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韓国旅行の費用はいくら?2泊3日や3泊4日の予算や費用の抑え方を解説

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韓国旅行の費用はいくら?2泊3日や3泊4日の予算や費用の抑え方を解説

韓国旅行にかかる費用は滞在期間や時期、プランなどによって変わりますが、7万円~10万円が目安です。日本から近くて時差もない韓国は、海外でも気軽に行ける旅行先の一つです。かかる費用の目安を把握しておけば、心置きなく韓国旅行を楽しめるでしょう。

この記事では、韓国旅行にかかる費用相場と内訳、韓国旅行の費用を抑える方法などを紹介します。また、現地での買物などに際しての支払い方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

※ 本記事に記載の費用は、2025年1月時点における大人一人当たりの費用(目安)となります。

韓国旅行の費用はどれくらいかかるの?

韓国旅行の費用はどれくらいかかるの?

韓国旅行で必要な費用は、旅行の時期や利用する航空会社、ホテルのグレード、滞在先で何をしたいかなどによって変わります。

ここでは、東京-ソウル間をエコノミークラスの直行便で移動する場合を想定し、大人1人あたりの費用の目安を旅行日数別に紹介します。

1泊2日滞在する場合

1泊2日の滞在でかかる費用は、7万1,200円~が目安となります。

航空券(往復、エコノミー、諸税込) 5万円~
ホテル代(スタンダード、ツイン) 1万円~
食事代(昼・夜) 5,000円~
現地交通費+観光代 5,000円~
Wi-Fi・通信費 500円~
海外旅行保険 700円~
7万1,200円~

2泊3日滞在する場合

2泊3日の滞在でかかる費用の目安は、9万1,900円~です。

航空券(往復、エコノミー、諸税込) 5万円~
ホテル代(スタンダード、ツイン) 2万円~
食事代(昼・夜) 1万円~
現地交通費+観光代 1万円~
Wi-Fi・通信費 1,000円~
海外旅行保険 900円~
9万1,900円~

3泊4日滞在する場合

3泊4日の滞在では、ショッピングなどもゆっくりと楽しめるかもしれません。買物代を除くと、旅行費用は10万7,600円~が目安です。

航空券(往復、エコノミー、諸税込) 5万円~
ホテル代(スタンダード、ツイン) 3万円~
食事代(昼・夜) 1万5,000円~
現地交通費+観光代 1万円~
Wi-Fi・通信費 1,500円~
海外旅行保険 1,100円~
10万7,600円~

韓国旅行に必要な費用の内訳

韓国旅行に必要な費用の内訳

ここでは、韓国旅行に必要となる費用の目安を、項目別に紹介します。

航空券

韓国への航空券代は、利用する航空会社や搭乗クラス、旅行や予約の時期、発着空港など、さまざまな条件で大きく変動します。

例えば東京からソウルへの直行便の往復料金は、ハイシーズン(*)を除けば税込で5万円~が目安です。LCC便を利用すると、より手頃な価格で利用できますが、荷物を預けたり機内食を付けたりすると追加料金がかかるため、トータルで費用を比較するようにしましょう。

(*) 一般的には、年末年始、旧正月(1月末~2月初旬)、ゴールデンウィーク、夏休み、秋夕(9月末~10月初旬)などがハイシーズンと言われています。

海外旅行保険

短期間の旅行であったとしても、不測の事態に備えて、海外旅行保険には加入しておくとよいでしょう。費用は保険会社や加入するプランによって変わりますが、3泊4日の韓国旅行で1,000円程度から加入可能です。

ホテルの宿泊費

韓国には、リーズナブルなゲストハウスからラグジュアリーな高級ホテルまで、さまざまなタイプのホテルがあります。そのため、どのグレードのホテルを利用するかによって、宿泊費用が大きく変わります。

時期によっても変動しますが、日本のビジネスホテルと同程度のスタンダードなホテルであれば、1泊あたり1万円程度~を目安にするとよいでしょう。

観光・オプショナルツアー費

韓国には、世界遺産をはじめ、美しい自然や朝鮮半島の分断を象徴する南北境界線など、数多くの見どころがあります。現地のオプショナルツアーを利用すれば、短期間の旅行でも効率よくさまざまなスポットを見て回れるでしょう。

ツアーの内容や時期によって価格は変動しますが、6,000~1万円程度を目安として考えておくとよいでしょう。

食費

食費

韓国旅行の醍醐味といえば、やはり本場のグルメでしょう。どこで何を食べるかにもよりますが、1日分の食費として1人あたり5,000円を目安にしておくとよいでしょう。

例えば、大衆的なレストランではビビンバやクッパが1,000円程度、サムギョプサルは2,000円程度で味わえます。また、屋台グルメなら500円以下で楽しめるものも多いです。

交通費

自分で移動する場合には地下鉄、バス、タクシーなどの公共交通機関を使ってみてはいかがでしょうか。

ソウル市内を観光するなら、地下鉄やバスが定額で乗り放題になる「気候同行カード」を利用するのもよいでしょう。旅行者には、日数単位で利用できる短期券が提供されています。例えば1日券は5,000ウォンなので、1ウォン=0.11円とすると約534円です。

通信費

韓国旅行中の通信は、SIMカードやポケットWi-Fiのレンタル、携帯電話会社の定額データサービスなどを利用する方法があります。料金は提供する企業やプラン、日数によって異なるため、旅行日数や利便性に応じて選びましょう。韓国で利用できるポケットWi-Fiのレンタル料金は、1日あたり500円程度、定額データサービスは24時間1,000円程度が目安です。

お土産代

お土産代

大人数に配るお土産なら、韓国のりやキムチなどの食品、お菓子などが定番です。また、プチプラの韓国コスメも人気があります。これらのお土産は、1品あたり200~500円程度が目安です。

なお、お土産に食品を選ぶ場合は、機内持ち込みができないものもあるため、中身がこぼれたりすることのないようにしっかりパッキングして、預入れ荷物に入れましょう。

韓国旅行出発前に必要な準備

韓国旅行出発前に必要な準備

韓国は気軽に行きやすい旅行先ですが、出発前にしておかなければいけない手続きもあります。渡航後に困ることのないように、しっかり準備しておきましょう。

電子渡航認証「K-ETA」

韓国政府は、短期の観光旅行など、韓国にビザなしで渡航する外国人に対して、事前に電子旅行許可制「K-ETA」の取得を義務づけています。

韓国の観光産業活性化支援策の一環として、日本国籍を有する方は2025年12月31日まで、K-ETAの一時免除措置が適用されますが、旅行前には常にビザや渡航認証関連の最新情報を確認することが大切です。

海外旅行保険

海外旅行保険は、出発前に加入しておかなければ補償が適用されません。出発前に空港でも申込めますが、混雑などで手続きできなくなる可能性があります。

オンラインでも申込めるため、航空券を予約したら、できるだけ早めのタイミングで加入しておくとよいでしょう。

通信費用

海外でのデータ通信には注意が必要です。日本の料金プランが適用されず高額請求をされてしまったり、観光中にデータ通信が行えなくなったりする事態を避けるために、ポケットWi-Fiのレンタルや携帯電話会社の定額データサービスなどは出発前に申込んでおきましょう。Wi-Fiレンタルなどは、早めに申込めば早割が適用されるものもあります。

韓国旅行の費用を抑えるためには

韓国旅行の費用を抑えるためには

韓国は、訪れる時期や場所を少しずつ変えながら、リピート旅行を楽しむのがおすすめです。以下のような節約ポイントを押さえておけば、より気軽に旅行を計画しやすくなるでしょう。

オフシーズンを選ぶ

韓国旅行でかかる費用の大部分を占めるのが航空券代とホテル代です。これらはどちらもシーズンによって価格が変動するため、ハイシーズン(*)を避けることができれば、費用は抑えられるはずです。

ただし、費用は旅行先の休暇やイベントなどによっても変わるため、目的地のイベントカレンダーなどもチェックしておくことをおすすめします。

(*) 一般的には、年末年始、旧正月(1月末~2月初旬)、ゴールデンウィーク、夏休み、秋夕(9月末~10月初旬)などがハイシーズンと言われています。

LCCを利用する

航空券代を抑えるためには、LCCを利用するのも有効です。日本と韓国間は多くのLCCが就航しており、発着時刻や空港などに応じて選択しやすいでしょう。

LCCは、預入れ荷物や機内食に追加料金がかかる点がデメリットです。しかし、韓国旅行の場合は滞在期間や飛行時間が短いため、荷物をコンパクトにまとめたり、機内での飲食を控えたりすることで、費用を抑えられるでしょう。

宿泊先を見直す

短期間の旅行の場合、1日のほとんどの時間を外で過ごし、ホテルではシャワーを浴びて寝るだけというケースも多いでしょう。そのような場合は、ホテルのサービスにこだわらず、宿泊先のグレードを少し下げてみるのもよいかもしれません。

また、航空券とホテルがセットになったプランを利用すれば、よりお得に旅行できる場合があります。

少しでも良いレートで両替する

少しでも良いレートで両替する

韓国ウォンの準備方法は、外貨両替と現地のATMでの現金引出しの2つに大別されます。

なお、ATMでの現金引出しには、クレジットカードを利用したキャッシングと、デビット機能付き国際型キャッシュカードを利用した預金の引出しの2種類があります。これらの方法はそれぞれ両替レート(為替手数料を含む)が異なるため、少しでも有利なレートで両替するよう心掛けましょう。

以下では、現金両替、クレジットカードによるキャッシング、デビット機能付き国際型キャッシュカードであるSMBC信託銀行プレスティアの「GLOBAL PASS」による預金の引出しの計3つの方法について、それぞれの特徴と両替レートの傾向を比較しながら紹介します。

それぞれの特徴を踏まえて、ご自身の意向に沿った方法を選択するようにしましょう。

両替
  • ● 両替所により手数料が異なる
  • ● 日本で両替したほうがレートはよい傾向にあるが、まとめて両替することになるため紛失・盗難のリスクがある
  • ● 外貨両替所を利用する場合には偽造紙幣に注意を要することも
クレジットカード
  • ● VisaやMastercardなど、国際ブランドが決める基本レートにカード発行会社の事務手数料(※)を上乗せしたレートで円貨換算され、後日請求される
  • ● 返済日までの借入利息がかかる
  • ● 一般的にATM利用手数料がかかる
GLOBAL PASS(外貨フルバック)
  • ● Visaが決める基本レートに事務手数料(3%)を上乗せしたレートで円貨換算され、円預金口座から引落とされる
  • ● ATM利用手数料が無料(別途ATMオーナーが手数料を徴収する場合あり)

(※)名称は金融機関により異なります。



韓国旅行で現金は必要?

韓国旅行で現金は必要?

一般社団法人キャッシュレス推進協議会の「キャッシュレス・ロードマップ2024」によると、韓国はキャッシュレス決済比率が2022年時点で99.0%と世界でもトップクラスのキャッシュレス大国です。店舗はもちろん、公共交通機関など、さまざまな場面でキャッシュレス決済が可能です。

しかし、屋台や市場では現金払いのみの場合もあります。観光中に屋台で何かを食べたくなったり、市場でお土産によさそうなものが見つかったりすることもあるでしょう。そのような場合に備えて、1日あたり2万~3万ウォン(約2,100~3,200円)程度の現金を持っておくとよいかもしれません。

デビットカードやクレジットカードを持っておくと、支払いはもちろん、現金が必要となった場合でもATMで現地通貨を引出せます。また、事前に両替する手間も省けます。

韓国旅行の支払いにはプレスティアの「GLOBAL PASS」がおすすめ

韓国旅行の支払いにはプレスティアの「GLOBAL PASS」がおすすめ GPcardB券面

韓国旅行での支払いにはSMBC信託銀行プレスティアの「GLOBAL PASS」がおすすめです。

キャッシュレス化が進んでいる韓国では、旅行中のさまざまな支払いにGLOBAL PASSを利用できます。また、現地で現金が必要になった場合にも、ATMで必要な額だけ引出しすることで、他の方法と比べると費用を抑えやすいというメリットがあります。

韓国旅行の楽しみの一つであるデューティーフリーでのショッピングには、米ドルでの支払いが可能です。プレスティア マルチマネー口座に米ドルを預けておけば、「GLOBAL PASS」で決済する際、そのまま米ドルが引落とされます。そのため、通貨換算時の事務手数料もかからず、より費用を抑えられます。

「GLOBAL PASS」をまだ持っていない方は、申込みを検討してはいかがでしょうか。

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