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【海外から日本に送金】受取方法や手数料を徹底解説

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【海外から日本に送金】受取方法や手数料を徹底解説

海外赴任中、海外の銀行口座に外貨で給与が支払われる場合、日本に住む家族への送金や、帰国・帰任に際しての送金は、どのように行えばよいのでしょうか。頻繁に送金手続きをするのは大変なうえ、海外からの送金は複数の手数料が組み合わさって思いのほか高額となることがあります。海外では主流の小切手も、日本では一般的ではありません。なお、日本で海外発行小切手の取扱いをおこなっているのは、SMBC信託銀行等のごく一部の金融機関に限られるというのが実情です。

この記事では、海外から日本へ資金を送金する際の受取方法や手数料について解説します。さらに、世界中どこにいても便利で送金することなく資金を利用できる方法や、お得な入金方法も紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

海外から日本への送金の受取り

次のようなケースでは、海外から日本にある自分や家族の口座へ送金する必要があります。

  • ●海外勤務者が、日本に住む家族への仕送りのために日本へ送金する
  • ●海外勤務者が、帰国や帰任のタイミングで日本の口座へ送金する
  • ●海外企業からのストックオプションを行使し、売却した資金を日本の口座へ送金する
  • ●海外に所有している不動産を売却した資金を日本へ送金する。
  • ●海外在住日本人が日本に帰国するために海外の資金を日本に持ち帰る。

海外から日本へ送金する際は、各種手数料がかかるのが一般的です。送金した資金を受取るには、受取手数料や為替手数料、為替取扱手数料(リフティングチャージ)など、複数の手数料がかかります。

なお、手数料は金融機関によって異なります。海外送金をおこなう場合は、手数料が安く利用しやすい銀行を選ぶとよいでしょう。

海外からの送金を受取るのに必要な情報

海外の金融機関からの送金を受取る場合、主に以下の受取人に関する情報が必要です。

  • ●銀行名、店番号や口座番号などの口座情報
  • ●口座名義人の住所
  • ●受取銀行とそのSWIFT(BICコード)
  • ●銀行所在地
  • ●中継銀行とそのSWIFT(BICコード)

送金する銀行(海外の銀行)に上記の情報を伝え、送金手続きをおこなってもらいます。

海外から日本へ送金するときにかかる手数料

海外から日本へ送金するときは、次の2つの手数料が送金人負担でかかります。

  • ●海外送金手数料
  • ●中継銀行手数料

それぞれの手数料について解説します。

海外送金手数料

海外送金手数料とは、日本国内での「振込手数料」にあたるものです。各銀行が独自に設定しているため金額はさまざまですが、国内での振込手数料に比べて高額に設定されています。海外の金融機関から、日本の銀行等に送金をする場合には、送金にかかる手数料をよく確認しましょう。

因みに、日本の金融機関を利用して日本から海外に送金を行う場合、各銀行の海外送金手数料の目安は、2,500~8,000円程度ですが、SMBC信託銀行のプレスティアデジタルゴールド(インターネットバンキングのみ)、プレスティアゴールド、およびプレスティアゴールドプレミアムの方であれば、海外送金手数料が無料です。

中継銀行手数料(コルレス手数料)

海外からの送金は、次のような流れでおこなわれます。

(海外)送金人の銀行A→中継銀行B→中継銀行C→受取人の国内銀行D(日本)

海外の銀行口座から直接日本の銀行口座へ送金されるのではなく、2~3ヵ所の中継銀行を介して送金します。中継銀行は「コルレス銀行」と呼ばれることもあるため、中継銀行手数料をコルレス手数料と呼ぶ場合もあります。

中継銀行手数料は、送金時に支払うケースもありますが、一般的には送金額から手数料として引かれます。そのため、受取人負担となることが多いでしょう。
基本的にはこの中継銀行手数料についてはコントロールが難しく、手数料を抑える方法は無いと思った方が賢明でしょう。

各中継銀行によって手数料はさまざまですが、2018年時点の情報では次のようになっています。

  • ●米国宛USD建送金の場合:最低USD10.00~
  • ●ヨーロッパ宛EUR建送金:最低EUR20.00~
  • ●英国宛ポンド建送金:最低GBP12.00~

送金元や通貨によって手数料水準は大きく異なり、為替レートによっても変動します。円安のときは、円ベースでの手数料負担が重くなることや中継のルートによる部分も大きいのであらかじめわからないのが特徴です。

海外からの送金を受取るのに必要な情報

海外からの送金を受取るときにかかる手数料

海外からの送金を受取るときにかかる手数料は次の3つです。

  • ●中継銀行手数料
  • ●為替手数料
  • ●為替取扱手数料(リフティングチャージ)

海外から送金するときの手数料は受取人負担となり、海外からの送金金額から差し引いて振り込まれるのが一般的です。それぞれの手数料について詳しくみていきましょう。

中継銀行手数料(コルレス手数料)

前述のとおり、海外の送金元から日本の銀行口座に資金が届くまでには2~3ヵ所の中継銀行を介します。中継銀行によって手数料は異なりますが、前述の米国宛USD建送金の場合で考えると、2024年5月現在ドル円の為替レート(約155円)の場合で約1,500円~です。国や送金金額によってかなり変動があります。

為替手数料

海外から日本へ資金を送金するときは、次の2つの方法があります。

  • ①外貨のまま日本の外貨口座を指定して送金する
  • ②日本の円口座を指定して送金する

このうち、②日本の円口座を指定して送金する場合は、受取銀行で自動的に円に両替されて入金されるため、その銀行が独自に定める為替手数料を支払う必要があります。為替手数料は1米ドルあたり1円程度が一般的で、各銀行で定めたその日のTTBレートが適用されるので円高であっても円安であってもタイミングは選べません。

①の方法であれば外貨預金口座に入金後好きなタイミングで円に交換できるため一般的には①がおすすめの方法です。

為替取扱手数料(リフティングチャージ)

為替取扱手数料はリフティングチャージとも呼ばれ、上記①の同じ通貨のまま両替なしでの送金を受取るときに銀行が徴収する手数料です。

取扱い1件につき最低2,500円程度、もしくは送金金額の0.05%と定めている銀行がほとんどですが、SMBC信託銀行では個人のお客さまの為替取扱手数料が無料です。

なお、①のケースでは円転はおこなわれないため、為替手数料はかかりません。

知らないと損!?プレスティアの海外資金ご入金プログラム

SMBC信託銀行プレスティアの海外資金ご入金プログラムは、お手持ちの外貨の預け替えに最適です。海外金融機関からプレスティア マルチマネー口座へ、1取引300万円相当額以上を外貨のまま預け替えると、100万円相当額ごとに5,000円の現金を還元します。

例えば300万円相当額の外貨を預け替えると、1万5,000円のキャッシュバックを受けられます。なおキャッシュバックは通常は最大10万円、プレスティアゴールドプレミアムの方は最大25万円です。

SMBC信託銀行プレスティアは、外貨決済に強い銀行で、取扱通貨は円を含めて豊富な18種類。ひとつの口座を開設するだけで18種類の取扱通貨を、外貨を外貨のまま受取ることが可能です。外貨で受取る場合はSMBC信託銀行でかかる手数料はありません。(中継銀行手数料は中継銀行に到着時に支払われることがあります。)

さらにSMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSを活用すれば、家族が離れていても大丈夫。家族カードを利用すれば、ご自身の口座の資金をご家族が引き出すことができるため、わざわざ日本の別の口座へ送金しなくても済むので手間も手数料も節約できます。

便利で大変お得なプレスティアの海外資金ご入金プログラムは、こちらからご確認ください。

まとめSUMMARY

海外から日本へ資金を送金するときは、海外送金手数料や中継銀行手数料など複数の手数料がかかります。中継銀行手数料は一般的には受取人の負担となることが多く、送金した金額から手数料を差し引いた金額が振り込まれます。入金する日本の銀行では通常為替取扱手数料(リフティングチャージ)がかかります。

また外貨口座を指定して外貨のまま送金すれば好きなタイミングで円に交換できるのでおすすめです。

各種手数料は各銀行によって個別に定められており、海外送金手数料や為替手数料、為替取扱手数料などは明示されています。海外送金する機会が多い人は、なるべく手数料のかからない銀行を利用するのがおすすめです。

SMBC信託銀行プレスティアとGLOBAL PASSを上手に活用すれば、ご自身だけでなく、離れて暮らす家族にとっても何かと便利です。

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