ観光地やシーズンをご紹介!

カナダを代表するカナディアン・ロッキーでは、美しい自然景観を満喫できます。また、ハイキングやカヌーを始めとしたアクティビティも豊富に用意されており、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
初めてカナディアン・ロッキーへ行こうとしている人は、どのようにアクセスすればよいか、どのスポットに足を運ぶべきかなど、わからない点もあるかもしれません。
こちらの記事では、カナディアン・ロッキーの魅力や行き方、ベストシーズンなどを解説します。足を運ぶべきおすすめスポットも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
カナダ世界遺産【カナディアン・ロッキー】とは
カナディアン・ロッキーとは、カナダのアルバータ州とブリティッシュ・コロンビア州にまたがる雄大な山脈です。カナディアン・ロッキーは世界自然遺産に登録されており、4つの国立公園と3つの州立公園が含まれます。
バンフ国立公園のマウント・ランドル、ジャスパー国立公園のマウント・ロブソンなど3,000メートル級の山々が連なっています。また、エメラルドグリーンの水が美しいルイーズ湖、モレーン湖、ペイト湖など多くの美しい湖沼が点在している点も特徴です。他にも、氷原・滝を始め、美しい自然景観を楽しめる観光地です。
人気のアクティビティは美しい自然を楽しみながらのハイキングや登山、カヌー・ラフティング。他にも、野生動物ウォッチングなどが楽しめます。
大自然や美しい自然景観を見るのが好きな人や、自然の中でのアクティビティが好きな人にとって、カナディアン・ロッキーはおすすめの景勝地です。
日本からカナディアン・ロッキーへの行き方
日本からカナディアン・ロッキーへ行く際には、バンクーバーを経由してカルガリーに行くルートが一般的です。成田空港からカルガリーへの直行便もありますが、便数が少ないためメジャーな行き方とはいえません。
なお、日本からバンクーバーまでのフライト時間は約9時間程度、バンクーバーからカルガリーまでのフライト時間は約1時間半程度です。乗り継ぎの時間を含めて、フライトの時間は15~16時間程度になるでしょう。
カルガリーからカナディアン・ロッキーへ行く際には、車で1~2時間ほど。現地ツアーを利用したり、事前に日本で国際免許を取得してレンタカーで移動するという選択肢もあります。
カナディアン・ロッキーの観光におすすめのシーズン
カナディアン・ロッキーの魅力は、何といっても雄大な自然をダイナミックに体感できる点です。季節ごとに多彩な楽しみ方がありますが、ハイキングやトレッキング、カヌー、ラフティング、フィッシングなどのアウトドアアクティビティを満喫するなら、ベストシーズンは6月から9月にかけての夏。冬景色から一転、雄大な森林が顔を出し、頂上に残る雪景色と麓に広がるグリーンのコントラストは、言葉では言い表せないほどの美しさです。
夏は晴れる日が多く、平均最高気温は20~25度程度で湿気が少ないため、心地よく過ごせるベストシーズンです。
ただし、朝方と夜は冷え込むため、温度調整ができるように上着を持っていきましょう。また、昼間は紫外線が強いため日焼け止めや帽子、サングラスなどがあると便利です。
ベストシーズンは多くの観光客が訪れるため、航空券やホテルは早めに予約することをおすすめします。さらに、人気のアクティビティも予約で埋まってしまう可能性があるため、早い段階で申込みを済ませましょう。
秋から冬の終わり(10~4月頃)にかけては、厳しい寒さが続きます。最低気温は氷点下5~氷点下15度ほどになり、積雪も多いため防寒着や手袋、帽子など雪国で過ごすための服装の準備が必須です。
冬のカナディアン・ロッキーは、雪に覆われた山々と凍った湖が織りなす風景を楽しめます。また、スキーやスノーボード、クロスカントリースキーなどのウィンタースポーツも満喫できます。
なお、ベストシーズンよりもホテルの料金が比較的安くなる傾向にあるため、旅行代金を抑えたい人は冬のカナディアン・ロッキーもおすすめです。

カナディアン・ロッキーのおすすめ観光地
さまざまな見どころがあるカナディアン・ロッキーで、特におすすめの観光地を紹介します。
観光拠点となるリゾートの街「バンフ」
旅の拠点には、標高1,384メートルを誇るカナダで2番目に高度の高い町、バンフがおすすめです。メインストリートにはレストランやブティック、土産物のショップなどが並び、夏は登山、冬はスキーの客で賑わいます。ノースフェイスやパタゴニアなどの人気アウトドアやフィットネスウェア用品の店が多いので、アウトドア好きの方は特に楽しめるかもしれません。また温泉保養地としても有名な町でもあり、ポプラの黄色が美しい秋の訪問もおすすめです。
バンフのシンボルである「フェアモント・バンフ・スプリングス」は、ヨーロッパの古城のような趣のあるホテルです。一年を通じて壮大な風景を楽しめるホテルとして人気があります。
カナディアン・ロッキーを訪れる際には、ぜひフェアモント・バンフ・スプリングスへの宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。
お洒落なショップやレストランが立ち並ぶ町並みも美しく、観光の拠点としても便利です。自然景観を楽しむのはもちろん、街の散策も楽しめるでしょう。
「バンフ・アッパー・ホット・スプリングス」では、温泉に浸かりながら雄大で美しい山々の景色を楽しめます。マッサージやアロマテラピーも受けられるため、温泉でリフレッシュしたい人は足を運んでみましょう。
なお、バンフの気候は夏場の気温はおおむね10~25度。夏が観光のベストシーズンですが、夏でも朝晩は冷え込むため重ね着ができる服装を準備しましょう。秋から春にかけては氷点下になることも多く、寒さが厳しくなります。
周辺にある無数の氷河湖
一帯には無数の氷河湖があり、特に「カナディアン・ロッキーの宝石」と称えられるルイーズ湖やモレーン湖は必見。ルイーズ湖からさらに車で北上すると見えてくるボウ湖は、バンフやカルガリーの市内を流れるボウ川の源泉で、鏡のような湖面に映る景色が神秘的です。

ルイーズ湖は、バンフ国立公園にある氷河湖でエメラルドグリーンの美しい湖面が特徴です。湖畔にフェアモント・シャトー・レイク・ルイーズホテルがあり、湖と山々の絶景を楽しめます。ハイキングやカヌー・カヤックなどのアクティビティも人気です。
ペイト湖はルイーズ湖の近くにあり、季節と時間帯によって湖面の色が変わる神秘的な湖です。壮大な自然を感じながら、湖畔を一周しながらハイキングを楽しめます。
ボウ湖はバンフ国立公園とジャスパー国立公園の間にある湖です。ターコイズブルーの美しい湖面と、背後に聳えるクロウフット山脈の景色を楽しみましょう。
モレーン湖は「カナディアン・ロッキーの宝石」とも呼ばれる美しい湖です。濃緑の色合いが特徴で、背後に聳えるの山並みと灰色の岩肌との絶妙なコントラストの美しさは必見です。
コロンビア大氷原の雪上車で観光
ジャスパー国立公園内にある「コロンビア大氷原」では、「アイス・エクスプローラー」という雪上車に乗って氷原を訪れることができます。コロンビア大氷原の面積は約325キロ平方メートル、カナダ最大の氷河で氷の厚さは最も厚いところで約350メートルといわれており、夏場でも一面氷の世界を楽しめるでしょう。
「グレーシャースカイウォーク」には、地上約280メートルの断崖絶壁から突き出したガラス張りの遊歩道と展望台があります。美しいカナディアン・ロッキーの山々はもちろん、スリリングな体験もできるスポットです。
なお、雪上車が運行している期間は例年4~10月頃まで。天候状況などによって変わることもあるので日本では経験できない壮大な世界を楽しみたい人は、事前に運行状況を確認しておきましょう。
驚きのヨーホー国立公園
ヨーホー国立公園の「ヨーホー」には、驚きという意味があります。切り立った岩山や滝を始めとした美しい自然が、そのままの姿で多く残っています。運がよければ、クマやムース、オオツノヒツジなど多様な野生動物の観察も楽しめるでしょう。
公園内で最も有名なエメラルド湖は、その名のとおりエメラルドグリーンの美しい湖面が特徴です。オハラ湖は静かな山に囲まれた美しい湖で、大自然を堪能しながらハイキングを楽しめます。
ハイキングの他にもカヌーやカヤック、ラフティングなど、さまざまなアクティビティが人気です。エメラルド湖でカヌーやカヤックを楽しみながら周囲の大自然を楽しめれば、最高のリフレッシュとなるでしょう。
アクティブに活動するなら
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