海外旅行に何度行っても慣れないのがチップの支払い。多くの国では、ホテルやレストランなど、サービスを受ける場所ではチップを支払うのがマナー。人気の観光地ハワイも、チップの文化があるので、困ることがないように、最低限のルールを押さえておこう。

まずホテルでのチップだが、ドアマンやポーターに渡す相場はだいたい１ドル～２ドル。ルームキーパーへは、枕元やベッドサイドに１ドル札を２枚程度というのが相場だ。

次に、レストランで食事をした場合。スタンダードなお店なら15％～20％、高級レストランで20％～25％くらいが平均的。基本はテーブル会計なので、食事が済んだらチェックをお願いしよう。担当のサービス係が伝票を持ってくるので、現金払いならそこにチップを上乗せして支払えばよい。レシートに15％、18％、20％とチップ額が記載されていて選べるようになっている店が多いので目安にして。チップでコインを使うのはスマートではないので、1ドル以下は切り上げよう。大きな紙幣しかない場合は、お釣りを貰ってからチップを支払えばよい。カード払いの場合は、伝票にサインする際に、チップとトータルの金額を記入すればOK。チップも一緒にカード払いできる。この方法が一番簡単なので、不慣れな人にはおすすめだ。

まれに、伝票に「Tip included」や「Gratuity included」と記載されていることがあるが、これはチップ込みということなので二重に支払わないよう注意しよう。慌てずに伝票をしっかりチェックすることが大事。

こんなときはどうする？と迷うシーンもあるかと思うが、大切なのはチップ＝感謝の気持ちを示すことだということ。例えば、レストランで眺望のよい席に移動させてくれたおかげで素敵な時間が過ごせたなら、通常よりも多めにチップを渡せばよい。

カード払いも可能なチップだが、チップで現金を使う場面もまだまだあるので、いつでも支払えるよう１ドル札を数枚ポケットに忍ばせておくとスマートだ。そこでおすすめしたいのが、プレスティアのGLOBAL PASS。デビット一体型キャッシュカードだから、キャッシュレスでの支払いにも、現地のATMでの現金引出しにも、対応できる。

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• 2022年8月現在