【2025年版】ニューヨーク|ジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港徹底ガイド!ラウンジやTWAホテルも解説

ニューヨーク・JFK国際空港(ジョン・F・ケネディ国際空港)について
JFK国際空港の基本情報
ニューヨークの表玄関、世界50ヵ国以上から100社近い航空会社の定期便が就航するジョン・F・ケネディ国際空港(以下、JFK国際空港)。空港名はアメリカ合衆国の第35代大統領の名前に由来しています。マンハッタンから約26kmの位置にあり、タクシーで約1時間~1時間30分でアクセスできます。ニューヨークにはいくつか空港がありますが、日本からニューヨークの玄関口はJFK空港です。

主な空港ターミナル
JFK国際空港には複数のターミナルがあり、日本との直行便が発着する主なターミナルはターミナル7、ターミナル8の二つです。
空港内の各ターミナル間を無料のエアートレインが24時間循環しています。運行間隔は約4~12分で、空港内を一周するのに8分ほどかかります。
ターミナル7 |
ANA・ユナイテッド航空 |
ターミナル8 |
JAL・アメリカン航空 |
JALの発着するターミナルは2023年5月にターミナル8へ移転しているので、久しぶりにJFK国際空港を訪れる際は注意しましょう。
2022年12月にはターミナル7からブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空が移転し、2023年5月にはターミナル1からJALが移転しており、ターミナル8はワンワールド加盟各社のハブターミナルとなっています。
このターミナル8は、アメリカン航空のメインターミナルであり、米国内および中南米各都市をつなぐアメリカン航空便との乗り継ぎの利便性が高いのが特徴です。

航空会社のラウンジ
ターミナル7(ANA)
ANA上級会員や上級搭乗クラス利用者は、空港が運営するHORIZONS T7 LOUNGEが利用可能です。以前はブリティッシュ・エアウェイズのラウンジを使うことができましたが、ターミナル移転に伴って現在は、ターミナル7を利用するスターアライアンス系エアラインの指定ラウンジであるHORIZONS T7 LOUNGEを案内されます。
ターミナル8(JAL)
JAL上級会員や上級搭乗クラスを利用する人はチケットやステータスに応じて「Soho Lounge」と「Greenwich Lounge」と「Admirals Club Lounge」が利用できます。

プライオリティパスが使えるラウンジ
日本への直行便が発着するターミナル7とターミナル8には、残念ながらプライオリティパスで利用できるラウンジはありません。(ターミナル8に利用可能なレストランはあります。)
しかしながらJFK空港の他のターミナルには航空会社系のラウンジが充実していますので、ご紹介します。(*1)
(*1)最新の情報はプライオリティパスのHP等でご確認ください。
ターミナル1
- ● Lufthansa Business Lounge(ルフトハンザ ビジネスラウンジ)
- ● Primeclass Lounge(プライムクラス ラウンジ)
- ● Turkish Airlines Lounge(ターキッシュエアラインズ ラウンジ)
- ● Air France Lounge(エアフランス ラウンジ)
- ● KAL Business Class Lounge(大韓航空KALラウンジ)
- ● VIP ONE Lounge(ヴイアイピー ワン ラウンジ)
ターミナル4
- ● Virgin Atlantic Clubhouse(ヴァージンアトランティック航空 ラウンジ)
- ● Air India Maharaja Lounge(エアインディア マハラジャラウンジ)
- ● Primeclass Lounge(プライムクラス ラウンジ)
- ● Chase Sapphire Lounge by The Club with Etihad Airways(エティハド航空とチェースの共同ラウンジ)
ターミナル8
セキュリティを通過した後、ゲート14の向かい側に「Bobby Van's Steakhouse」というレストランがあります。ラウンジの無料ご利用回数分を使って、28米ドル(USD)の割引を受けられます。
JFK国際空港からマンハッタン(ニューヨーク)へのアクセス方法

JFK国際空港からマンハッタンへの主な移動手段は空港シャトルバス、電車(地下鉄)、タクシー、配車タクシーサービス(Uber、Lyft)があります。
それぞれ一長一短ですが、荷物を持ったまま乗車する場合は利便性や費用、所要時間を考慮するとイエローキャブタクシーを利用するのがおすすめです。どのターミナルでも空港ゲートを出るとすぐに案内があり、ホテルまで直行してもらえます。黄色いタクシーがたくさん並ぶタクシー用の乗り場に行き、係の人に行き先を告げましょう。所要時間は約1時間で費用は大体100ドル程度です。(一律運賃の$70、最大$6.94の高速道路通行料金その他の手数料等)

JFK国際空港に隣接する「TWAホテル」
深夜便で到着したり早朝便で出発する際には、JFK国際空港に近いホテルの利用も検討してみてはいかがでしょうか。深夜の移動や空港で寝泊まりするとスリなどの被害に遭う可能性もあるので、安全に旅をするうえでも空港近くのホテルを利用するのがおすすめです。
2019年5月にオープンした「TWAホテル」は、1962年に建設され、人々が空の旅に憧れた時代の象徴だったトランスワールド航空(TWA)のターミナルが、ホテルとして蘇ったものです。映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』や『オーシャンズ8』にも登場したメインターミナル部分はロビーに改造されています。新たに造られた512室の客室は、60年代を彷彿とさせるウッド調のインテリアが印象的です。
館内にはヴァレンティノやラルフ・ローレンといった錚々たるデザイナーが手がけた歴代の制服や貴重なアイテムなど2,000点が展示され、スタッフも往時の制服を着用しています。大統領専用機にも使われていたプロペラ機を利用したユニークなカクテルラウンジ「コニー」、ミシュランスターシェフ、ジャン=ジョルジュ・ヴォンゲリヒテンが指揮するレストラン「パリ・カフェ」、滑走路が見下ろせる屋外プール、ホテル併設のものとしては世界最大級のジムなど、見どころ満載です。
TWAホテルはトランジット時間が4時間以上の航空券を持っている人向けにデイステイも対応しています。TWAホテルの予約ページから”For the day”を選び滞在日時を入力して予約することができます。
ターミナル5から直接行くことができるほか、エアトレイン (AirTrain) のターミナル5駅から徒歩ですぐの場所にありアクセスも申し分ありません。
JFK国際空港での米ドル両替について
JFK国際空港では到着ロビーに両替所があります。ただし国際線発着前後のみ営業している場合もあるので営業時間にも注意が必要です。ニューヨークに到着してすぐに現金が必要な場合は、空港にあるATMから外貨デビットカードを使った出金がおすすめです。
ニューヨークの中心部はキャッシュレスが進んでおり、チップ以外の現金を必要とする場面はほとんどありません。このため、100ドルや50ドルといった高額紙幣は支払い時に拒否されたり、嫌な顔をされることも少なくありません。スリや盗難などの被害に遭わないためにも最低限の米ドル現金を用意し、足りなくなったら追加する程度にしたほうがよいでしょう。基本的な支払いはデビットカード・クレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用することが多くなるため、少しでもお得で便利なカードを用意しておくと安心です。
ニューヨーク渡航におすすめのGLOBAL PASS

海外旅行や海外出張が多い人にはSMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSがおすすめです。
GLOBAL PASSはいわゆる国際型キャッシュカードで、海外のATMでそのまま現地通貨を引き出したり、デビットカードとしてVisaの加盟店で買物もできます。
カード決済が普及しているアメリカでは、多額の現金を持ち歩くのは得策ではありません。現金が必要になったらその都度、現地のATMで引出すのが良いでしょう。
GLOBAL PASSなら、海外ATM利用手数料は無料です。(*2)しかも、自分の米ドル口座から米ドルをそのまま引出せるので、大変便利です。
何よりおすすめなのが外貨預金からそのまま外貨で支払える点で、クレジットカードで決済する際にかかる海外手数料もかかりません。
利用した後すぐにアプリで口座残高の引落しを確認できるので、お金の管理もしやすいのも利点です。
ニューヨークへ渡航されるご予定のある方は、是非SMBC信託銀行プレスティアの預金口座開設およびGLOBAL PASSのお申込みをご検討ください。
(*2)海外ATM手数料は無料ですが、別途ATMオーナー手数料がかかることがあります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。