香港ドルへのおすすめの両替方法を徹底解説
一般的に、円を香港ドルへ両替する際の手数料は、割高になりがちです。
このため香港へ渡航する際は、手数料や為替レートをよく確認して、少しでも条件のよい方法で香港ドルへ両替するのがおすすめです。
この記事では、円を香港ドルへ両替する場合の主な方法と、それぞれの方法のメリットやデメリットに関して解説していますので、是非参考にしてください。
この記事のポイント
- ● 香港ではキャッシュレス決済が広く利用されていますが、利用場所や状況によっては、香港ドルの現金が必要になる場合があります。
- ● 香港ドルの現金は、日本や香港の銀行・両替所で両替するほか、海外ATMに対応したデビットカードやクレジットカードを利用して、現地ATMから引出すこともできます。
- ● 適用レートや手数料は両替方法によって異なるため、手数料を含めた支払総額と、実際に受け取れる香港ドルの金額を比較することが大切です。
- ● SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS(グローバルパス)では、口座の香港ドルを、現地での支払いや現地ATMからの現金引出しに利用できます。
※本記事に記載の内容は、2026年9月現在の情報に基づくものです。
香港ドルへの両替は必要?
香港では、広くキャッシュレス決済が浸透しています。
交通機関の利用時やお買物の際の支払い等は大抵の場合、国際ブランドの付いたデビットカードやクレジットカードで済ませることができます。
また、Octopus(オクトパス、八達通)や各種モバイル決済なども普及しています。
しかしながらその一方で、カード決済が利用できず、現金での支払いが迫られるケースもあります。
具体的なシーンとしては、屋台や露店のような小規模な店舗で支払いをする際などが挙げられます。
このほか、サービスへの謝意として、チップを渡すこともあり得るでしょう。
このため香港渡航の際は、香港ドルの現金をある程度用意しておくのが賢明と言えるでしょう。
香港ドルの現金を用意する方法には、いくつかの選択肢があります。現地で現金しか使えないケースに備えて、香港ドル現金の準備方法を確認しておきましょう。
香港ドルの基本情報
香港ドル(HKD)は香港で使用されている通貨で、補助通貨単位はセント(CENT)です。
米ドルに連動するペッグ制(固定相場制)が採用されており、1米ドル=7.75〜7.85香港ドルの範囲内で変動するように為替レートが固定されているのが大きな特徴です。
香港ドルの紙幣および硬貨の種類は、以下の通りです。
- 紙幣
- 10、20、50、100、500、1,000ドル(6種類)
- 硬貨
- 10、20、50セント、1、2、5、10ドル(7種類)
香港ドル現金の準備方法とそれぞれのメリット・デメリット
ここでは、香港ドルの現金を準備する主な方法(5種類)と、それぞれの方法のメリット・デメリットと考えられる特徴について紹介します。
(1) 現地ATMを利用して、デビットカードで引出し
VisaやMastercardなど国際ブランドのデビットカードであれば、現地の空港や銀行、市中に設置されているATMを利用して香港ドルの現金を引出すことができます。
デビットカードは残高不足であると支払いができないため、上手く使えば散財を防ぐことができます。
利用したタイミングで銀行口座から利用額が引落とされることから、口座残高の増減がすぐに確認できて便利です。
また、現金をたくさん持ち歩かなくても済む、あるいはクレジットカードと違い借入金利がかからないといったメリットもあります。
ちなみに種類は多くないものの、デビットカードの中には、銀行の外貨預金口座に紐づいているものがあります(例:SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS(グローバルパス))。
このタイプのメリットは、口座の外貨を現地で使える点です。事前に口座に香港ドルを入れておけば、香港渡航時に現地のATMで現金として引出すことができます。
なお、円預金口座に紐づいている一般的なデビットカードの場合、現地で香港ドル現金を引出した際のレートで円換算されて利用額が口座から引落とされますが、通常そのレートには手数料として利用額の2-4%程度が加算されます。
一方、香港ドル預金口座から直接香港ドルの現金を引出せるデビットカードであれば、引出しに際して円から香港ドルへの交換は発生しません。
このため、引出しの都度為替レートを気にする必要はありませんし、引出しのタイミングで為替手数料が徴収されることもありません。
ただしいずれのタイプであっても、原則デビットカードは口座残高以上の金額の引出しは不可であること、ATM利用時に手数料がかかる場合があることは認識しておきましょう。
(2) 現地ATMを利用して、クレジットカードで引出し
海外キャッシングに対応したクレジットカードであれば、現地のATMで香港ドルの現金を引出すことができます。
多額の現金を持ち歩く必要がないのは、デビットカードと共通するクレジットカードのメリットでしょう。
利用時の為替レートによっては、銀行や両替所で両替するよりもお得に香港ドルの現金を入手できる可能性もあります(反対に割高になることもあります)。
なおクレジットカードを利用した現金の引出しは一般的にキャッシングと呼ばれており、借入日から返済日までの利息が発生するほか、カード会社やATM運営会社所定の手数料がかかる場合があります。
引出した香港ドルの金額は、国際ブランドやカード会社が定める換算日のレートで円に換算され、借入元金と利息などがその他のクレジットカードの利用額と一緒に後日請求されます。
このほか、ATMによっては、利用時にATM利用手数料が徴収される場合があることを考慮しておきましょう。
(3) 現地で両替
もちろん香港に到着してからも両替は可能です。
安全性を考慮して、銀行やデパート、大手ホテルチェーン、公認両替所などを利用しましょう。
(4) 国内外の空港で両替
日本や香港の空港にある両替所を利用して両替するのも一つの方法です。一般的に取扱いのある外貨の種類は豊富であり、わざわざ市内の銀行や両替所に行かなくても良い点はメリットと言えそうです。
他方、手数料が比較的高いのはデメリットでしょう。また、利用便の発着時間次第では営業時間外であったり、ハイシーズンには長蛇の列ができて時間がかかったりすることもあり得るため、必ずしも思い描いていた通りに両替できるとは限りません。
空港の両替所を利用する場合は事前に営業時間を調べておいて、時間に余裕を持って両替所を利用するようにしましょう。
(5) 日本で両替
日本国内の銀行や外貨両替所などでも、円から香港ドルへの両替が可能です。
銀行は一般的に信頼性が高く、安心して両替を依頼できるでしょう。ただし、多くの銀行(メガバンクを含む)では、外貨両替のサービスを縮小・撤退する傾向にあります。これは、AML(アンチ・マネー・ローンダリング)上の負荷が大きいことやキャッシュレス化が進んでいることなどの理由によるものです。このため、お住まいの地域によっては、銀行で円を香港ドルに両替をするのは難しいかもしれません。
一方で外貨両替所については、多くの場合、銀行よりも営業時間が長い、あるいは取り扱っている外貨の種類が多いといったメリットがあります。
その反面、両替手数料について条件付きで差別化するなど、やや複雑な手数料体系を採用している両替事業者が割と多く、費用(手数料)についての比較検討が難しいことはデメリットと言えるでしょう。
香港ドルへの両替にはGLOBAL PASS(グローバルパス)がおすすめ
香港ではキャッシュレス決済が広く利用されているため、渡航の際はVisaやMastercardなどといった国際ブランドのカードを持参すると何かと便利です。
一方、小規模な店舗を利用する際など、香港ドルの現金での支払いが必要になるケースもしばしば発生します。
このため、渡航の際は、キャッシュレス決済と現金での支払いの両方に柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。
なお、こうした事情に鑑み、現地で使うカードとして特におすすめしたいのが、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS(グローバルパス)です。
GLOBAL PASSは多通貨Visaデビットカードで、その利便性から人気が広がり、累計発行枚数は45万枚を突破しています。(*1)
GLOBAL PASSの一番の魅力は、ご自身の外貨預金(*2)をそのまま海外での支払いに充てることができる仕組みを有している点です。
香港ドルを含む世界の17通貨の外貨預金を、現地での支払いにそのまま使うことができます。
ちなみに対象の17通貨を購入する際の為替手数料は、SMBC信託銀行プレスティアの「為替手数料無料プログラム」の適用により、いつでも無料です。(*3)
関連記事:
為替手数料無料で外貨を購入するには?17通貨対応のSMBC信託銀行プレスティアの活用法を解説
GLOBAL PASSは国際型キャッシュカードの性質を持ち合わせていることから、VisaまたはPLUSマークのついた現地のATMを利用して、香港ドルの現金を引出すことができます。
しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*4)
また、タッチ決済にも対応しているため、香港でのお買物やお食事などの際の支払いもスムーズに済ませられます。
このほか、アラートサービスに登録しておけば利用の都度Eメールで通知があるので、渡航先でのお金の管理がしやすいほか、不正利用があった場合に気が付きやすくなるといった効果も期待できます。
旅行や出張、留学等で香港へ渡航されるご予定のある方は、是非この機会にSMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
[ご参考:あんしんの各種サービス]
[ご参考:SMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨]
香港ドル、オフショア中国人民元(*5)、シンガポールドル、タイバーツ、米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドル、ユーロ、スイスフラン、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ
(*1)2026年9月現在
(*2)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。
(*3)「為替手数料無料プログラム」の適用条件についてはこちらをご参照ください。
(*4)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。
(*5)SMBC信託銀行プレスティアの取り扱いはオフショア中国人民元のみとなります。中国国内での利用の場合、オフショア人民元普通預金から決済可能です。
香港ドルへの両替の手数料比較
円を香港ドルへ両替する場合、ニュースなどで報じられている為替レートに手数料が加算された、いわゆる両替レートが適用されることになります。
両替にかかる手数料は通貨ごとに各事業者が決めているので、両替レートは通貨や事業者によって異なります。なお日本国内での外貨現金の取扱にはコストがかかることから、両替レートは外貨預金へ預入する際のレートなどと比べると、2-5%程度割高になるのが一般的です。
このため、各事業者の両替レートを確認・比較して、最適な両替方法を選択するのがよいでしょう。
以下ではご参考までに、国内の主な外貨両替機関の手数料の傾向と比較ポイントを紹介します。
- デビットカード
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- ● 円預金を支払いの原資とする場合、VisaやMastercardなど、国際ブランドが決める基本レートにカード発行会社の事務手数料(*6)が加算される。
- ● ATM利用手数料がかかる場合がある。
- クレジットカード
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- ● VisaやMastercardなど、国際ブランドが決める基本レートにカード発行会社の事務手数料(*6)が加算される。
- ● 返済日までの借入利息がかかる。
- ● ATM利用手数料がかかる場合がある。
- 空港
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- ● 手数料が比較的高いところが多い。
- ● 店舗により手数料が異なる。
- 銀行
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- ● 手数料が比較的高いところが多い。
- ● 外貨両替を廃止・縮小している銀行が多い。
- ● 両替専門業者と提携している場合は、提携先の為替手数料となる。
- 両替所
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- ● 一般的に空港等より手数料が安い。
- ● 提携先や両替方法(店舗・オンラインなど)によって手数料が異なる。
- ● 特に海外では、安全な店舗を選んで利用することが必要。
- 金券ショップ
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- ● 一般的に空港等より手数料が安い。
- ● 店舗や通貨の在庫状況により手数料が異なる。
(*6)名称は金融機関により異なります。
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香港ドルの両替に関するよくある質問
ここでは、香港ドルの両替に関するよくある質問を4つ、紹介します。
- ● 香港へ渡航する際は香港ドルの現金を用意する必要がありますか?
- ● 香港ドルは日本と香港のどちらで両替したほうがよいですか?
- ● クレジットカードで香港ドルを引出すと手数料がかかりますか?
- ● 香港の空港で香港ドルに両替できますか?
香港へ渡航する際は香港ドルの現金を用意する必要がありますか?
香港では、キャッシュレス決済が広く利用されています。
一方、店舗や交通機関によって利用できる決済手段が異なり、現金が必要になる場合もあります。
そのため、カードなどの決済手段に加えて、少額の香港ドルを用意しておくとよいでしょう。
香港ドルは日本と香港のどちらで両替したほうがよいですか?
日本と香港のどちらが有利かは、利用する銀行や両替所、その時点の為替レートや手数料によって異なります。
レートだけでなく、手数料を含めて最終的に受け取れる香港ドルの金額を比較しましょう。
到着直後に必要な現金だけ日本で用意し、残りは現地の両替所やATMを利用する方法もあります。
クレジットカードで香港ドルを引出すと手数料がかかりますか?
クレジットカードによる現地ATMからの引出しは、一般に海外キャッシングに該当します。
このため、借入元金に対する利息のほか、カード会社やATM運営会社所定の手数料がかかる場合があります。
また、円換算に使用されるレートの換算日は、必ずしもATMを利用した日と一致するわけではありません。
適用条件や返済方法はカード会社によって異なるため、渡航前に確認しておきましょう。
香港の空港で香港ドルに両替できますか?
香港国際空港にある両替所で、日本円から香港ドルに両替できます。
ただし、営業時間、取扱通貨、為替レートや手数料は両替所によって異なります。
深夜や早朝に到着する場合は、利用予定の両替所の営業時間も事前に確認しておきましょう。
なお、香港政府観光局からも、香港ドルは空港を含む認可された両替所で交換できる旨が案内されています。
まとめSUMMARY
海外でもデビットカードやクレジットカードが利用できるケースが増えています。一方で現金が必要となる場面も少なくないため、香港へ渡航する際は香港ドルの現金をある程度用意しておくのがよいでしょう。
香港ドルへの両替は国内外の銀行や空港、両替所などでできますが、実際に両替する際はそれぞれの手数料やメリット・デメリットなどを比較して、ご自身に合った方法を選ぶようにしましょう。
SMBC信託銀行プレスティアの多通貨Visaデビットカード「GLOBAL PASS」なら、口座に香港ドルを入れておけば、現地のATMを利用して現金で引出せるので大変便利です。
香港へ渡航する予定のある方は、是非SMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用をご検討ください。


