

美術学科 油画コース
田口 波琉
91×91cm
夜が明けて今日という一日に様々な光が瞬き、そして広がり、彩りが灯っていく。一日一日を大切に過ごしていきたいという気持ちを大切にしていきたい。そんな気持ちを込めておはよう。
美術学科 版画コース
横川 舞衣
地元に帰省する時いつも見ている、瀬戸内の海。18時38分、日が沈みかけている頃に撮った写真をもとに、幻想的な風景を水性木版画で表しました。
車窓から見た景色に近づけるために、作品をいくつかの層に分けてアクリル板で挟んで遠近感を再現しています。
美術学科 日本画コース
谷口 幸絵
30×37.5cm
カーネーションの花言葉には「感謝」や「温かい心」などの意味があります。見ている人が素朴な美しさに心が和むような、そういう気持ちを込めて作品制作をしました。
美術学科 版画コース
逸見 渓太
可愛いペンギンの形で可愛いペンギンを刷りました。ペンギンの可愛い姿を2パターンで味わうことができるものを表現しました。
美術学科 油画コース
小野 清華
91×116.7cm
今回このような展示の機会をいただき、とても嬉しく思います。私は日頃から人を抽象化し、人と人との関係や縁を主なテーマにして制作をしています。この作品を見てくださったお客様や、今回の展示の機会を設けてくださった銀行のご縁を繋ぐ手助けになれば幸いです。
美術学科 油画コース
西島 勇希
89×71cm
テーマは気品とエネルギーの融和です。対の概念を組み合わせ、技法の表現に留まらない作品作りを目指しています。作品から描く楽しさが伝われば幸いです。
美術学科 版画コース
上田 小晴
様々な景色の写真を撮り、何かわかるような、わからないような、そんな部分を切り取って丸い版にしています。あたたかさのあるシルクスクリーンの上に銅版の黒いインクやエンボスの凹凸が重なることで、揺らめくような表現をしました。
美術学科 油画コース
谷野 里佳
93×74cm
移り変わる四季の彩りをひらひらと舞う葉に見立てて描きました。
美術学科 版画コース
伊東 輝
地球を構成する空、大地、海をキャラクター化しました。それぞれが遠い存在ながらも繋がっていることを意識して作成しました。
美術学科 日本画コース
橘田 姫奈子
72.7×53cm
その日のために前の日から入念に肌を整え、メイクをし、お気に入りの服を着て出かける。待ち合わせている間の連絡でのやり取りはとてもわくわくドキドキして周りの音は静かになり、電話越しの音だけが鮮明に聞こえてくる。そんな素敵な時間を描いてみました。
美術学科 油画コース
門出 拓也
91×91cm
三日月は物事の始まりを表します。月にとまった天道虫は、優しく私たちを見守ってくれています。
この作品は静かで落ち着いた雰囲気に仕上げました。あなたの願いが叶いますように。
美術学科 版画コース
竹本 結
君しか見えない! 女の子が恋に落ちるあの瞬間を表現しました。
美術学科 版画コース
松下 明子
この恐竜は川で過ごしていたと言われ、青のイメージから蒼穹=青空をイメージして制作しました。作品を見た方が青空を見た時に感じるような爽快さを出せるよう意識しました。
美術学科 版画コース
堤 義明
イタリアのルネサンス建築をテーマに制作しました。これは春の後光が差している中でファッションショーをしているところを描きました。そのため、人物一人一人の洋服のデザインが見所になっています。
美術学科 版画コース
藤本 愛実
傘を叩く雨の音に耳を澄ませ、その露先から落ちる水滴を眺めるのが好きです。生活の音から離れふと自分自身を見つめる瞬間、雨は私に纏わりつく様々なしがらみから私を守ってくれるような気がします。
美術学科 版画コース
浅見 琴音
デジタルコラージュと半透明のシルクスクリーンでカラフルに粒立つように、世界が華やかに変わっていく様を表現しました。
美術学科 版画コース
井出 晴
親友とバチバチにお洒落していったデートでステーキを食べていた時、ふと「どのくらいのリップを体内に入れているんだろう」と疑問に思いました。多分5本くらいかと思いましたが、ある調査によると生涯で30本、多い人で50本も摂取してしまうらしい。やばい。その後はペーパーで唇を拭い、ステーキをゆっくり味わいました。
美術学科 版画コース
田辺 亮太
今回の作品は龍を描きました。複数刷りましたが、瞳が入ったものはこの一枚だけです。これは"壁に龍の絵を描き、最後に瞳を描き入れたところ龍が昇天した"と言う話から着想を得ています。
この作品は私の学生最後の作品となっています。ですので、"大きな世界に飛び出して行く"という思いを込めて制作しました。
大学院博士 日本画
田中 寿之
91×72.7cm
壊れたり使われなくなったイス。
それでも何故か捨てられない、時間の詰まったイスを描きました。
美術学科 油画コース
高岡 颯生
91×72.7cm
周りを見ると木、苔、地面、塗料、肌、色々なものが剥がれています。それに気づき、想起させられた懐かしい記憶や感情は、確実に自分の感性の一部となって残っていると実感しました。マイナスにもプラスにも誰かの感性を導ける「はがれ」になれば嬉しいです。
美術学科 版画コース
松下 明子
図鑑に載っている恐竜などは想像だと知り、自分なりにトリケラトプスを自然の空気のような優しいイメージで創りました。
美術学科 日本画コース
東郷 良咲
53×45.5cm
タイトルの『靄靄(あいあい)』には「雲や靄(もや)が集まり、たなびくさま」と「なごやかな気が満ちているさま」という意味があります。
少し靄がかかったような落ち着きのある青い背景に、犬たちが和気靄々と楽しむ様子を描きました。
美術学科 版画コース
逸見 渓太
可愛いペンギンの形で可愛いペンギンを刷りました。ペンギンの可愛い姿を2パターンで味わうことができる表現をしました。
美術学科 日本画コース
南条 仁衣菜
31.8×41cm
モチーフから感じたものを描きました。
雰囲気や空気感を出すために、何度も重ね塗りしたり箔を重ねました。
美術学科 彫刻コース
丸山 薫
H22×W37×D50
ユニークで少し間の抜けた顔をした蛙の愛らしさと、抱きしめたくなるボリューム感を意識して制作しました。
美術学科 版画コース
田辺 亮太
ムカデは、たくさんある足を使い前へ前へと進み、決して後退することも振り返ることもしません。「前進」という意味が込められています。
フクロウは「福朗(福が来て喜ぶ)」
金魚は金運アップにつながる縁起の良い動物だと言い伝えられています。
白い蛇は昔から「神の化身」「神の使い」と言われていて、幸運を呼ぶ存在となっています。
「絵を見る人に福あれ」というコンセプトで制作しました。
美術学科 日本画コース
池内 花梨恵
61×72cm
今、目の前に広がる木漏れ日と道の先には何があるのか、という期待と不安を、自身の将来への思いと重ねて制作しました。
美術学科 油画コース
松田 実優
53×45.5cm
親子が一緒の寝床に入り、寝ている様子。
親子のあたたかさと寝床のあたたかさ。
大学院博士 油画
中村 彰吾
53×41cm
「憂鬱」とはマイナスイメージに捉えられがちですが、ルネサンス時代は創造の源と考えられていました。悩み抜くことからクリエイティブな活動が始まるということは、現代でも通づるものがあると思います。
大学院博士 日本画
田中 寿之
53×45.5cm
壊れたり使われなくなったイス。
それでも何故か捨てられない、時間の詰まったイスを描きました。
美術学科 油画コース
玉住 聖
90.5×72 cm
幼少期から触れてきたサブカルを記憶を辿りに3DCGでスカルプトし曖昧な輪郭に質感を与える、それらを他視点からスクショした画像はメディウムによって絵画の絵具の上に半透明に転写され再構築される、デジタル(システム)とアナログ(身体性)を交差させ、現代においての絵画の定義を再思考しています。
美術学科 版画コース
山崎 達也
リトグラフという版画技法で、7版刷りで制作しました。
イメージを沢山重ねると、相互に影響し、打ち消し合うという効果が生まれます。その結果として、「何も無い」画面を作ることを意識しました。
この作品を作り、最近では「不鮮明だが確かにあるもの」に対する関心が高くなりました。
美術学科 油画コース
木内 美穂
91×72.7cm
綺麗な花の姿とその一瞬しか見られないノスタルジックな世界を表現しました。
美術学科 版画コース
上田 わか葉
忙しく退屈な暮らしから解放され、街並みが見える海辺でありのままに過ごす貴族のお姫様を描きました。
美術学科 版画コース
藤本 愛実
この作品は、趣味で書いている小説の一節からイメージを膨らませて制作したものです。窓が曇る現象は、内側と外側の気温差によって生じます。普段の生活の中でもよく目にする光景ですが、曇りガラスの内側にはいつでも人びとの生活のあたたかさがあるのです。
美術学科 版画コース
浅見 琴音
デジタルコラージュと蛍光色のシルクスクリーンで、粒立つ色と光の華やかな世界を描きました。
美術学科 版画コース
福ヶ迫 琴
何かを、誰かを、待っている時の情景をイメージして描きました。退屈で寝てしまった女性に絡みつく木の根は、ゆっくりと時間が過ぎていくことを表し、また黄色い丸の球体を月に見たて長い夜を表してみました。
大学院博士 油画
中村 彰吾
33.3×45.5cm
現実的でありながら、どこか非現実的で静謐な雰囲気が漂う情景を描きました。
美術学科 彫刻コース
丸山 薫
H40×W20×D20
ポーズのダイナミックな動きを表すことを第一に考えながら、自然な人体の造形になるよう意識して制作しました。
美術学科 油画コース
岡山 奈央
53×45.5cm
この作品は、「合掌」という日常的に行なっている動作に着目したものです。神仏の御前や食事の前後、挨拶をするときなど、合掌はとてもなじみ深い動作であり、そこに込められる思いは人それぞれにあると思います。日常的な動作だからこそ、自分の手を改めて見つめ直し、自分が今何を思って合掌しているのかを考えてみました。
美術学科 油画コース
植田 翔大
91×72.7cm
快勝にも甲斐性にも解消にも改称できるように。
美術学科 版画コース
渡田 開斗
“傘”の下で雨宿りをしている様子です。
美術学科 版画コース
上田 わか葉
氷山の町に住む田舎の少年が、都会にある立派なお城に憧れを抱いているシーンを描きました。
~才能あふれる作品を、みなさまへ~