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海外出張が決まったら|必要な持ちものは何?出発前の準備について徹底解説

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海外出張が決まったら|必要な持ちものは何?出発前の準備について徹底解説

海外出張へ行く際には、仕事に集中するためにも快適に過ごせる持ち物を用意しましょう。
日本とは異なる環境で過ごすとストレスを感じることもありますが、事前に綿密な準備をすればストレスを軽減できます。
また、書類に不備があったり必要な書類が不足していたりすると、出国拒否・入国拒否につながる恐れがあるため、注意しましょう。

この記事では、海外出張で必要な持ち物や準備するべき書類などを紹介します。

海外出張に必要な持ち物リスト

  • □ パスポート・航空券・身分証明書
  • □ 海外旅行の保険証(加入している場合)
  • □ ビザなどの入国審査時に必要な書類
  • □ 宿泊先の予約確認書類
  • □ 外貨が使えるデビットカード
  • □ クレジットカード
  • □ 現地通貨・日本円
  • □ スマートフォン
  • □ ノートパソコンと充電器
  • □ スーツなどの仕事着
  • □ 普段着や下着類の着替え
  • □ ルームウェア
  • □ 洗面用具
  • □ 洗濯用洗剤
  • □ 手土産
  • □ 名刺
  • □ 変換アダプター
  • □ ポケット型Wi-Fi・SIMカードなどの通信機器
  • □ USBメモリー
  • □ モバイルバッテリー
  • □ ネックピロー
  • □ スマホスタンド
  • □ 寒さ対策グッズ
  • □ スリッパ
  • □ マスク
  • □ アイマスク
  • □ 耳栓
  • □ 常備薬
  • □ 除菌シート

海外出張の際に機内へ持ち込むべき持ち物

預ける荷物に入れるのではなく、機内へ持ち込むべき持ち物があります。
出国手続きや搭乗時、入国手続きの際に必要となるため、必ず機内へ持ち込みましょう。

パスポート・航空券・身分証明書

パスポート・航空券・身分証明書

パスポートと航空券は、搭乗時に必須です。また、入国の際に必要となることもあるため、搭乗後も必ず携帯しましょう。

海外旅行の保険証券

海外旅行保険へ加入している場合は、加入した保険会社から発行される保険証券も機内へ持ち込みましょう。保険期間は「家を出てから家に帰るまで」で、空港で過ごす時間や飛行機での移動中も補償の対象となるためです。
保険の問合せ先や電話番号なども控えておき、万が一の事態に備えておくと安心です。

ビザなどの入国審査時に必要な書類

国によって入国審査時に必要な書類は異なりますが、出張目的で渡航する際にはビザの取得を求められるケースが考えられます。ビザの他にも、例えばシンガポールでは、シンガポール入国管理庁(ICA)サイトでの電子入国申告書(SG Arrival Card)の提出が求められます。

また、出張の場合は観光と異なり、入国時にさまざまなことを確認される可能性があるため、注意が必要です。
例えば米国へ出張する際、「就労」(米国の法人の従業員が行うべき作業)にあたらないか、滞在期間が渡航目的に対して長すぎていないか、などといった点をチェックされる場合があります。事前に渡航先の入国審査時に必要な書類を調べておき、忘れずに機内へ持ち込みましょう。

宿泊先の予約確認書類

入国手続きの際に宿泊先を聞かれることがあるため、予約確認書類を用意します。できれば書類は現地の言語に翻訳されたものを用意しておくのが望ましいでしょう。
また、入国後も書類があれば、道に迷ったときやインターネット環境がなくて困ったときでも宿泊先へ向かえます。

外貨が使えるデビットカード

外貨が使えるデビットカード

海外出張の多いビジネスパーソンの間で必需品の一つとなりつつあるのが、外貨が使えるタイプのデビットカードです。
海外で利用する場合、一般的なデビットカードは円口座から利用代金が引落されますが、外貨が使えるデビットカードであれば、口座に外貨を入れておけばその外貨をそのまま支払いに充てることができ、大変便利です。
一般的なデビットカードに比べてまだまだ種類は少ないですが、万一の際にクレジットカードとの使い分けができるなど何かと役立つことが多いため、自分に合ったカードを選んで準備しておくようにしましょう。

なお、海外で利用する場合のデビットカード、クレジットカード、現金それぞれのメリットやデメリットなどについては「海外での支払いはデビットカードで!現金・クレジットカードと徹底比較」で詳しく説明しています。

クレジットカード

クレジットカードがあれば、デビットカード同様、日本円から現地通貨へ両替する金額を最小限に抑えられます。また、カードによっては現地のATMで現地通貨を引き出せるため便利です。

多額の現金を持っていると紛失や盗難等のリスクが高まるため、クレジットカードやデビットカードはリスクを軽減する意味でも有用です。
また、両替する金額を必要な分だけに留めれば、両替に伴って発生する手数料を抑えられます。

現地通貨・日本円

クレジットカードやデビットカード決済が普及している国でも、一定の現金は必要です。例えば、カード決済に対応していない個人商店やチップを渡すときなど、現金が必要になるケースが考えられます。

日本円があれば、現地の両替所で現地通貨と交換できる場合があります。そのため、一定の日本円も持っておくと安心できるでしょう。

なお、外貨を為替手数料無料で購入して、現地のATMを使って手数料無料で現金として引出す方法について、「為替手数料無料で外貨を購入する方法!SMBC信託銀行プレスティアが紹介する外貨預金の裏技」でも紹介しています。

スマートフォン

連絡手段として、スマートフォンは欠かせません。搭乗後は電源を切るか機内モードにする必要がありますが、飛行機によっては機内モードでも使用できるWi-Fi環境が整っています。事前に、利用する航空会社の機内Wi-Fi環境を確認しておきましょう。
移動中に業務連絡をする必要がある場合は特に、スマートフォンを忘れずに機内へ持ち込みましょう。

ノートパソコンと充電器

ノートパソコンを持参する場合は、故障や情報漏洩の対策として、機内への持ち込みをおすすめします。

現地では移動中の破損を防ぐためにも、ケースに入れて運ぶと安心です。また、バッテリーが切れると仕事が滞るため、充電器も忘れずに用意しましょう。

海外出張の際に預け荷物へ入れてよい持ち物

機内に持ち込まず、預け入れても問題ない持ち物を紹介します。

スーツなどの仕事着

スーツなどの仕事着は、機内に持ち込む必要はありません。ワイシャツやネクタイ、革靴なども機内では不要です。

仕事着を機内へ持ち込むとかさばるため、仕事着やハンガーはスーツケースに入れて、預けることをおすすめします。

普段着や下着類の着替え

仕事着と同様に、機内では着替える機会はほとんどないため、着替え用の衣類を機内に持ち込む必要はありません。
ただし、荷物の紛失(ロストバゲージ)に備えて、1着分の着替えを用意しておくと安心できるでしょう。

ルームウェア

機内で快適に過ごす際には、動きやすいルームウェアを着たいと考える方もいるかもしれませんが、機内での着替えは考えにくいため、預け荷物に入れましょう。

洗面用具

石鹸や洗顔料などの洗面用具は、預け荷物に入れて問題ないでしょう。

長距離路線だと、歯ブラシや歯磨き粉が用意されているケースもありますが、環境負荷軽減への配慮から、使い捨てのアメニティの用意を控えている航空会社もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

また、体を拭きたいときはボディーシートがあると便利です。

手土産

ビジネスの相手(訪問先のクライアントや自社の海外拠点)に渡す手土産を用意する場合は、預け荷物に入れましょう。

日本の伝統的なお菓子や工芸品が代表的な手土産ですが、現地の人にとってはなじみがなく、抵抗感がある可能性があります。クッキーやチョコレートなどの世界各国でなじみがあるお菓子のほうが、結果的に喜ばれるかもしれません。好みは人それぞれなので、可能であれば事前に聞いておくと安心です。

仕事関連のビジネスシーンで必要な持ち物

仕事関連のビジネスシーンで必要な持ち物

現地での滞在で役立つ持ち物だけでなく、仕事をする際に忘れてはいけない持ち物があります。

名刺

海外出張の際には、名刺を忘れずに用意しましょう。出発前に十分な枚数の名刺を用意し、仕事で使う資料と一緒に保管すれば、紛失するリスクを軽減できるでしょう。

英語表記(または現地の言語)になっているかも確認し、必要に応じて名刺のデータをデジタル上でバックアップしておくと安心です。

変換アダプター

出張する国や地域によって、プラグの型が異なります。日本の電化製品を使う際には変換アダプターが必要になるケースがあるため、忘れずに持参しましょう。

変換アダプターを忘れると、持参した電子機器等が使用できない恐れがあります。事前に渡航先のプラグの型を確認し、対応している変換アダプターを用意しましょう。

ポケット型Wi-Fi・SIMカードなどの通信機器

出張先で仕事の連絡をスムーズに取り合うためにも、ポケット型Wi-FiやSIMカード、スマートフォン本体に内蔵されたタイプのeSIMなどを用意しておきましょう。

従量課金プランではデータ通信量に応じて料金が増えるため、Wi-Fiを利用しないと予想外の高額請求が発生することがあります。
キャリアによっては海外ローミング時に通信費が高額となってしまうことがあるため、必要に応じてモバイルWi-Fiを契約しましょう。

USBメモリー

データをパソコン本体に保存しており、破損や不具合でデータが消滅してしまうと大変です。トラブルを避けるためにも、仕事で必要なデータを格納したUSBを用意しておきましょう。
加えて、機密情報の漏洩を防ぐために、パスワード設定をおこないセキュリティ対策を施すことも大切です。

モバイルバッテリー

充電器とは別に、モバイルバッテリーがあると安心です。スマートフォンやパソコンの充電が切れてしまうと仕事に支障が出てしまうため、モバイルバッテリーで備えておきましょう。

なお、航空会社によってはモバイルバッテリーの持ち込みを制限しています。例えば「100Wh~160Whまでの容量なら2個まで」「161Wh以上の場合は持ち込み不可」と決まっているケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

機内に持ち込むと便利な持ち物

必須ではありませんが、持ち込むと機内で過ごす時間を快適にしてくれる持ち物を紹介します。

スマホスタンド

搭乗中にスマートフォンで長時間動画を見る際には、スマホスタンドがあると便利です。長い時間手で持っていると腕が疲れてしまうため、必要に応じてスマホスタンドを用意しましょう。

寒さ対策グッズ

機内の温度が低く感じたときの対策として、カーディガンやパーカー、パッカブルダウンなどの着脱しやすい上着を持ち込むと快適に過ごせます。
航空会社によってはひざ掛けを借りられますが、自分でも寒さ対策グッズを用意すると安心です。

寒さから風邪をひいてしまうと仕事に支障が出る可能性があるため、注意しましょう。

スリッパ

機内で長時間過ごすとき、スリッパがあると足元が楽になります。また、コンパクトサイズの加圧スリッパを履いて足踏みすると、エコノミークラス症候群の発症リスクを軽減できるでしょう。

加えて、環境負荷軽減の観点から、現地のホテルにはスリッパが用意されていないことがあるため、持ち物に加えておくのがおすすめです。

ネックピロー

ネックピローがあれば、首や肩の疲れを軽減できます。
また、到着後すぐに打ち合わせがある場合は機内で十分に休む必要があるため、質の高い睡眠を得るためにもネックピローは有用です。

マスク

マスクは機内での乾燥対策に有用です。さらに、現地で感染症対策をおこなう際にも役立ちます。
鼻やのどが乾燥すると体調が悪化し、仕事に支障が出てしまうかもしれません。不安がある方は、多めにマスクを用意しておきましょう。

アイマスク

機内で質の高い睡眠を得るためにも、アイマスクがあると便利です。時差ボケや長時間フライトでの疲れを軽減したい方は、持ち込むとよいでしょう。
特に到着後に仕事をする場合、パフォーマンスを高めるためにも睡眠は大切です。

耳栓

耳栓も、機内で質の高い睡眠を得るために有用です。飛行機のエンジン音や周囲の話し声などを和らげることができるため、「静かな環境でないと眠れない」という方は持ち込むとよいでしょう。
機内で仕事をする際に、集中力を高めるためにも役立つでしょう。

常備薬

体調不良に対応するために、機内に常備薬を持ち込むと安心です。風邪薬や頭痛薬が代表的ですが、日頃から継続的に服用している薬があれば、忘れずに持ち込みましょう。
乗り物酔いしやすい方は、酔い止めの薬を用意するのもおすすめです。

除菌シート

機内では気軽に手を洗えないため、除菌シートを持ち込むと便利です。手指の消毒はもちろん、座席やテーブルの衛生状態を保つためにも役立ちます。
機内食の前後に手指を拭きたいときにも活躍するでしょう。

海外出張の際は持ち物以外にも注意が必要

持ち物を用意したあとは、現地の決済手段に関する情報を集めておきましょう。

昨今はキャッシュレス化が進んでいる国が多いものの、出張先によっては自分が使用している国際ブランドのカードが使えないことがあります。手持ちのカードが出張先で利用できるのかを確認しておき、必要に応じて多めに現金を用意しましょう。

なお、海外でクレジットカード決済をしたときの引落し額は、購入時の価格が円に換算された金額になります。ただし、購入時点のレートではなく、カードを利用したデータがカード会社に到着した時点のレートで円に換算されるため注意が必要です。また外貨を円換算する際に2-4%の手数料が含まれている事が一般的です。数日間のタイムラグによってレートが変動し、自分の認識とは若干ズレが生じて予想外に高い買い物になってしまうということもあるので注意しましょう。そういった負担を軽減するためにも海外渡航が多いビジネスパーソンの間では最近は外貨で決済できるデビットカードの人気が高くなっています。

海外に持っていくならSMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS

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