海外での支払いにデビットカードを使うメリットは?現金やクレジットカードとの違いを比較
海外での支払いには、現金・クレジットカード・デビットカードなどさまざまな方法が利用できます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、事前に知っておくことが大切です。
なかでもデビットカードには使いすぎを防止できる、現地のATMで現金を引き出せるといったメリットがあり、おすすめの決済方法です。
この記事では、現金・クレジットカード・デビットカードのメリット・デメリットを紹介し、便利なデビットカードの仕組みや使い方についてわかりやすく解説します。
この記事のポイント
- ● 海外では、利用する場面に応じて、現金・クレジットカード・デビットカードを使い分けることが大切です。
- ● デビットカードは、利用代金が原則として口座から即時に引き落とされるため、支出を把握しやすい点が特徴です。
- ● 国際ブランドのデビットカードの多くは、海外での支払いに加え、対応するATMから現地通貨を引き出す際にも利用できます。
- ● SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS(グローバルパス)は、対象となる17通貨の外貨預金を海外での支払いに使えるほか、VisaまたはPLUSマークのある現地ATMから現地通貨を引き出すことができます。
※本記事に記載の各種情報は、2026年9月時点のものとなります。
海外渡航時に利用できる主な支払い方法について
海外ではお買物の際、主に次の3つの支払い方法が利用できます。
それぞれのメリット・デメリットについて確認していきましょう。
現金での支払いのメリット・デメリット
比較的キャッシュレス化が進んでいる海外においても、屋台でのお買物やチップの支払いなど、キャッシュレス決済ができない場面では現地の通貨が必要です。
特にチップを渡す際に、ある程度細かい現金も用意しておくとよいでしょう。
一方、使い慣れていない外貨は、小銭の管理が煩雑になってしまうデメリットがあります。
また、多額の現金を持ち歩いている場合、スリなどの被害に遭ったときに手元のお金がなくなってしまうリスクもあります。
クレジットカードでの支払いのメリット・デメリット
クレジットカードを活用することで、多額の現金を持ち歩くことなく、海外での各種支払いに対応することができます。
万が一盗難にあっても補償やサポートを受けられることが多いのもメリットです。
また、高額なお買物の際やホテルやレンタカーを利用する際は、デポジットとしてクレジットカードを提示できます。
しかしながら、クレジットカードは地域やお店によっては利用できない場合がある点には注意が必要です。
加えて、お買物の為替レートを決定するタイミングによっては、引落しの際に想定していたよりも高額の請求となる可能性があります。
デビットカードの支払いのメリット・デメリット
デビットカードも、クレジットカードと同様、銀行口座から現金を引き出すことなく決済を完了できる支払い方法です。
後払い方式のクレジットカードでは、気付かないうちにお金を使いすぎてしまう心配がありますが、デビットカードは利用時に銀行口座から即時引落とされるため、銀行口座の残高以上にお金を使いすぎる心配がありません。
なお多くのデビットカードは、盗難時には不正利用額が補償されるほか、通常はデポジットとして利用できるなど、一般的なクレジットカードと共通する特徴も持ち合わせています。
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しかしその一方で、機内販売など、場所によってはデビットカードが利用できないケースもあります。
また、基本的に分割払いはできず、一括払いのみとなります。
残高不足の場合は使えないため、クレジットカードなど別の支払い方法も用意しておくとよいでしょう。
海外で利用できるデビットカードとは
デビットカードは、支払いのたびに直接口座から利用額が引落とされる即時決済です。
特性上、口座残高を超えたお買物はできないため、使いすぎを防げて安心です。
さらに、1日あたりの利用限度額を設定できるカードもあります。
海外ではVisa・Mastercard・JCBの利用が可能
デビットカードには、金融機関などが発行する国際ブランド(Visa・Mastercard・JCB)がついたデビットカードと、キャッシュカードにデビット機能が付帯したJ-Debitがあります。
なお、J-Debitは日本独自のシステムのため、海外での使用はできません。
海外で利用できるのは、国際ブランドがついたデビットカードです。
Visaマーク・Mastercardマーク・JCBマークのある場所なら、ほとんどのケースでデビットカードでの決済も可能です。
デビットカードは大きく分けて2種類
デビットカードは口座残高からの即時決済をおこないますが、円預金口座に紐づくタイプと外貨預金口座に紐づくタイプの2種類があります。
円預金口座に紐づくタイプを海外で利用した場合、円から現地通貨に所定の為替レートで両替した金額での決済となり、利用金額は円預金口座の残高から引き落とされます。
一方、外貨預金口座に紐づくタイプを海外で利用した際には、利用金額は外貨預金から直接引き落とされるため、支払い時には両替は発生しません。
海外でのデビットカードの利用方法
海外でデビットカードを使う方法は大きく2つあります。
一つはお買物などの際にデビットカードで即時決済する方法です。
もう一つは、デビットカードを使用して、口座のお金を現地のATMから現地通貨で引き出す方法です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
デビットカードを使用して口座の外貨から決済をおこなう
前述のとおり、デビットカードでは決済をおこなうと口座残高から即時引落とされます。
このとき外貨預金口座から引落とされるタイプのデビットカードなら、現地で支払った額がそのまま引落とされるため、為替レートを気にする必要がありません。
旅行前、あらかじめ好きなタイミングで外貨預金に預け入れておけば、旅行の際の為替レートに左右されずにお買物を楽しめます。
デビットカードの使い方は、クレジットカードと同様、端末に挿入して暗証番号を入力する方法やタッチ決済などです。
海外のATMから外貨を引き出す
日本からあらかじめ多額の現金を持っていくのは、セキュリティ面で不安があるという方もいるでしょう。
デビットカードを使えば、必要なタイミングで必要な分だけ、現地のATMで現金を引き出すことができます。
自分の持っている国際ブランド(Visa・Mastercard・JCB)に対応したATMを見つけたら、デビットカードを挿入し、画面の指示に従って操作するだけで手続きは完了です。
なお、SMBC信託銀行プレスティアのVisaデビットカード、GLOBAL PASS(グローバルパス)であれば、取扱いのある通貨は17種類と豊富です。
また、世界200以上の国と地域のVisaまたはPLUSマークのATMで、自分の口座から現地通貨を引き出せます。
各種支払方法にかかる手数料を知っておこう
海外でクレジットカードやデビットカードでお買物をする際は、それぞれ手数料がかかります。
どのような手数料がかかるかを解説します。
海外事務手数料
海外事務手数料とは、クレジットカードやデビットカードを発行した国の通貨と異なる通貨でお買物をした際に、カード発行会社に支払う手数料です。
外貨取扱手数料ともいい、外貨での決済を円の口座でおこなうときに、3.0%前後の海外事務手数料が発生します。
海外ATM手数料
海外ATM手数料とは、海外のATMでデビットカードを使って現地通貨を引き出す際にかかる手数料で、数百円程度であることが一般的です。
このほか、現地のATMオーナーが定める手数料がかかることがあります。
SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSでは、海外ATMオーナー手数料はかかることがありますが、海外ATM手数料無料で現地通貨を引き出すことが可能です。(*1)
(*1)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。
為替レートが適用されるタイミング
海外で決済した金額が日本円で引落とされるタイミングは、クレジットカードとデビットカードでそれぞれ異なります。
クレジットカードの場合、適用される為替レートが確定するのは、利用代金のデータがカード会社の決済センターに到着したときです。
カード決済をした日の2~4日後に決済センターへデータが届くといわれていますが、店舗によっても異なります。
実際にカードを利用した日の為替レートではないことに注意しましょう。
デビットカードの場合は、支払いと同時に利用時の為替レートで、いったん口座残高から引落しがおこなわれます。
しかし、最終的な為替レートが決まるのは、クレジットカードと同じくカード会社の決済センターにデータが到着した時点です。
引落された時点から為替レートが変動した際には、差額に応じて返金や追加の引落しがおこなわれます。
海外で利用するデビットカードにはGLOBAL PASS(グローバルパス)がおすすめ!
海外の多くの国や地域ではキャッシュレス決済が広く利用されているため、渡航時にはVisaやMastercardなどといった国際ブランドのクレジットカードやデビットカードを用意しておくと便利です。
一方、チップの支払い、タクシーやバスの利用、屋台や露店でのお買物などでは、現金が必要になることもあります。
このため、海外へ渡航する際は、状況に応じてカードと現金を使い分けられるよう、複数の支払い手段を準備しておくことが大切です。
こうした事情を踏まえ、海外で使うカードとして特におすすめしたいのが、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSです。
GLOBAL PASSはVisaブランドのデビットカードで、その利便性から人気が広がり、累計発行枚数は45万枚を突破しています。(*2)
GLOBAL PASSの一番の魅力は、米ドルやユーロなどを含む17通貨の外貨預金(*3)を、そのまま海外での支払いに充てることができる仕組みを有している点です。
なお、対象の17通貨を購入する際の為替手数料は、SMBC信託銀行プレスティアの「為替手数料無料プログラム」の適用により、いつでも無料です。(*4)
関連記事:
為替手数料無料で外貨を購入するには?17通貨対応のSMBC信託銀行プレスティアの活用法を解説
GLOBAL PASSはデビット機能を備えておりタッチ決済にも対応していることから、海外でのお買物やお食事などの際の支払いもスムーズに済ませられます。
また、国際キャッシュカードの性質を持ち合わせており、現地通貨の現金が必要になった場合には、VisaまたはPLUSマークのついたATMを利用して引き出すこともできます。
しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*3)
このほか、カード利用のたびにメール通知が届き、不正利用の早期検知・利用停止も可能な「プレスティア アラートサービス」や、偽造・盗難等による第三者の不正利用の補償、商品の破損・盗難等による損害をてん補する「お買物安心保険(動産総合保険)」サービスなどもあるので安心です。
海外へ渡航するご予定のある方は、是非この機会にSMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
[ご参考:あんしんの各種サービス]
[ご参考:SMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨]
米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドル、ユーロ、スイスフラン、シンガポールドル、香港ドル、オフショア中国人民元(*6)、タイバーツ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ
(*2)2026年9月現在
(*3)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。
(*4)「為替手数料無料プログラム」の適用条件についてはこちらをご参照ください。
(*5)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。
(*6)SMBC信託銀行プレスティアの取り扱いはオフショア中国人民元のみとなります。中国国内での利用の場合、オフショア人民元普通預金から決済可能です。
海外で使うデビットカードに関するよくある質問
ここでは、海外で使うデビットカードに関するよくある質問を5つ、紹介します。
- ● 海外渡航時には現金とカードのどちらを使うとよいですか?
- ● 海外でデビットカードを使うメリットは何ですか?
- ● 海外でデビットカードが使えないことはありますか?
- ● 海外ATMでデビットカードから現金を引出せますか?
- ● 外貨預金を海外での支払いに使うことはできますか?
海外渡航時には現金とカードのどちらを使うとよいですか?
現金とカードのどちらか一方に限定せず、場面に応じて使い分けるとよいでしょう。
一般的にはクレジットカードやデビットカードを利用できる場合が多いと考えられますが、例えばチップ、屋台、小規模な店舗、交通機関などでは、現金が必要になることがあります。
また、カードの紛失や利用停止、通信障害などに備えるためにも、複数の支払い方法を準備しておくことが大切です。
海外でデビットカードを使うメリットは何ですか?
デビットカードは、原則として利用額が銀行口座から即時に引き落とされるため、利用状況や口座残高を把握しやすい点が特徴です。
なお、国際ブランドのデビットカードであれば、一般的には、対応する店舗での支払いや海外ATMからの現地通貨の引出しに利用できます。
海外でデビットカードが使えないことはありますか?
国際ブランドの加盟店であっても、取引内容や店舗の端末、通信環境、カードの利用設定などによって、デビットカードを利用できないことがあります。
また、機内販売、ホテルやレンタカーのデポジット、継続課金などでは、デビットカードの利用が制限される場合があります。
出発前に海外利用設定、利用限度額、暗証番号、口座残高などを確認し、そのうえでほかの支払い方法も用意しておきましょう。
海外ATMでデビットカードから現金を引出せますか?
海外ATMでの利用に対応したデビットカードであれば、通常はカードの国際ブランドに対応するATMから現地通貨を引出せます。
利用を検討する場合は、対応ブランド、暗証番号、1日あたりの限度額、カード発行会社の手数料、ATMオーナー手数料などを確認しましょう。
外貨預金を海外での支払いに使うことはできますか?
外貨預金からの引落しに対応したデビットカードであれば、口座に保有する外貨を海外での支払いに充てられる場合があります。
例えばSMBC信託銀行プレスティアのVisaデビットカード「GLOBAL PASS(グローバルパス)」であれば、対象となる17通貨の外貨預金を、海外でのお買物やお食事の際の支払いに利用できるほか、VisaやPLUSマークのついた現地のATMを利用して現金で引出すこともできます。
まとめSUMMARY
海外での支払いには、現金・クレジットカード・デビットカードが利用できます。
キャッシュレス決済ができない屋台やチップの支払いなどに備えて、ある程度の現金は用意しておく必要があるでしょう。一方で、現金には細かいお金についての管理が煩雑となってしまう不便さや盗難のリスクがあります。
クレジットカードは、高額な支払いのときやホテルやレンタカーのデポジットとして利用できます。しかし、請求が翌月以降となるため、使いすぎないよう注意が必要です。
その点、デビットカードは多額の現金を持ち歩くことなく、口座残高の範囲でキャッシュレス決済できるため便利です。
海外では保有しているクレジットカードが利用できないこともあるため、そのような場合に備えて、デビットカードと併用するとよいでしょう。
複数の支払い方法を上手に活用して、是非計画的かつ便利に、海外を楽しんでください。

