タイでクレジットカードは使える?使いやすい国際ブランドや現金が必要な場所も紹介
タイは、美しい寺院や美味しいローカルフード、洗練されたビーチリゾートなど、多彩な魅力が詰まった人気の観光国です。
タイに実際に行く前に「クレジットカードが使えるか調べておきたい」「現金も多少は持っていくべきか知りたい」と考えている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、タイにおける最新のクレジットカード事情について詳しく紹介します。
また、現金が必要な場面やカード使用時の注意点もまとめています。
この記事のポイント
- ● タイのキャッシュレス決済事情を解説
- ● クレジットカードが使える場所・現金が必要な場所を紹介
- ● タイでクレジットカードを使うときの注意点も解説
※本記事に記載の内容は、2026年9月現在の情報に基づくものです。
タイでクレジットカードは使える?
現在のタイでは、クレジットカード決済が広く普及しています。
中規模以上のホテルやショッピングモール、観光客向けのレストランなどであれば、基本的にはカード払いが可能です。
また、Grab(グラブ)などの配車アプリを利用する際にも、事前にアプリにカードを登録しておくことでスマートに決済できます。
ただし、屋台や個人商店などでは現金のみのケースも多く、現金の準備は欠かせません。
伝統的な屋台や地元の市場、ソンテウなどの乗り物では、依然として現金しか受け付けないケースがほとんどです。
そのためタイを旅行する際は、クレジットカードと現地通貨のどちらも用意しておきましょう。
タイで使いやすいクレジットカードの国際ブランド
タイで使いやすいクレジットカードの国際ブランドは、Visa(ビザ)とMastercard(マスターカード)です。
この2つのブランドであれば、ほとんどのカード対応店舗で利用することができます。
タイ旅行へ行く際は、メインカードとしてVisaまたはMastercardのどちらか、もしくは両方を必ず準備していきましょう。
また日本でおなじみのJCBも、日本人観光客の多いバンコクのデパートや日本食レストラン、一部のホテルなどでは利用できる場所が増えています。
ただし、ローカルな店舗や郊外の観光地ではJCBが使えないケースも少なくありません。よって、JCBはサブカードとして携行するのが良いでしょう。
タイではクレジットカードと現金をどう使い分ける?
現地で慌てることがないよう、クレジットカードが使える場所と現金を持っておくべき場所を確認しておきましょう。
- ● クレジットカードが使える場所
- ● 現金を持っておくべき場所
クレジットカードが使える場所
クレジットカードを使える代表的な場所は、以下のような中・大規模の施設や観光インフラなどです。
- ● 大型ショッピングモールや免税店
- ● 中・高級ホテル
- ● 観光客向けのレストラン
- ● 大手チェーンのスーパーやコンビニ
- ● ドラッグストア
- ● 配車アプリの決済システム
- ● 公共交通機関(SRTやMRT)
これらの場所では決済端末が整備されており、サインなしのタッチ決済でスピーディーに支払いできるケースも増えています。
セキュリティ面でも信頼性が高いため、高額な支払いを伴う場面ではカード利用も選択肢になります。
現金を持っておくべき場所
以下のような場所では、現地通貨であるタイバーツが欠かせません。
- ● 路上の屋台
- ● 地元民が集まる伝統的な市場
- ● 個人経営のレストラン
- ● 乗り合いタクシー(ソンテウ)や一般的なタクシー
- ● トゥクトゥク
- ● 寺院(拝観料)
これらの場所には、クレジットカードの機械が置いていないことも少なくありません。
また、タイではホテルやレストラン、タクシーなどでチップを払う文化があり、そのときにも少額の現金が必要となります。
タイでクレジットカードを使うときの注意点
ここからは、タイでクレジットカードを使うときの注意点を紹介します。
- ● 海外事務手数料がかかる
- ● スキミングや不正利用に気を付ける
- ● 決済通貨を選択できる場合は日本円ではなくタイバーツにする
海外事務手数料がかかる
日本のクレジットカードを使って海外で外貨決済を行うと、商品価格のほかに海外事務手数料が加算される場合があります。
これは、外貨を日本円に換算する際にカード会社が上乗せするもので、利用金額の約1.6%〜3.85%程度が相場です。
そのためカードの請求額は、表示価格をそのまま日本円に換算した金額よりも少し割高になります。
特に高額な買い物をする際や長期滞在で何度もカードを利用する場合は、この手数料が負担となる可能性もあります。
スキミングや不正利用に気を付ける
タイに限らず、海外でのカード利用において警戒すべきトラブルの一つがスキミングや暗証番号の覗き見による不正利用です。
対策として、カードで支払いをするときは、店員に預けたカードが店の奥など目の届かないところへ持っていかれるような状況は避け、必ず目の前で決済してもらうようにしましょう。
また、ATMで暗証番号を入力する際は、もう片方の手でキーパッドを隠す習慣をつけましょう。
さらに、万が一の被害を最小限に抑えるため、利用制限額を低めにしたり利用通知サービスをONに設定したりするのも良いでしょう。
決済通貨を選択できる場合は日本円ではなくタイバーツにする
タイの一部のショップやレストランの決済端末では、日本円(JPY)かタイバーツ(THB)のどちらで支払うかを選択できる画面が表示されることがあります。
この際、タイバーツを選択するようにしてください。
決済通貨として日本円を選ぶと、加盟店や決済代行会社が設定した為替レートで円換算されるDCC取引となり、コストが割高になる場合があるためです。
一方、タイバーツを選んだ場合は、通常は国際ブランドが定める基準レートで日本円に換算されるため、上述のDCC取引を避けることができます。
なお、海外事務手数料の有無や料率はカードによって異なるため、別途確認しましょう。
タイ旅行をするならデビット機能がついたGLOBAL PASSがおすすめ!
タイ旅行では、SMBC信託銀行プレスティアが発行するデビットカード「GLOBAL PASS(グローバルパス)」を活用するのがおすすめです。
このカードのメリットを3つ紹介します。
- ● 事前に購入したタイバーツで決済ができる
- ● 海外事務手数料・海外ATM手数料・バーツ購入為替手数料が無料!
- ● 国際ブランドがVisaだからSRT(国鉄)でもMRT(地下鉄)でもタッチで乗車できる
SMBC信託銀行プレスティアは、タイバーツ建ての外貨預金残高をそのまま現地でカード決済やATM引き出しに使える国内でも数少ない銀行です。事前に準備したタイバーツをデビットカードでシームレスに使えるため、タイへの渡航を予定されている方の選択肢の一つとなります。
事前に購入したタイバーツで決済ができる
GLOBAL PASSを使用すれば、事前に自分の口座内で購入して貯めておいた外貨の普通預金(*1)から、直接引き落として決済ができます。
さらに、GLOBAL PASSはデビットカードであるため、使った金額は口座から即時に引き落とされます。
クレジットカードのように、旅行後に「想像以上の請求額になっていた」と心配することもありません。
あらかじめ購入しておいた外貨の予算内で、現金感覚で支払い額を管理できるのが魅力です。
(*1)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。
海外事務手数料・海外ATM手数料・バーツ購入為替手数料が無料!
GLOBAL PASSは、以下の各種手数料が0円となっているのも魅力です。
GLOBAL PASSの3つの手数料0円
- ● タイバーツ購入時の為替手数料
- ● 海外でのショッピング決済時の海外事務手数料
- ● 海外ATMでの現地通貨の引き出し手数料(*2)
一般的なクレジットカードで買い物をすると上乗せされる海外手数料がかからないため、現地でのお買い物やお食事がお得になります。
また、アプリやインターネットバンキングを使えば、いつでも為替手数料無料でタイバーツを購入できます。
特別な申請も不要で「為替手数料無料プログラム」が自動適用されるため、手軽に外貨の準備をすることが可能です。(*3)
(*2)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。
(*3)「為替手数料無料プログラム」の適用条件についてはこちらをご参照ください。
国際ブランドがVisaだからSRT(国鉄)でもMRT(地下鉄)でもタッチで乗車できる
GLOBAL PASSは国際ブランドとしてVisaを採用しているため、タイ国内のVisa加盟店で幅広く利用できるのはもちろん、移動インフラでも活躍します。
バンコクの都市鉄道であるMRT(地下鉄のブルーライン・パープルラインなど)やSRT(国鉄)レッドラインでは、Visaのタッチ決済に対応した改札が導入されています。
タッチ決済に対応した改札では、券売機で切符を買う手間なく、GLOBAL PASSをかざすだけで乗車できる場合があります。
なお、ご利用の可否は路線・運営会社やカードの種類により異なるため、渡航前に最新の対応状況をご確認ください。
移動のたびに小銭を用意したり現金を出したりする手間も省けるため、現地での移動ストレスを大きく減らせるでしょう。
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タイのクレジットカード事情に関するよくある質問
最後に、タイのクレジットカード事情に関するよくある質問を紹介します。
- ● 日本で発行されたクレジットカードはタイで使えますか?
- ● タイには現金をいくらぐらい持っていくべきですか?
- ● タイでクレジットカードが使いにくい場所はありますか?
- ● タイでは現金とクレジットカードのどちらを使うのがお得ですか?
- ● タイでクレジットカードのタッチ決済はできますか?
- ● 渡航前にクレジットカードについて確認すべきことは何ですか?
日本で発行されたクレジットカードはタイで使えますか?
一般的には、日本国内のカード会社が発行したクレジットカードであっても、タイの店舗で利用できます。
ただし、現地の店舗で対応している国際ブランドでなければ、使用できません。
タイではVisaとMastercardが主流なので、どちらか一枚は持っていくと良いでしょう。
また、海外で急に利用すると、カード会社のセキュリティシステムによって一時的にロックがかかってしまうことがあります。
よって渡航前には、カード会社に海外旅行する旨を事前に連絡しておくか、マイページ等で海外利用設定を確認しておくと安心です。
タイには現金をいくらぐらい持っていくべきですか?
滞在日数や旅行のスタイルによって異なりますが、クレジットカードをメインで利用する前提であれば1日あたり5,000円〜10,000円程度は準備しておくのがおすすめです。
なお最近では、タイ国内のATMでクレジットカードの海外キャッシングを使用したり、GLOBAL PASSのようなキャッシュカードを利用したりすることにより、現地でタイバーツの現金を入手しやすくなりました。
現地のATMを活用する場合は、両替により多額のタイバーツ現金を事前に用意する必要はないでしょう。
タイでクレジットカードが使いにくい場所はありますか?
タイでクレジットカードが使いにくい、あるいは使えない場所の代表例は、屋台や地元の伝統的な市場、個人経営の小さなお店などです。
また、バンコクの主要な高架鉄道であるBTS(スカイトレイン)では、クレジットカードが使えないことが多く、現金での切符購入や専用のICカードのチャージが必要です。
こうした場所へ出かける際は、必ず財布の中に少額のバーツ紙幣が入っているかを確認しておきましょう。
タイでは現金とクレジットカードのどちらを使うのがお得ですか?
タイでの支払い方法には、主に以下の選択肢があります。それぞれ仕組みや特徴が異なるため、ご旅行のスタイルや利用シーンに応じてお選びいただくのがおすすめです。
- ● 外貨デビットカード(例:GLOBAL PASS):
対応する外貨預金口座の残高から、その通貨で直接決済できるのが特徴です。あらかじめタイバーツを保有していれば、決済のたびに円から両替する必要がなく、ご自身が両替したタイミングのレートで支払えます。対応通貨の残高がない場合は、円普通預金口座から所定のレートで引き落とされます。預金残高の範囲内で利用する仕組みのため、使いすぎを抑えやすい点もメリットです。 - ● クレジットカード :
国際ブランドが定める基準レートが適用され、後日まとめて引き落とされる後払い方式です。多額の現金を持ち歩く必要がなく、利用可能な場所が広い点が特徴です。 - ● 現金(日本円を現地通貨に両替):
屋台や小規模店舗など、カードが使えない場面での支払いに適しています。
いずれのカード決済も、適用されるレートは決済のタイミングや各ブランド・カード会社が定める条件によって変動します。また、多額の現金を持ち歩かないことで盗難や紛失のリスクを抑えられる点も、カード決済を活用するメリットのひとつです。利用シーンに応じて、これらの手段を組み合わせてご検討ください。
タイでクレジットカードのタッチ決済はできますか?
タイ国内におけるクレジットカードのタッチ決済の普及率は徐々に高くなっています。
Visaのタッチ決済などのロゴマークがあるカードであれば、通常は端末にかざすだけでサインや暗証番号の入力なしで支払いが完了します。
また、大型スーパーやコンビニ、MRTの改札など、多くの場所でタッチ決済が利用可能です。
渡航前にクレジットカードについて確認すべきことは何ですか?
タイへ出発する前に、クレジットカードに関して以下の3つのポイントを必ずチェックしておきましょう。
渡航前に確認すべきクレジットカードの3つのポイント
- ● 有効期限:旅行中にカードの期限が切れて使えなくなることがないか
- ● 利用可能枠の残高:限度額に余裕があるか、大きな買い物を予定している場合は一時的な増枠が必要か
- ● 海外旅行傷害保険の付帯有無:万が一の怪我や病気の治療費を補償してくれる保険が付帯しているか(自動付帯か利用付帯か)
また上記のポイントに加えて、現地でカードを失くした際に即座に利用を停止できるサポートデスクの電話番号も旅行前に必ず確認しておきましょう。

