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ESTA(エスタ)の申請方法とは?申請から完了までの流れを解説

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ESTA(エスタ)の申請方法とは?申請から完了までの流れを解説

米国へ渡航する際、ESTA(エスタ)の申請はどのように行えばよいのかわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ESTAは米国国土安全保障省の公式サイトから申請ができ、事前に必要な情報や流れを知っておけば、自分でも簡単に申請手続きができます。

この記事で、ESTA申請が必要となる条件や費用、申請タイミングなどの情報、具体的な申請方法などについて解説しますので、是非参考にしてください。

ESTA(エスタ)とは?

ESTA(エスタ)とは?

ESTAとは、電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)という、米国の電子的な入国審査制度です。

日本国籍の者を含むすべての外国人がビザ免除プログラム(Visa Waiver Program、VWP)を利用して米国へ入国する場合は、米国に渡航する前にオンラインで申請し、ESTAの認証を受ける必要があります。

なお、ビザ免除プログラムとは、特定の国籍の渡航者が、米国にビザなしで入国できるプログラムのことをいいます。

ビザとの違い

ビザとは、ビジネスや留学など、一般的に長期で滞在しようとする外国人に対し、受け入れ側の国があらかじめ滞在希望者の身元を確認・審査し、入国・滞在を許可することを示すために発行する査証のことです。

米国に限らずほとんどの国がビザの制度を設けていますが、ビザ取得の要否については、それぞれの国が、渡航者の国籍や渡航目的・滞在期間などに応じて定めています。

なお米国の場合、原則として90日以上の滞在を希望する人にはビザの申請を義務づけています。

ESTAの申請について知っておくべきこと

ESTAの申請について知っておくべきこと

ここからは、ESTAの対象となる人や申請時期、費用、有効期限などについて確認していきましょう。

申請対象者は?

ESTAの申請対象者は、ビザ免除プログラムを利用して、90日以下の短期商用・観光の目的で渡米しようとするビザ免除プログラム参加国の国籍の人です。

ビザ免除プログラムには2025年2月時点で日本を含めて42ヵ国が参加しており、日本国籍者も対象です。

つまり、ビザが不要となる渡航の場合はESTAが必要、ビザが必要となる渡航の場合はESTAが不要になります。

いつまでに申請が必要?

ESTAは、米国行きの航空機や船に搭乗する前に認証を受けている必要があります。

このため、申請から認証までのタイミングを考慮して、遅くとも渡米日の72時間以上前までにはESTAの申請をすることが推奨されています。

出発前のギリギリの時点で申請すると、搭乗前に取得できずに航空機などへの搭乗や米国への入国を拒否されることがあるため、注意しましょう。

申請費用はいくらかかる?

ESTAの申請費用は、2025年2月現在、一人当たり21米ドルです。オンラインでの申請時にクレジットカードやデビットカードで支払うことができます。

有効期限はいつまで?

一度受けたESTAの認証は2年間有効で、有効期間内であれば複数回渡航することが可能です。

ただし、パスポートの有効期限が切れたり、内容(改姓など)を変更したりすると有効期間内であっても認証が無効になります。その場合には、米国渡航に際してあらためてESTAの申請が必要となります。

ESTAはアプリでも取得可能?

ESTAはアプリでも取得可能?

ESTAの申請手続きはオンラインで行いますが、2023年6月からはスマートフォンのアプリからも申請できるようになりました。

お手持ちのスマートフォンにESTAの公式アプリ「ESTA Mobile」をダウンロードして、画面の指示に従い手続きを進めていきましょう。

ESTAの申請から完了までの流れ

ESTAの申請から完了までの流れ

ここで、ESTAの申請から完了までの流れについて説明します。ESTA申請の参考にしてください。

必要情報を準備する

まずは、ESTAの申請に必要となる情報を手元にそろえましょう。申請を進めるにつれて、パスポート番号や渡航予定日などの情報が求められます。

スムーズに申請を進められるよう、事前に以下の情報を準備しておくとよいでしょう。

  • ● パスポートの写真(画像データ)
  • ● 渡航予定日
  • ● 連絡先情報(電話番号、メールアドレスなど)
  • ● 米国の滞在先情報(住所、ホテル名など)
  • ● クレジットカードやデビットカード

申請公式サイトにアクセスする

申請公式サイトにアクセスする

ESTA申請用の公式サイトにアクセスします。

引用:U.S. Customs and Border Protection「ESTA」

日本語の表示を希望する場合は、画面右上にある国旗のアイコンをクリックすると日本語画面を選択できます。ただし、日本語画面を選択した場合でも入力はすべて英語で行う必要があるため、注意しましょう。

この画面で「新規に申請を作成する」をクリックすると「個人による申請」・「グループによる申請」の二つの選択肢が表示されるため、該当するほうを選びましょう。なおここでは、個人による申請として流れの説明を進めていきます。

免責事項に同意する

個人による申請を選択すると、セキュリティや免責事項についての通告が表示されます。確認して問題がなければ同意して申請を進めましょう。

引用:U.S. Customs and Border Protection「ESTA」

2025年2月現在

申請フォームを入力

申請フォームを入力

「次へ」をクリックすると、パスポートの写真をアップロードする旨の画面が表示されます。アップロードしたあとは、メールアドレスの入力・認証へ進みます。

その後、表示される申請フォームに必要事項を入力していきます。

入力する項目は、申請者(渡航者)の氏名や生年月日、出生国などの個人情報、渡航情報、米国での連絡先情報(ホテル名、住居等)などです。滞在先がまだ決まっていない場合は空欄のままでも大丈夫です。

適格性について回答する

適格性について回答する

必要事項の入力が終われば、適格性についての質問が行われます。心身の健康や犯罪歴の有無などを確認するために行われるもので、「はい」か「いいえ」を選んで回答しましょう。

申請費用の支払い

申請費用の支払い

入力した情報がすべて正確であることを確認し、誤りがある場合には修正しましょう。

すべてが正確であることを確認できれば申請費用を支払います。「今すぐ支払う」ボタンをクリックし、支払い手続きを進めていきましょう。支払いは米ドル建てです。

このとき、SMBC信託銀行プレスティアが提供している国際型キャッシュカード「GLOBAL PASS」を利用すれば、あらかじめ口座に入れておいた米ドルを使ってESTA申請費用の支払いができます。

申請完了

支払いが完了したら、申請を送信しましょう。

登録したメールアドレスに受信確認メールが届けば申請手続きは完了です。

審査結果を確認

申請完了後、72時間後を目途にステータス通知が届きます。

ステータス通知が届くまでの間、申請状況および認証状況は、ESTA公式サイトにて申請番号、パスポート番号、生年月日を入力することで確認可能です。

なお、申請時の情報はパスポートに紐づけられます。そのため、実際に米国へ渡航し入国審査を受けるときにはESTA認証のコピー提示は不要です。

ESTA申請時の注意点

ESTA申請時の注意点

ESTA申請の際は、公式サイトかどうかをきちんと確認して手続きを進めていくことが大切です。米国政府も注意喚起をしていますが、ESTAの公式申請サイトを装った偽サイトや非公式の申請代行業者のサイトが多く存在します。

誤ったサイトを利用した場合、情報提供料や申請手数料として高額請求されることが多く、日本でも被害が出ているようです。申請の際には所定の費用や公式サイトのURLなどを確認しましょう。

また、スマートフォンアプリを利用する場合も同様に、開発元が「U.S. Customs and Border Protection」であることを確認してからダウンロードしましょう。

アメリカ渡航をスマートに!プレスティアの「GLOBAL PASS」がおすすめ

アメリカ渡航をスマートに!プレスティアの「GLOBAL PASS」がおすすめ GPcardB券面

ビザの申請が不要な90日以下の短期商用・観光目的で米国に渡航する場合には、渡航前にESTAの認証を受けておく必要があります。渡航に間に合うように、時間に余裕を持って申請公式サイトまたは公式アプリで申請手続きを行いましょう。

申請を終える前には費用の支払いも必要です。そのままオンラインで決済手続きに進みましょう。

ESTA申請費用の支払いを含む米ドル建てでの決済には、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSがおすすめです。GLOBAL PASSはいわゆる国際型キャッシュカードで、米国政府のサイト上でのオンライン決済にも対応しています。

GLOBAL PASSは、ご自身の外貨預金をそのまま海外での支払いに充てることができる仕組みを有しているので、あらかじめ口座に米ドルを入れておけば、それを米ドル建ての決済に充てることができます。なおこの場合、支払いに際しては円から米ドルへの通貨交換は発生しないため、為替手数料がかかりません。(*1)

また、GLOBAL PASSはデビット機能を備え、かつタッチ決済にも対応しているので、アメリカ国内での買物等もスムーズに行うことができます。また、米ドルの現金が必要になった場合には、現地のVisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すことも可能です。しかもこのとき、海外ATM手数料はかかりません。(*2)

アメリカへ渡航するご予定がある方は、是非プレスティアの預金口座開設および「GLOBAL PASS」のお申込みをご検討ください。

(*1)事前(口座入金前など)の米ドル購入の際は、所定の為替手数料がかかる場合があります。

(*2) 海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。

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