【2026年版】米ドルへの両替|おすすめの方法や米ドルが使える国や地域を徹底解説
アメリカなど、通貨として米ドルが使われている国や地域へ渡航する際は、手数料や為替レートをよく確認して、少しでも条件のよい方法で米ドルを準備するのがおすすめです。
この記事では、円を米ドルへ両替する場合の主な方法と、それぞれの方法のメリットやデメリットに関して解説していますので、是非参考にしてください。
※本記事に記載の内容は、2026年3月現在の情報に基づくものです。
米ドルの基本情報
米ドルの概要
米ドル(USD)はアメリカ合衆国の法定通貨で、補助通貨単位はセント(CENT)です。
世界で最も流通量の多い通貨であり、基軸通貨として、国際取引、貿易、金融市場において中心的な役割を果たしています。
米ドルの紙幣および硬貨の種類は、以下の通りです。(記念硬貨を除く)
- 紙幣
- 1、2、5、10、20、50、100ドル(7種類)
- 硬貨
- 1、5、10、25、50セント、1ドル(6種類)
※2ドル紙幣、1ドル硬貨、50セント硬貨はその他の紙幣や硬貨と比べて流通量が少ない傾向にあります。
米ドルが使える国
米ドルは、アメリカはもちろん、その他の多くの国々で使われています。
中には自国独自の通貨を持たず、米ドルを法定通貨としている国もありますし、法定通貨ではないものの、広く一般的に米ドルが使用されている国もあります。
[米ドルが使われている国・地域(2026年3月現在、SMBC信託銀行調べ)]
- 米ドルが法定通貨として採用されている国・地域
- アメリカ(ハワイ、グアム、北マリアナ諸島(サイパンなど)、米領ヴァージン諸島、米領サモアなどを含む)、エクアドル、エルサルバドル、パナマ、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島、パラオ、東ティモール、ジンバブエなど
- 法定通貨としては採用されてはいないが、米ドルが広く使われている国・地域
- カンボジア、ベトナム、ミャンマー、コスタリカ、ニカラグア、アルゼンチン、バハマ、バルバドス、ベリーズ、レバノン、リベリアなど
- 免税店など一部で米ドルでの支払いができる国・地域
- カナダ、メキシコ、ジャマイカ、ブラジル、韓国、タイ、モルディブ、スリランカ、トルコ、UAE、エジプト、ケニア、エチオピアなど
米ドルへの両替は必要?
世界の多くの国や地域では、広くキャッシュレス決済が浸透しています。お買物やお食事の際、あるいは交通機関利用時の支払いを、国際ブランドの付いたデビットカードやクレジットカードで済ませられるケースは少なくありません。
しかしながら国や地域によっては、カード決済が利用できず、現金での支払いが迫られるケースもあります。また、カード決済が浸透しているところでも、例えばタクシーやバス、屋台や露店のような小規模な店舗を利用する際、あるいはチップを渡すときなどには、現金での支払いが必要になることもあります。
このため、米ドルが使われている国や地域へ渡航する際は、現地の実情を踏まえて、米ドルでのキャッシュレス決済と米ドル現金での支払いの両方に対応できるようにしておくのが賢明といえるでしょう。
以下では、米ドルの現金を用意する主な方法と、それぞれのメリットやデメリットについて紹介します。現地で現金しか使えないケースに備えて、米ドル現金の準備方法を確認しておきましょう。
米ドル現金の準備方法とそれぞれのメリット・デメリット
(1) 現地ATMを利用して、デビットカードで引き出し
VisaやMastercardなど国際ブランドのデビットカードであれば、現地の空港や銀行、市中に設置されているATMを利用して米ドルの現金を引き出すことができます。
デビットカードは、残高不足または利用限度額を超える金額である場合は支払いができないため、上手く活用すれば使いすぎを防ぐことができます。このほか、利用したタイミングで銀行口座から利用額が引落とされることから口座残高の増減がすぐに確認できて便利です。
現金をたくさん持ち歩かなくても済む、あるいはクレジットカードのキャッシングと違い借入金利がかからないといったメリットもあります。
ちなみに種類は多くないものの、デビットカードの中には、銀行の外貨預金口座に紐づいているものがあります(例:SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASS)。
このタイプのメリットは、口座の外貨を現地で使える点です。例えば、事前に口座に米ドルを入れておけば、先述の「米ドルが使われている国・地域」にある米ドル対応のATMを利用して、口座の米ドルを現金で引き出すことができます。
なお、円預金口座に紐づいている一般的なデビットカードの場合、現地で米ドル現金を引き出した際のレートで円換算されて利用額が口座から引落とされますが、通常そのレートには手数料として利用額の2-4%程度が加算されます。
一方、米ドル預金口座から直接米ドルの現金を引き出せるデビットカードであれば、引き出しに際して円から米ドルへの交換は発生しません。このため、引き出しの都度為替レートを気にする必要はありませんし、引き出しのタイミングで為替手数料が徴収されることもありません。
ただしいずれのタイプであっても、原則デビットカードは口座残高や利用限度額を超える金額の引き出しは不可であること、ATM利用時に手数料がかかる場合があることは認識しておきましょう。
(2) 現地ATMを利用して、クレジットカードで引き出し
デビットカードと同じように、クレジットカードを使えば、現地の米ドルに対応しているATMで米ドルの現金を引き出せます。
多額の米ドルの現金を持ち歩く必要がないのは、デビットカードと共通するクレジットカードのメリットでしょう。利用時の為替レートによっては、銀行や両替所で両替するよりもお得に米ドルの現金を入手できる可能性もあります(反対に割高になることもあります)。
なおクレジットカードを利用した現金の引き出しは一般的にキャッシングと呼称されており、借り入れに相当することから利息相当分の手数料がかかります。引き出した米ドルの金額は利用日の実勢レートで円に換算され、その他のクレジットカードの利用額と一緒に後日請求されます。
このほか、ATMによっては、利用時にATM利用手数料が徴収される場合があることを考慮しておきましょう。
(3) 現地で両替
もちろん現地に到着してからも両替は可能です。安全性を考慮して、銀行やデパート、大手ホテルチェーン、公認両替所などを利用しましょう。
(4) 国内外の空港で両替
日本や海外の空港にある両替所を利用して両替するのも一つの方法です。一般的に取扱いのある外貨の種類は豊富であり、わざわざ市内の銀行や両替所に行かなくても良い点はメリットと言えそうです。
他方、手数料が比較的高いのはデメリットでしょう。また、利用便の発着時間次第では営業時間外であったり、ハイシーズンには長蛇の列ができて時間がかかったりすることもあり得るため、必ずしも思い描いていた通りに両替できるとは限りません。最低両替金額や交換できる紙幣の種類(現地通貨、日本円ともに)に制限がある両替所もあり、必要以上の両替を迫られるケースも少なくありません。
空港の両替所を利用する場合は事前に営業時間や各種制約について調べておいて、時間に余裕を持って両替所を利用するようにしましょう。
(5) 日本で両替
日本国内の銀行や外貨両替所などでも、円から米ドルへの両替が可能です。
銀行は一般的に信頼性が高く、安心して両替を依頼できるでしょう。ただし、多くの銀行(メガバンクを含む)では、外貨両替のサービスを縮小・撤退する傾向にあります。これは、AML(アンチ・マネー・ローンダリング=資金洗浄対策)上の負荷が大きいことやキャッシュレス化が進んでいることなどの理由によるものです。このため、お住まいの地域によっては、銀行で円を米ドルに両替をするのは難しいかもしれません。
一方で外貨両替所については、多くの場合、銀行よりも営業時間が長い、あるいは取り扱っている外貨の種類が多いといったメリットがあります。その反面、両替手数料について条件付きで差別化するなど、やや複雑な手数料体系を採用している両替事業者が割と多く、費用(手数料)についての比較検討が難しいことはデメリットといえるでしょう。
米ドルへの両替にはGLOBAL PASSがおすすめ
アメリカなどの、米ドルが使われている国や地域へ渡航した際に利用する米ドルの現金を準備するには、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSを利用するのがおすすめです。
GLOBAL PASSはいわゆる国際型キャッシュカードで、その利便性から海外旅行好きの方々の間でにわかに人気が広がり、累計発行枚数は40万枚を突破しています。(*1)
GLOBAL PASSの一番の魅力は、ご自身の外貨預金(*2)をそのまま海外での支払いに充てることができる仕組みを有している点です。米ドルを含む世界の17通貨の外貨預金を、現地での支払いにそのまま使うことができます。もちろん、先述の「米ドルが使われている国・地域」では、米ドル預金を使った支払いが可能です。
しかも、対象の17通貨を購入する際の為替手数料は、SMBC信託銀行プレスティアの「為替手数料無料プログラム」の適用により、いつでも無料です。(*3)
GLOBAL PASS を使えば、米ドルの現金を、VisaまたはPLUSマークのついた現地のATMを利用して引き出すことができます。しかも、その際の海外ATM手数料は無料です。(*4)
また、GLOBAL PASSはデビット機能を備えておりタッチ決済にも対応しているため、海外でのお買物やお食事などの際の支払いにもスムーズに対応可能です。
このほか、アラートサービスに登録しておけば利用の都度Eメールで通知があるので、渡航先でのお金の管理がしやすいほか、不正利用があった場合に気が付きやすくなるといった効果も期待できます。
旅行や留学、出張等で米ドルが使われている国や地域へ渡航されるご予定のある方は、是非SMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
[ご参考:SMBC信託銀行プレスティアの外貨普通預金で取扱いのある通貨]
米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、英ポンド、カナダドル、ユーロ、スイスフラン、シンガポールドル、香港ドル、オフショア中国人民元(*5)、タイバーツ、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ
[ご参考:あんしんの各種サービス]
(*1)2026年3月現在
(*2)外貨預金に関する注意事項についてはこちらをご参照ください。
(*3)「為替手数料無料プログラム」の適用条件についてはこちらをご参照ください。
(*4) 海外ATM手数料は無料ですが、現地のATMオーナーによっては別途手数料が発生する場合があります。ただし、プレスティアデジタルゴールド、プレスティアゴールド、プレスティアゴールドプレミアムのお客さまで条件を満たされた場合(詳細はこちら)、あるいは、インターネット口座開設特典が適用された場合(詳細はこちら)には、償還されます。
(*5)SMBC信託銀行プレスティアの取り扱いはオフショア中国人民元のみとなります。中国国内での利用の場合、オフショア人民元普通預金から決済可能です。
米ドルへの両替の手数料比較
円を米ドルへ両替する場合、ニュースなどで報じられている為替レートに手数料が加算された、いわゆる両替レートが適用されることになります。
両替にかかる手数料は通貨ごとに各事業者が決めているので、両替レートは通貨や事業者によって異なります。なお日本国内での外貨現金の取扱にはコストがかかることから、両替レートは外貨預金へ預入する際のレートなどと比べると、2-5%程度割高になるのが一般的です。
このため、各事業者の両替レートを確認・比較して、最適な両替方法を選択するのがよいでしょう。
以下ではご参考までに、国内の主な外貨両替機関の手数料の傾向と比較ポイントを紹介します。
※(ご参考)SMBC信託銀行プレスティア「為替レート一覧表」
- デビットカード
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- ● 円預金を支払いの原資とする場合、VisaやMastercardなど、国際ブランドが決める基本レートにカード発行会社の事務手数料(*6)が加算される。
- ● ATM利用手数料がかかる場合がある。
- クレジットカード
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- ● VisaやMastercardなど、国際ブランドが決める基本レートにカード発行会社の事務手数料(*6)が加算される。
- ● 返済日までの借入利息がかかる。
- ● ATM利用手数料がかかる場合がある。
- 空港
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- ● 手数料が比較的高いところが多い。
- ● 店舗により手数料が異なる。
- 銀行
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- ● 手数料が比較的高いところが多い。
- ● 外貨両替を廃止・縮小している銀行が多い。
- ● 両替専門業者と提携している場合は、提携先の為替手数料となる。
- 両替所
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- ● 一般的に空港等より手数料が安い。
- ● 提携先や両替方法(店舗・オンラインなど)によって手数料が異なる。
- ● 特に海外では、安全な店舗を選んで利用することが必要。
- 金券ショップ
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- ● 一般的に空港等より手数料が安い。
- ● 店舗や通貨の在庫状況により手数料が異なる。
(*6)名称は金融機関により異なります。
まとめSUMMARY
海外の多くの国々ではキャッシュレス化が進み、デビットカードやクレジットカードが利用できるケースが増えています。一方で現金が必要となる場面も少なくないため、米ドルが使われている国や地域へ渡航する際は米ドルの現金をある程度用意しておくのがよいでしょう。
米ドルへの両替は国内外の銀行や空港、両替所などでできますが、実際に両替する際はそれぞれの手数料やメリット・デメリットなどを比較して、ご自身に合った方法を選ぶようにしましょう。
SMBC信託銀行プレスティアのデビット機能付き国際型キャッシュカード、GLOBAL PASSなら、口座に米ドルを入れておけば、現地のATMを利用して現金で引き出せるので大変便利です。
海外へ渡航する予定のある方は、是非SMBC信託銀行プレスティアの預金口座を開設して、GLOBAL PASSの利用をご検討ください。



